鳥撮り's blog

自宅周辺の野鳥を撮りためました

望星丸がやってきた

2016年06月07日 | 野鳥

先日南港の海遊館横の岸壁に東海大学海洋学部の海洋観測実習船「望星丸」

が寄港しました。望星丸は何年か前にも来港したことがありました。

                        <南港に接岸した望星丸です>

私が同大海洋学部の学生の頃は東海大学には「東海大学丸Ⅱ世」と初代「望星

丸」の2隻の実習船があり、私はなぜか海洋実習は「東海大学丸Ⅱ世」で望星丸

ほとんど乗船しなかった記憶があります。「東海大学丸Ⅱ世」では、なくなられ

佐藤孫七船長に大変お世話になった記憶があります。気さくな船長で、いつも

船長を慕う学生たちに周りを囲まれて、笑顔の船長さんでした。

現在「東海大学丸Ⅱ世」はその役目をおえ、美保の松原にある東海大学海洋

博物館に鎮座しています。初代望星丸はマグロ漁船を改装したもので、外見

は漁船そのものでした。

今回寄港した望星丸は海洋観測実習船として設計されたもので、居住性は

抜群のようです。船内は客船のような雰囲気で、外観はスマートで、なかなか

のスタイルです。

       <ブリッジです。機械化されて非常にシンプルなつくりです>

              <左端に塗装のはげた繰舵輪が見えます。昔のような木製の大きなものではなくなっています>

        <入出港時に海上保安庁や、船舶同士のやりとりに使う安立社製国際VHF無線機です>

          <ブリッジ左ウイングにあるコンパスです>

    <JRC(日本無線)GPS受信機です。精度が非常に高く±5mだそうです>

  <最大6000mの深海から採水する採水機です。1本25万円とのことです>

望星丸は海洋実習をかねて来航し、一般公開したとのことですが、来年度の

大学入試のPRも兼ねているようです。どの私学も少子化の波をまともに食ら

っていますからね。