民謡ファンの皆様こんにちは 今日の広島は高温注意報が発令されておりますよ 体を冷やすためにも海や川で楽しみたいものですね そういえば、この間、江田島市能美の海岸に泳ぎにいったら、海面を浮く大きなボードの上に立ってオールを漕いで進んで楽しんでいる家族がおられました とっても楽しそうでね 観ていて私も心がワクワクしちゃいました
話は本題に参ります。 民謡人として頂点を目指し、優秀な成績を残された素晴らしき民謡人に訪れる、民謡人生の選択について語りたいと思います。 60億といわれております世界の人口の中のたった一人が民謡について語りますので、あまり気にされないでくださいませね。 私には運命を変えるほどの大きな影響を与えてくださった大切な民謡人が2名ほどいらっしゃいます。 お一人は現在80代であります、広島県の赤田鶴子先生です
先生は40代の頃、日本民謡協会の全国大会に於きまして見事日本一に輝かれたと聴きました。 その時にレコード会社からプロへのお誘いもあったそうですが、先生はプロの道を選ばなかったのです。 理由は色々とあるとは思いますが、プロになる実力がありながらプロという道を敢えて選ばなかったということだと思うのです。 私は民謡を10年ほど行っておりますが、プロ歌手などと名前がつきますと、正直、身を構えてしまいます
やはりプロと素人との間の垣根はあるような気がするといいますか・・ 大有りだと思うからなのです。 私の民謡仲間の一人は 「プロに粗相があっては絶対にいけないと師匠から厳しく教えられてきたんよ」と、こそっと私に教えてくれたことがございます。 もちろんだとは思います。 私はかなり変わっていると昔から人から言われておりましたが、私の考え方では、プロも素人も同じ人間であり、どちらも同じような生き物という感覚は本能では持っているつもりですが・・ やはり、そんな変わり者だと言われる私だってプロと聴くと、どうも苦手意識はあるのです。
どうしてプロと聴くと苦手意識があるのかというと・・ 私の中でのプロというのは、個人対個人での契約が通らないので話相手に入っていただけないといったケースがよく起こることなのです。 プロというのは、レコード会社との硬いルールを取り決めた上でプロとしての活動を行っているために、私一人が、いくらその方を好んでも、個人的な要請を直接行えないという厳しさが、そこには高い塀としてあるからなのです。
なので、私はプロの方との交流は、ほとんどありません。 それでも、由里さん、桜さん、ゆかりさんなど大好きで心から尊敬している民謡人さんは何名もいるのですが、私が勝手に交渉はできない方々となると考えております。 そんな中、今年の春、プロである須賀道子さんが私の主催するコンサートに出演してくださるという奇跡が起こったのでした 正直、夢だったことが本当に実現になり、コンサートが成功できたということは、誠に奇跡としかいいようがなかったように感じられ、プロでありましても、絶対に繋がることが出来ないなどと勝手に決めていてはいけないのだと私は考えるように変わることが出来たのでした。
次にお二人目の方は、熊本県の高見春代さんです。 春代さんは、私が「日本民謡フェスティバルでのことを、ブログに書いてもいいですか」との問いに対して 「どんどん書いてください」 と、おっしゃってくださいました。 普通、ブログに書かれるのを嫌がる方は多々いらっしゃいますが、そのように、どんどんと言ってくださる民謡人さんは、滅多に存在いたしません。 私が思うに、高見さんは、民謡の発展のためになればと、そんな風に良い方向に考えてくださってるんじゃないかなと想像しております。
そのような器の大きな考え方が出来る方だからこそ、あのような見事な唄が歌える民謡人になられたのだと私は感じました。 高見さんも日本民謡協会での全国大会で優勝されCDも販売されておりますが、プロの道を選んでおられません。 もし高見さんがプロになっていたならば、伴奏人もプロを使っておられたんじゃないかなって私は思いました。 私のような素人では、プロとは世界が余りに違うので、民謡でのお付き合いがとてもしにくく、又、縁が実りません。 プロの競技大会への参加は、しにくい風潮などもございますですしね、だからこそ、私達、素人とプロの間には、壁のようなものがあるように感じております。
だから、素人の私にとりまして、赤田鶴子先生や高見春代さんのようなプロの実力を持ちながらも、プロにならなかった民謡人さんという方が、非常に大きな影響力を私達に与えてくださっているわけなのです。 もちろん、ゆかりさんと一瞬お話できたりだとか・・ よく頑張っても握手をしていただくのが本来のところ精一杯の背伸びでありましてね。 もうそれ以上は何も望めません。 常識ですものね。 ただただ喜んで、それで終わりです。 だけれども、その握手のひとつが、一人の民謡人にどれだけの感激とやる気と勇気を与えてくださるのか を考えますと、とても有意義なことであることは確かなことなのでございます 本日もご拝読、誠に有り難う御座いました
