チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

ペルーのたび 番外編。

2008-10-04 | 616


旅行記まだ途中ですが、

今日は時間がないので私のお気に入りの写真をご紹介。

チチカカ湖のあるプーノで出会った多分アルパカのベイビーちゃん。

すっっっごくかわいかった!























ね?


かわいいでしょ?


みなさんお仕事お疲れ様。


来週もがんばっていきましょー




ペルーのたび 13。

2008-10-04 | 616


7日目続き。

ついにチチカカ湖のあるプーノに到着。

標高は3800mちょっと。
富士山より高い。

ホテルに入って荷物の整理。
いいホテルだな~
と思いつつ、部屋に入ってまたビックリ。
だって部屋が2つもあるんだもの。








すげーい!

枕の上にはウェルカムチョコレートも置いてあるし…
ちょっとセレブ気分。

で、目的のチチカカ湖は、ホテルの目の前。



↑部屋からも見える 

風が強いので窓からひゅるひゅる音がするけどね
ていうか、窓ガラス、薄っ!!!
日本ではありえないホテルの窓。


ただでさえ寒い上に、船に乗って湖上なので、





完全装備。





船に乗って、ウロス島へ。

ペルーとボリビアにまたがるチチカカ湖。
葦の一種である「トトラ」を束ねて重ねてできた浮島に、
同じくトトラで作った家を建てて、島ができる。

島は一応固定して浮かんでいて、
大抵は一族というか身内で住んでいるんだけど、
くっつけて広げたり、ケンカして切り離したりも自由。

それらの小さな島々を総称して「ウロス島」と呼ぶんだそうだ。

私たちが訪ねていった島のように、観光用のような島もある。
(もちろん彼らもそこで生活はしているんだけど)
そんなことをしていない島もある。



↑見えてきたぞー



↑盛大なお出迎え



↑ボケてて分かりづらいけどこれが「トトラ」の中身


食べれます。
食べました。
味のない大根の細切り、いやもっと繊維質だな、繊維噛み切れないもん。




↑水面下はこんな感じ


700人ほどの島民が生活しているらしい。
浮き島の作り方としては、
湖面に顔を出すようにして生えているトトラを刈り取り、
それをブロックのようにして束ねたものを湖に浮かせ、
さらにその上にトトラを敷き詰める、といった方法みたい。

下の方のトトラが腐ってきたら、また上から新しいトトラを補充する。
でないと沈んじゃうからね。

あんまり説明ちゃんと聞いてないから、
まあ大体そんな感じだと思って読んで下さい。

島には学校や病院などもあって、レストランや売店、
なんと宿泊施設まであるらしい!

これは帰って来てから知った。
うそーん 今度はそこに泊まりたい~ ぜひ。



↑島の人のお気に入りの魚 15センチないくらいの小ささ



↑さすが観光用の島 地図だって置いてある



↑島のミニチュア


観光用の島だ、さすがに。
こんなミニチュアまで作って島の作りを説明してくれる。



↑寸劇


普段どのように食材や物資を得ているのか、寸劇で見せてくれる。
セリフ付きで演技付きの本格派(?)
基本は他民族とも物々交換らしい。





やはり、おばちゃんはおじちゃん顔。
標高が高いので、紫外線も強いのか、黒い。
相撲をとったら確実に負けそうだ。



↑家の中


この辺りは朝晩の冷え込みが激しいので、
そういう時は家族でくっついて寝るそうだ。
この島では、この小さな一軒に5人くらいで寝るらしい。

ソーラー発電機があったので、何に使うのか聞いてみると、



↑テレビでしたー


でもテレビなんか見てたら、若者は陸に行ってしまうのでは?と思ったけど、
そういう人はごく稀らしい。
皆ここで生まれて結婚して死んでいく。
最近では近親結婚のため、色々問題がでてきているらしいけど。

ふと疑問に思ったのでちょっと調べてみると、
ここは陸地に暮らすことのできなかった被差別民の島だった、というのを見つけた。
本当だろうか。
今では混血が進み、陸地でも暮らせるらしいんだけど、
今更生活を変えることにはやはり積極的ではなく、
固定資産税もかからないのでそのまんまなんだって。
もっと色々調べていけば良かったなー。


説明の後はお土産購入タイム。
女の人がそれぞれお店を開いているので困る。
嫁姑関係がもつれたりしないか、とか思うと、
一体どの店で買ったらいいのかと悩んじゃうんだよね…
だって売ってるものほとんど一緒なんだもん。




↑子供はどこの国でも無条件にかわいい しかし色黒だなー



↑トトラで作られた船


これを島民の人が漕いで遊覧にでかける。
なんか日本の童謡をたくさん歌ってくれてビックリ。
でも観光化されすぎてて、なんだかちょっと残念でもあり。



↑戻ってくるとさっきのちびがこけていた


何か言いたそうに泣きながら見上げるちび。
どうしたー
起こしてほしいのかー
お姉さんは助けてなんかやんないぞー
自分で起きな、ほれがんばれー。





泣きながら一所懸命起き上ろうと奮闘するちびくん。
その姿がかわいくてかわいくて。
よーしもう一息だー がんばれがんばれー

と見ていたら、

「かわいそうに、ほら痛かったねー」
と言って同じツアーの女の人が抱き起こしていた。

ちびは無言で走り去る。

その人から見たら私はいじわるしてるように思えたようだ。

ちびっこが泣きながら頑張るのがかわいいのになぁ





島を離れる頃には、もう日が沈みかけていた。





さよならウロス島~

寒そうだからとてもじゃないけど私は住めませんが
1泊くらいならぜひしてみたいですー
と心の中でひっそりと思う。

そういえば寝袋どこにしまったっけ。





ホテルに戻って(ホテルから船着場までは徒歩2分ほど)、
晩ごはんです。
不思議ですが高山病は小康状態を保っています。
ロビーにあったコカ茶おいしかったなぁ。





パンがやたらおいしい印象のペルーだったけど、
ここのホテルのパンは微妙…
プレッツエル風とかハーブ入りとか
いらんことせんでいいからチュタパン持ってこーいと言いたくなる。
でもこれは好き好き。



↑やっぱりスープがトップバッター



↑「鱒料理」と聞いていたけど、ガイドさんは「鱒じゃない」と言う
 じゃあなんだー



↑たぶんレモンタルト こういうのは苦手なのであまり食べれません…





明日の夕方には帰国の飛行機に乗るのね…

明日の観光、いいことあるかな
観光地としては1番標高が高い所に行くけど、
大丈夫かな 私

ひそかな不安を抱きつつ

8日目へ続く!