和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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唄の力

2012-02-26 05:15:11 | 日記

皆さま おはようございます。 パソコン病中のゆうさんです。

少しパソコンに向かいすぎてしまい、体調がおかしくなってしまいましたので・・

絵文字や写真、動画などの組入れをたちまち止めておきまして、文字のみで

書いてみようと思います。




何日かお休みをさせていただきまして、その間私は色々と過去を振り返ったり

今を考えていたり、なぜブログを書いているのか!? なぜ生きているのか、

なんで民謡をやっているのか!? などなど色々なことを考えておりました。




私には色々な民謡仲間がいます。 その中でも2年前に再開したまま・・

会っていない友人がおります。 その友人とは同じ民謡大会にも出場したこと

がございます。 観覧席で見ていてあまりの唄の素晴らしさに鳥肌が立ったのを

今でもよく覚えております。 つまり、その友人は私の中で消えることのない

民謡人になったということであります。





私が目指すところはそこなのです。 プロの世界に行くことは不可能でありま

しても、その友人のような人の心の中に住み続けるような唄が唄える民謡人に

なりたい!! そこが大きな目標でございます。 その友人は、その大会に

1度出場しただけで・・ それからは出場しておりません。 少し寂しく残念

であります。 それだけ鳥肌が立っても・・ 決勝に残れなかった・・





しかし、私や母の心の中では鳥肌が立ったのは、その友人一人でした。 審査

員には決勝落ちしましたが、僕達の心に大きく残った唄を唄い残したというこ

とが、とても大きなことだと僕は思っております。 あの人の唄が聞きたい!

と人が言ってくれるような・・ そんな民謡人になるために・・ 私は民謡を

頑張っているのだと思っております。





テレビで色々なプロが民謡を唄ったりしておりますが・・ その中で皆さまの

心に植え付けられるほどの民謡歌手がどのくらい存在していることでしょうか

? 私は実は昨日、新たに一人増えました。 それいけ民謡うた祭りで青森県

の若手の高橋さんという唄い手です。 なんと素晴らしい!! 民謡の天才

です!




若くしてあれだけの唄が唄えるというのは、唄がうまいというだけじゃなく、

僕はあの方の人生の生き方に興味がございます。 どんな生き方、そして・・

どういう心構えで歩んでおられるのか!? きっと素晴らしい心の持ち主で

あることでしょう。 





人間というものは、良いことばかりでは生きられないからであります。

がしかし悪い局面が迫ってきた時に、その局面をどう乗り越えてゆくのか!?

そこのところに対する心の構え方が立派であるか!? ないのか!?で歩む

方向性が大きく変わってくるのだと私は思っているのです。 高橋さんの唄

に迷いはなく堂々とされていて・・ 切れもある!!





あの若さで あの唄!! きっとあの方は民謡界を大きく支えてくれること

でしょう。 めったに現れない逸材であると私は思いました。

高橋さんに拍手を送りたいと思います。 そりゃ人それぞれ好みはございます

。 皆さまの好みも私の好みも違うのが当たり前です。 





私だって・・ 素人だけれども・・ 民謡を通じて何かをこの世に残せる人間

になりたい。 生きてきた証を残してみたい。 私は隠岐の島で中級クラス。

それも証であります。 でも、それだけではなく、人の心の中に残る唄い手。

そして弾き手になることが大きな夢なのです。 皆さまの夢っていったい何

ですか!? 夢を持って生きておられますか!?