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話は本題に参ります。 民謡人として頂点を目指し、優秀な成績を残された素晴らしき民謡人に訪れる、民謡人生の選択について語りたいと思います。 60億といわれております世界の人口の中のたった一人が民謡について語りますので、あまり気にされないでくださいませね。 私には運命を変えるほどの大きな影響を与えてくださった大切な民謡人が2名ほどいらっしゃいます。 お一人は現在80代であります、広島県の赤田鶴子先生です
先生は40代の頃、日本民謡協会の全国大会に於きまして見事日本一に輝かれたと聴きました。 その時にレコード会社からプロへのお誘いもあったそうですが、先生はプロの道を選ばなかったのです。 理由は色々とあるとは思いますが、プロになる実力がありながらプロという道を敢えて選ばなかったということだと思うのです。 私は民謡を10年ほど行っておりますが、プロ歌手などと名前がつきますと、正直、身を構えてしまいます
やはりプロと素人との間の垣根はあるような気がするといいますか・・ 大有りだと思うからなのです。 私の民謡仲間の一人は 「プロに粗相があっては絶対にいけないと師匠から厳しく教えられてきたんよ」と、こそっと私に教えてくれたことがございます。 もちろんだとは思います。 私はかなり変わっていると昔から人から言われておりましたが、私の考え方では、プロも素人も同じ人間であり、どちらも同じような生き物という感覚は本能では持っているつもりですが・・ やはり、そんな変わり者だと言われる私だってプロと聴くと、どうも苦手意識はあるのです。
どうしてプロと聴くと苦手意識があるのかというと・・ 私の中でのプロというのは、個人対個人での契約が通らないので話相手に入っていただけないといったケースがよく起こることなのです。 プロというのは、レコード会社との硬いルールを取り決めた上でプロとしての活動を行っているために、私一人が、いくらその方を好んでも、個人的な要請を直接行えないという厳しさが、そこには高い塀としてあるからなのです。
なので、私はプロの方との交流は、ほとんどありません。 それでも、由里さん、桜さん、ゆかりさんなど大好きで心から尊敬している民謡人さんは何名もいるのですが、私が勝手に交渉はできない方々となると考えております。 そんな中、今年の春、プロである須賀道子さんが私の主催するコンサートに出演してくださるという奇跡が起こったのでした 正直、夢だったことが本当に実現になり、コンサートが成功できたということは、誠に奇跡としかいいようがなかったように感じられ、プロでありましても、絶対に繋がることが出来ないなどと勝手に決めていてはいけないのだと私は考えるように変わることが出来たのでした。
次にお二人目の方は、熊本県の高見春代さんです。 春代さんは、私が「日本民謡フェスティバルでのことを、ブログに書いてもいいですか」との問いに対して 「どんどん書いてください」 と、おっしゃってくださいました。 普通、ブログに書かれるのを嫌がる方は多々いらっしゃいますが、そのように、どんどんと言ってくださる民謡人さんは、滅多に存在いたしません。 私が思うに、高見さんは、民謡の発展のためになればと、そんな風に良い方向に考えてくださってるんじゃないかなと想像しております。
そのような器の大きな考え方が出来る方だからこそ、あのような見事な唄が歌える民謡人になられたのだと私は感じました。 高見さんも日本民謡協会での全国大会で優勝されCDも販売されておりますが、プロの道を選んでおられません。 もし高見さんがプロになっていたならば、伴奏人もプロを使っておられたんじゃないかなって私は思いました。 私のような素人では、プロとは世界が余りに違うので、民謡でのお付き合いがとてもしにくく、又、縁が実りません。 プロの競技大会への参加は、しにくい風潮などもございますですしね、だからこそ、私達、素人とプロの間には、壁のようなものがあるように感じております。
だから、素人の私にとりまして、赤田鶴子先生や高見春代さんのようなプロの実力を持ちながらも、プロにならなかった民謡人さんという方が、非常に大きな影響力を私達に与えてくださっているわけなのです。 もちろん、ゆかりさんと一瞬お話できたりだとか・・ よく頑張っても握手をしていただくのが本来のところ精一杯の背伸びでありましてね。 もうそれ以上は何も望めません。 常識ですものね。 ただただ喜んで、それで終わりです。 だけれども、その握手のひとつが、一人の民謡人にどれだけの感激とやる気と勇気を与えてくださるのか を考えますと、とても有意義なことであることは確かなことなのでございます 本日もご拝読、誠に有り難う御座いました
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副業はできないので実力をお持ちでもボランティアで活動なさっている民謡人さんは他にもいらっしゃるはずです。
もしくは三味線、衣装、交通費に充ててトントンになさっているか。そうすれば問題ないでしょうから。
プロの世界は不安定です。民謡の方は演歌と掛け持ちになるでしょうが、実力は上でも若いアイドルに比べて地味になりがちです。
生活がかかっています。お金がなくなると生徒さんに指導するために三味線を持つこともできなくなります。
「孫」で有名になってもさくらんぼ農家の大泉逸郎さんのように殆どの方は本業を持ちながら活動なさっていると思われます。