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 熊本支援コンサートHANA 明日開催 in くれ絆ホール 12:30(披露曲 発表)

2017-04-08 06:29:08 | HANA 民謡コンサート



オープニング 安来節(島根県) やすぎぶしは、日本三大民謡の一つとされ、100年もの歴史のある島根県を代表する民謡曲です。 中でも、どじょうすくい踊りは、田んぼで、ヒルにかまれながらも奮闘する様が楽しくゆかいであり、どじょうを捕まえる見事な演技と笑顔が見どころです。


第一部

1.隠岐しげさ節(島根県) おきしげさぶしは、島根県は隠岐の島に伝わる民謡曲です。 この島は、昔、後醍醐天皇や後鳥羽上皇が島流しにされたことで有名です。 大自然が美しく残っており、山の緑や花が綺麗で、まさに絵になる島なのです。

2.ひえつき節(宮崎県) 焼畑の稗畑から収穫した稗の穂先を、木の臼でついて脱穀する作業から生まれた唄です。 冬季に6人1組でついていたそうで集落ごとに唄われていたと伝えられています。

3.秋田船方節(秋田県)あきたふなかたぶし: 遠く日本海に出た船乗りが、厳しい、しけと遭遇し、綱もいかりも手につかず命からがら港に着けば・・「可愛いあのこ」の顔を見て、船乗りは末代、孫の代まで止められないと改心する様子を唄ったものです。

4.日向木挽唄(宮崎県)ひゅうがこびきうた: 木材の切り出しや製材の時に、大きなノコギリを手にした木挽き山師達によって唄われた仕事唄で、冬の農閑期を利用して九州へ出稼ぎに行った、広島県の木挽き職人が伝えた「広島木挽き唄」だといわれています。

5.祖谷の粉ひき節(徳島県)いやのこひきうた: 祖谷地方は、傾斜の急な山ばかりで、粟、稗、などを粉にして常食としていた。 その粉引き作業は主に、嫁の夜なべ仕事であり、昼間の疲れからくる睡魔に耐えるために唄われたと伝えれています。

6.おてもやん(熊本県) 熊本民謡の 代表格とも言われております。熊本弁が強く出た陽気な歌詞が特徴で、元々は、花柳界の お座敷唄であったと伝えられております。 多種の和楽器が使われており聴き応えのある民謡曲です。

7.久留米のそろばん踊り(福岡県) 久留米市の新民謡。『 久留米機織(はたおり)唄』とも言い、元は久留米絣(くるめがすり)を織る際に歌われた。 はたおりを行う音が、そろばんを振る音に似ていることから、この名がついたそうです。



第二部

1.音戸の舟唄(広島県) 瀬戸内海に面した呉市と倉橋島の間にある音戸の瀬戸を行き交う船頭たちによって歌われてきました。 ここの流れが急流で舟で人を渡すのには大変な苦労をしており、それを唄の力で乗り切っていたのでした。

2.秋田小原節(秋田県) 山に狩人が鉄砲を持ち犬を引き連れ鹿を見つけます。 鹿さんは命の覚悟を決めるのですが、残された妻や子のことを思うと涙が溢れ落ちます。 その涙の命が自分より先に土に消え去る様子を唄っています。

3.西条酒造り唄(広島県) 東広島のお酒どころである西条に伝わる民謡曲です。 毎年、西条では全国から1000銘柄の品種を集め、盛大にお祭りを開催しております。 お酒造りや商売繁盛を願う、めでたい歌詞が心を沸きたてます。

4.下津井節(岡山県) 下津井は、幕政時代、瀬戸内海の交通の要所として栄えました。 北前船の船頭たちによって酒の席で唄い継がれてきたそうで、岡山県を代表する民謡唄として有名です。

5.関の五本松(島根県) 長い航海を経て美保関(みほのせき)に寄港する船人達は、海上に島根半島の影が現れると、まず五本松を見つけ、これを数え合っては航海の無事をよろこぶ習わしであったと伝えられています。