夢を持ってる人間と持ってない人間  同じ人間でも日々歩んでおりますと

大きな差になって表れてくるものであります。 最近、私は若い学生さんに

よく聞く質問があるのです。 「あなたは夢を持っていますか?」と・・

この問いに答えられる若者は意外と少ないです。





その中でも、ちゃんと夢を持っている若者がおりますと、私は笑顔になり、

握手をしまして「お互いに夢に向かって頑張ろうね」といいます。

夢や目標を持って人生を歩むというのは素晴らしいことであると私は思い

ます。  昔の人は、今の若い人と比べて夢を持っている人が多かったよう

に感じております。





なぜなら、日本の時代は厳しく → 昔はモノがなかった → 食べるモノ

も少なかった → 腹いっぱい食べたい思いがつのる → 大人になったら

お金を稼いでたくさん美味しいモノを食べようと勉学に励んだ。

そういう時代の厳しさ、モノのなさが生んだ自然の原理によって人は上を

目指したのだと私は考えています。





しかし、今の若い子供達には、時代が昔と違って割りと裕福でなんでもある

時代ですので・・ 大人になったら → こういう大人になりたい!!とか

の夢がどうもないみたいなのです。 もちろん皆ではないけれども・・

夢の話とも合わせまして、どうも活力があまり感じられないのです。

目標や夢を持っていないといいますか・・





そういえば・・ この間、民謡大会があって・・ その会場で素敵な笑顔

を振りまいている子供がいました。 その笑顔はキラキラ輝いていて

今の時代に珍しく、私には新鮮に映りました こんな素敵な生き

生きとした小学生がもっともっとこの日本に増えてほしい!! 私は心の

底からそう思ったのでした!!





その小学生はジュニアの部にも出場していたと母が言っておりました!!

がしかし、私は聞けなかった。 私は友人が決勝に残り舞台裏で待機して

ましたから・・ 母が言うには、目が覚めるほどの大人顔負け

の素晴らしい唄だったということであります。





その子の笑顔=素晴らしい唄=よい家庭環境=民謡力 

このバランスだと私は思う。 日本の平和のためにこれからの時代、

そういった子供達が一人でも多く増えてほしいと私は願います。






民謡を小さな頃から聞いたり、習っておきますと・・ 大人になった

時には大きな心の財産となりまして・・ その唄や曲が聞こえてくる

度に 心が癒されることとなるのですから・・ 






その癒しが自らを救い、和ませ、生きてゆく力になってゆく

のだと信じております。 私が始めて広島の本通りで、しげさ節を

弾いた時にも・・ 隠岐の島から巣立って10年・・ 広島の地で働き

生きてきたという男性がやってきて満面の笑みでこう言ってくれた

んです。




「遠くからふるさとの曲が流れてきた 

私は思わず嬉しくてそこに向かって

走りだしたのです 懐かしくて感激しました 





隠岐の島から離れて10年・・ その男性はどんなことを想い・・

この広島で働き生きてきたのでしょうか・・ 私はとにかく、その

男性がふるさとを懐かしく思い出せたということが嬉しくてたまり

ませんでした  ふるさとを思う心・・ この気持ちが

どれだけ尊く素晴らしいものであるのか・・ 私は思いをはせるの

でした。





私は自分にはできないかもしれないけれども、私は夢のタイトルを万が一

いつの日か取れたなら・・ 民謡教室を開いてみたい。 けれども、

独学の私が開けるわけがないと皆様には笑われることでしょうけれども

私のような一風変わった人間が教えるのも、おもしろいかもですよ^^





かつて亡くなった私の父は小学生のソフトボールの監督をしておりまして

私の母校であります、ひとのせ小学校という当時全校生徒90名くらいの

田舎の小学校でしたが・・ 一生懸命鍛え上げては日々精進しまして・・

補強もございましたが・・ 広島県代表に7度選出、全国大会(滋賀県)

