「森国久像建立記念式典」のお知らせ
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃より「森国久顕彰会」について周知広報のご協力を頂きお礼を申し上げます。
さて、全国の離島振興及び天草架橋に尽力した森國久の顕彰事業の一環として森國久像建立
活動を推進して参りました。
天草及び全国の皆様からご寄付ご協力により本年10月に「森國久像」が完成し、天草ビジ
ターセンターにおいて下記の内容で除幕式を開催する運びとなりました。
つきましては、ご多用中誠に恐れ入りますが、ぜひ皆さまにも見ていただきたくお知らせ
申し上げます。
また、取材・広報のご協力もいただけますと幸いに存じます。
記
式典概要
■開催場所:天草ビジターセンター展望広場(天草市松島町合津6296-2)
■開催日時:10月24(日)11:00~12:30
■式典内容:主催者挨拶・来賓挨拶・除幕等
■参加者 :来賓・役員他・その他一般
■主催 :森国久顕彰会
■後援 :上天草市・天草市・天草四郎観光協会・宝島観光協会
いよいよ、実現の運びとなりました。
2017年8月に活動を始めて、おかげさまで、この日を迎える事が出来ました。
今週末24日(日)に記念式典を行います。
どうぞ、皆さま、天草に尽くした男、森國久像を観てください。
森國久とは
森國久は新聞記者を振り出しに警察官や民間団体役員を経て、36歳のとき故郷
の天草郡樋島村の村長に就任する。その後、初代龍ヶ岳村長・町長、天草郡町
村会長、天草振興協議会会長、初代全国離島振興協会副会長、天草架橋期成会
副会長など地方自治の要職を歴任した。
その間、首長として草の根民主主義の理念の下、画期的な地域振興や福祉政策
を施行し地方政治に新風を吹き込んだ。
また天草の地域振興には天草架橋は不可欠と考え、天草架橋期成会や熊本県離島
振興協議会を結成を準備する等現実的な運動に着手した。
森國久は天草架橋の中央政官界との着工交渉など地域振興に並外れた指導力を
発揮し、天草の離島振興のみならず、全国の離島振興のために奔走し、全国離島
振興協議会副会長、政府設置の離島振興対策審議会委員として重要な政策決定に
深くかかわった。
なお、天草架橋開通後の天草振興を展望し、観光・道路・天草地場産業の確立等、
天草の地域創生を精力的に推進した。
しかしながら、これらの10年間の全力疾走とも言える激務がもとで、もっとも
力を注いだ天草架橋の正式着工決定を目前に48歳で急死し、惜しまれながらこの世
を去った。
平成三十年度熊本県近代文化功労者として顕彰される。
(※森國久は、架橋着工の足がかりをつけながら急死し、開通に立ち会えなかった
事もあり同姓の森慈秀氏(1958年~大矢野町長)と混同され易いが別人である)