6.外山節(岩手県) 外山節は、明治24年に牧場が発足し、多くの馬が育成されたましたが、その時の草刈り作業の唄だったそうです。 女性の人生を、キキョウやわらびに例え、若さの素晴らしさと老いる姿を詩に代え、上手に表現されています。

7.本荘追分(秋田県) 秋田県は、由利郡地方に伝わる格式高いお座敷唄です。 野を焼けば草木や虫などが栄養となり、日もたくさん射すことから、わらびには最適な環境が生まれる様を唄っています。



8.菅笠節(兵庫県) 昔、姫路にて身分の高い、お夏と、低い、清十郎が恋をしました。 二人は夜逃げを試みますが清十郎は濡れ衣を着せられ処刑されます。 お夏は悲しみ狂って、あっちこっちを向いても清十郎を探すばかり。

9.五木の子守唄(熊本県) 貧しく学校にも行くことの出来ない、子守奉公をする女の子が、一生懸命に子供をあやそうと試みるが泣き止まない苦労や、ふるさとをあの山の向こう側に思い起こしては、親を懐かしむ情景を唄にしています。

10.牛深ハイヤ節(熊本県) ハイヤ(南風)に乗って南の島に行った船乗りたちが牛深に持ち帰った唄が、今度は牛深に寄港した船乗りたちによって全国へ伝えられていき広まったのだと伝えられています。


明日、運命の時を迎えます  なんとか天気、持ってもらいたいです  もう二度と揃えることの出来ないスペシャルゲストが皆様のご来場を心より楽しみにお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます 


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追伸:4月1日の中国新聞に熊本支援コンサートHANAについての記事が載りました(嬉)







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4 コメント

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Unknown (夏生)
2017-04-08 17:31:15
いよいよ明日だね、ゆうさん。ここまで色々とあっただろうけど、明日、ゴールであり、スタートでもあるかもしれないねぇ。
コンサートが終わるまでは、まだ気を抜けないだろうけど、とりあえず、今日までよく踏ん張ったね、ゆうさん!
ゆうさんが起こす奇跡を直に観たかったけど、ブログでのUPを期待して待っているね。
明日は担当するパートが多くて大変でしょうが、思いっきり楽しんでくださいね
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感動しました (boone)
2017-04-09 20:35:41
初めてコメントさせていただきます。
「くまもと支援コンサート」見せていただました。
あっという間だけど、中身の濃い2時間でした。
あれだけの一流の人が集まるコンサートは、そうざらにはないでしょうね?
民謡の魅力にはまってしまいました。
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民謡の世界へようこそ (ゆうさん → booneさんへ)
2017-04-10 21:47:57
はじめまして主催者のゆうさんと申します
booneさん、民謡って生で観ると楽しいでしょ
安来節のどじょうすくい踊り、見ましたよね^^
私はビデオで何度もハマッて観ております。

私は技術だけの重視ではなく素晴らしい民謡
心を持たれている方々を中心にお集めさせて
いただきましたので、皆様素敵な方ばかりです。

ひとまず貯金はなくなりましたので、当分、
仕事を頑張りまして10周年を目指します。
booneさん、民謡は日本の歴史そのものです
実は私は人気がないところが好きなのです。

以外と重要なものには人気がないものだと
考えているからです。 民謡を習う気持ちを
持つ人間は、皆、日本の歴史を好む方が多く
礼儀正しく、人を思いやれる心を備えており
ますので・・

民謡のことを調べ始めますと楽しくなりますよ
いつでも、私達の民謡活動を、ブログで知っ
ていただきまして、見学にお越しくださると
嬉しく思います。 よろしくお願い致します。
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Unknown (ゆうさん 夏生さんへ)
2017-04-11 21:00:59
夏生さん、ゆうさん、まだ生きてるよ 
6月までまた頑張って生きないとね
応援してくれて嬉しかったよ
お陰様で頑張れたよ
ありがとうね 
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