和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

インターネットで民謡好きならどなたでも ネット民謡の会(和楽の会)情報交換、大会応援、交流会などを楽しみましょう♪

 こばさん まりさん 音戸ありがとう

2016-02-05 09:53:28 | 音戸の舟唄 (呉市音戸町)
和楽民謡ファンの皆様 そして音戸ファンの皆様、いつもお世話になります 音戸の舟唄全国大会もお陰様にて第9回が無事、終了致しました  思えば時が経つのも早いものですね 第6回大会時にまりさんが新風吹くごとく華々しく舞台上を飾りました その時 こばさんも初参加のいきなり優秀賞(私も) そして第7回でまりさんが見事に日本一 そしてこばさんは翌、第8回で見事に日本一  そして二人は私にとって悲しくとも優勝され音戸を去られた  もう音戸にてお二人に再会できることはないだろう(第11回大会時に過去優勝者だけが参加できる名人大会に参加されれば再会は出来ます

お二人が、この音戸に残した形跡は大きい  そして今年、また新たな優勝者が現れた 熊本県からはるばるお越しの高見さんである。 高見さんは去年、歌詞を一部間違えてしまった。 観覧していた誰もが優勝候補筆頭と感じていただろうだけに、その間違えた瞬間の残念そうなどよめきは今でも私の脳裏に強く残っている。 母は言った「声が許さない 素晴らしい唄である」 来年度、間違えなければ筆頭であると。 私は、そんな素晴らしい歌い手さんと決勝の舞台で唄ってみたいと心の底から喜んだ。 私が高見さんを初めて見たのは隠岐の島だった・・ 民謡仲間がとても丁寧に失礼のないように挨拶されていたのを印象深く覚えている。

高見さんは隠岐でも中級唄部門にて、いきなり優勝され、見事に上級へ一発進級されている。 上級では地元の精鋭競技人がひしめき合い、それを待ち構えていた。 それを私は隠岐風呂と心の中で呼んでいる。 隠岐風呂は皆、魅力溢れる民謡人で一杯である そこから抜け出そうものなら、また頭を抑えられては、なかなか上には上がらせてはくれないのである。 そんなところから見事に抜け切った男がいる。 それが、こばさんだ  こばさんが隠岐の島に渡ってから・・ 一体、何年の歳月が経ったことであろう。 そして、どれだけ人の知らぬ間に練習を重ね研究をされ、また現地に渡り、何人の人から隠岐の話を聞き学ばれたことでしょうか。 風のうわさでは、あの人ほど練習量を重ねる人は他に知らないと多くの人が証言している。

私は高見さん、こばさん、まりさんのことを想像すると・・ その素晴らしい方々と同じ舞台に上がれたのだということに感動した 更に言わせていただければ今年度から広島県の素晴らしい民謡人が新たに参加され、私にとってはの喜びとなったのである。 そのお方の名は、ゆみさんです。 ゆみさんと私が最初に出会ったのは西条酒造り唄全国大会に出場した時に特別アトラクションとして、ゆみさんが現れた 演目は安来節だった。 その唄を目の前で聴いた私は度肝を抜かれた 女性の声が、こんなにも迫力が出せるなんて なんと素晴らしい発声だろうと心の底から感動した。 そして次に観たのは民謡フェスティバルだった どの競技者よりも笑顔が素敵で、それがちゃんと唄にも現れていたのだった(私にとって) 実に嬉しそうに唄われているように感じられた。

そのような素晴らしい広島県の民謡人がなぜ音戸の大会に出場されないのか 私はずっとずっと考えてきた 是非、出場していただきたいと願ってきた。 そして第9回(今大会)に、その私の願いは叶った  私は初めて地元の憧れだった方と同じ舞台に立つことが出来たのだ  嬉しかった  こばさんや まりさんは もう来なくなってしまうのだが、その寂しさを新たな素晴らしい民謡人が埋めてくれたのだった  ということで、私は来年、またゆみさんと同じ舞台に立てる可能性が大きくなった  母が言うには、ゆみさんの声は発音が見事で発声が迫力があり素晴らしいと絶賛した 

大体、今まで母が褒めた競技者は優勝が近い 私は何度も褒めてはもらったのだが優勝は遥かに遠い  それでいいのだ。 こんなレベルで私が人の上に立つことなど許されるはずもないのだから  来年は優勝者の高見さんと、ゆみさんとお二人に会場で会えることであろう。 楽しみである。 そして、優勝されたどなたかが・・ この音戸の舟唄をNHK民謡フェスティバルにて唄っていただけることを私は心から楽しみにしているのです  今年の8月に放映予定の民謡フェスティバルに果たして音戸の舟唄が聴けるのか それは民謡の神様のみぞ知るといったところでしょうかね 

それとこれは余談なのですが、控え室にて尺八を吹いておりますと じろうさんが「島本さん尺八お上手になられましたね」と褒めてくださった 私は嬉しくて心で泣いた これだけ素晴らしい尺八を吹ける民謡人は他にいないと思っていたので、そんな尊敬している方から褒めていただけたという事実は、これから先の私の尺八人生に多大な良き影響を与えてくれることだろう 私は万が一、優勝出来る年が訪れたとしても、音戸大会と縁を保つため、そして何より大好きな民謡仲間をサポートしたいがために一生懸命に練習を重ねてゆきます。

本当は、じろうさんの尺八伴奏をするのが最終目標なんですけれども・・ 本人にそんなこと言っても笑われてしまうだけですからね  今年は初めて仲間のお陰様にて尺八デビューさせていただけて本当に嬉しかった  少し音は小さかったのでしたが なんとか最後まで吹けました  来年更に良い尺八が吹けるよう頑張って練習をしてゆきますよ  本日もご拝読、誠にありがとうございました 


人気ブログランキングへ

 いつも音楽ランキングアップにクリックしてくださりまして、ファンの皆様、誠にありがとうございます  これからも一歩一歩進んで参りますので、どうぞよろしくお願い致します 













最新の画像もっと見る

コメントを投稿