で3位に2度なる栄誉を成し遂げまして、その世界では名を残しました。





父が育てた姿をよく見ていた私は・・ 今、思うとなんて素晴らしいお

手本を近くで見せてもらってたのか。 なんて素晴らしい父親の息子で

あるのか。 僕は恵まれているんだなって今、思うのです。 でも皆さん

ここまで読んでみると、いい父親に思えるでしょ(笑) 父も人間です。

もちろん良いばかりだけではありません。




それだけの人間力を持っている人ですから・・ 裏を返せばとんでもない

人間でもありましたから・・ それが人間なのだと僕は思う。

そこを母は耐えに耐え・・ 僕ら子供を逃げずに育ててきたわけです。

いや、逃げる場所もなかった。 逃げられなかったんです。 3人の子供

を抱えてあの当時、生きてゆく自信がなかったと言っておりました。




最後にヘンなことを書きますが・・ 私は毎日、後悔のないように生きて

おります。 今日が最後になるかもしれない・・ あすはないかもしれない

そう毎日思って生きております。 今も、この文章が皆さまに伝える最後

の文になるかもしれません。 そう思いまして書いております。 ですので

そこまで伝えなくてもとか・・ 思われる方々もたくさんいらっしゃること

でしょう。




でも、中途半端にブログを書くなら・・ 表だけの自分を表現するだけなら

僕にはあまり意味がないのです。 僕は自分という人間を通してリアルに

感じていただきたいのです。 良いことばかりだけではなく、悪いことだって

伝えたい。 それが人間だから・・  現実だからであります。 つまり

読んでくださっております皆様お一人一人が私の生きている証人です。




明日はこないかもしれないと思うからこそ、今を大切に、そして一生懸命に

生きてゆくことができるのだと私は思っているのです。 ご拝読誠にありが

とうございました。 それみんの高橋さん、そして私の会っていない民謡

友人、そして誰より愛らしい笑顔を見せてくれた天才少女に拍手 

そして、何よりも、このブログをいつも読んでくださっております皆様に

心から ありがとう 







 

追伸 ブログ休憩宣言後にも関らず閲覧、またポチッとしてくださりましたファンの皆さま、誠に胸が熱くなりました。 どうもありがとうございました 皆さまの幸せを心より願っております。 どうか素晴らしい一日を送ってくださいませ 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます♪ (riri)
2012-02-26 08:49:02

ユウさんの熱い想いが伝わりました

明日がある保証なんてどこにもないんですよね。
今まで生きてきて、そうゆうの、よく感じます。。。

だからこそ今この瞬間を大切に、今伝えたい事は後回しにしないで今伝えなきゃ!
会いたい人には会いに行かなきゃ!
そんな想い。。。


夢を持てるって本当に素晴らしい事ですよね♪
生きる力になる

夢に向かって頑張ってるユウさんを見ていたら
私にも活力が湧きます♪
ありがとう!
頑張ろう!
\(^ー^)/
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riri さんへ (ゆうさん)
2012-02-26 18:37:45
riri さん コメントおおきに
毎日を後悔などせずになるべく生きるって・・
なかなか難しいことですよね・・
でも、毎日と思うと何日をありそうですが・・
確実に人生の一日は毎日終わっているのです

自分の人生なんて、いったい何日あるのかなんて誰にもわかりゃしません だったら何が起こっても不思議じゃ
ないですし、今をどう生きるか・・

私はこの間、大先生に「あなたの三味線の音には角があるから唄いにくいのよ」と言われまして それ以来・・ 三味線の音色について深く考えておりますよ

なにしろ独学だから、誰も教えてはくれませんから・・ どうやったら角の取れた良い音色になるのか ただ今、研究中でございます。 お互いに頑張りましょうね 
返信する
ユウさんファイト♪ ()
2012-02-27 00:29:03
ユウさんの熱い思いが伝わって参ります。
毎日を悔いなく…
見習わなくちゃ。
私が苦境にいた時に励まして頂いた言葉を忘れません。
甘えた心を入れかえて夢に向かって頑張る所存であります。
お互いに切磋琢磨して頑張りましょうね!(b^ー°)
辛い時には励ましあってね♪~θ(^0^ )
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Unknown (夏生)
2012-02-27 01:09:27
みんなのコメント読んで、あたしも頑張ろう!って、そうだよねぇ、って、励まされる場なんだよね、ここって
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心さんへ (ゆうさん)
2012-02-27 16:06:28
心さんコメントありがとう。 心さんは大きな山を越えております。 来年の春の広島コンサートでは、素晴らしい長持唄を披露してくれることでしょう

心さんの心の中の全てを唄に代え私達に聞かせてくださいね。 唄にはその人の人生が映ると僕は考えているのです。

心さんは民謡を愛し、そして仲間を大切に想う人・・ まさしくそれは、素晴らしい民謡を唄える心の持ち主でございます。

舞台の上でみんなのそれぞれの人生が聞ける日が待ちどおしいです。 民謡を通してこれからも絆を深め高めて参りましょう!! 
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夏生さんへ (ゆうさん)
2012-02-27 16:13:08
夏生さんコメントおおきにー^^ 夏生さん、花笠音頭弾いてくれてますかー ゆうさんは秋田小原節を練習しているのですが津軽は難しいけれども、前、後と音が交互に違う音色が出せるので成功した時には楽しいですね。

まだ1割くらいだけれども・・ また7割くらい弾けるようになったら、動画にしてみんなに見てもらえるように頑張ってみるね~♪
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