夏風をひいた、ドリンクタイプの風薬を買って来たら「小児用シロップ」
と小さく書いてあった老眼では見えなかった
第2章
ハプニング
さて、ドリアン汐吹きの後、ワシには人生の光が見えず、失意の淵を今にも
溺れそうな足取りを引きずっていた
それから、1月程して手紙が舞い込んだ
「三重県久居市の40代の夫婦です、妻のパートナーを探しています、
一度私と、面接して頂きたく、お手紙しました」
そんなが,まゆみ姉さんの、旦那さんから来た。
ワシとしては、ミッションインポのトラウマを引きずり、悩んだが
わら山の中で針を探す気持ちで、お互いの中間地点の、桑名のインターで合流した
お遭いした、ご主人は当時45歳、舘ひろし似のダンディーな人だった。
「僕は今まで、散々遊んで来たが、女房は処女で結婚して、僕以外の男を
知らないので、教えてやりたいので、長い間説得して、この前やっと、実行したが
女房が相手の男を受け入れられなくて、失敗した(トイレに立てこもった事は、
まゆみ姉さんから聞いた)今度も失敗すると、もう後が無いので、年下の
女房の好みの男性を探している」そう告げられて、姉さんの写真を見せられた
写真の姉さんはとても綺麗で、ワシとしては不足は無かった、
翌日があり、ワシは合格して、姉さんの合意を得て、次の土曜の夜の22時に
広い井村屋の駐車場で逢った
挨拶もそこそこに、言われた言葉が「御免なぁ、○○君、急に女房が生理になってな、
でも、せっかく来てくれたのだから、行こうか」
そう言われて、に入った
実際に逢った、まゆみ姉さんは、妖艶で明るい人だった、
とりあえず、別々に入浴して、ご主人が「遠くから来てくれたんだ、
サービスしてやりぃ」そう言うと「せやなぁ、御免なぁ、こんな日になって」
と、姉さんは、優しく抱いてくれた。
ワシは「生理」と聞いて今日はやらなくてもいいのだと、思うとスッと肩の荷が下りて
気が楽になり、力抜いてまゆみ姉さんに身を任せた
生理ショーツにガードルを穿いた姿は、全裸より逆に、艶かしく、ガードルのすべすべの肌触りも
心地よかった、ワシは他の事は何も考えることが無く、
この美しく妖艶な女性に抱かれている事に夢見心地だった
今回の成功を確認した、ご主人は次回からは同行することなく、2人の時間が続いた、
ワシは初回のことで、もうすっかり、リラックスできて、トラウマも消えた
10年近く続いたのは、お互いの相性も良かったのだと思う、
姉さんの家の長男が結婚して同居する事になり、ピリオドが打たれたが
今でも、若々しく、美しい姉さんの思い出は、忘れる事は出来ない
今年の初めだったか、ご主人から
「また、まゆみのを昔みたいに自由に使ってくれ」と連絡があったのは
ここでも、報告した、姉さんともで話したが、
義理のお母さんが癌になり、介護が決まったのでになったと報告した
その後、ご主人と話したら、頑として逢うのは嫌だと拒否さたそうで、
若い時の綺麗な自分の思い出のワシに、今の歳を重ねた自分を見られたくない
女心なので、許してくれ、そう言っていました。
優しくても、1本筋の通った気性のまゆみ姉さんらしいと思った
”思い出は美しく” これが正解だと思う
これからは、時々とで元気を分けてもらう事にする。