和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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 102歳の民謡歌手を思い浮かべました

2014-02-25 13:14:24 | 民謡のお話
和楽民謡ファンのみなさまこんにちは あたたかいですよね~ 今日は民謡の世代交代について考えてみたいと思います。 題にもございますように、私はある県でご活躍されておりました 102歳まで民謡一筋で頑張られました女性の民謡歌手のことを、ふと思い出しておりました。 彼女は、日本でも有名な 阿波踊りの歌い手でございましたが・・ どのような理由かは私にはわからないのですが、徳島の阿波踊りのお祭りの際に、ゲストとして一度も唄った経験がなかったのだとテレビの中で言っていたのでした。 私には、なぜそのような素晴らしい民謡唄が歌える有名な歌い手さんが、本場のステージで唄を歌えないのだろうか? もしかしたら、お誘いがあっても、何かの事情があって出演ができなかったのかもしれないと・・ そう考えていた。

テレビの中でお鯉さんは、「私は阿波踊りの歌を唄っておりますけれども・・ 今になって桟敷席のステージで歌ってみるのが夢なのですよ」とそのように言っていた・・ あれは100歳が近い時の映像であったように思う。 実は、私も地元の盆踊りの櫓の中で盆踊り保存会という歌い手と太鼓とお囃子の会員に入っていた。 私は数少ない歌い手の一人であった・・ だけれども、私が入った時の大先輩(年配者)さんは、余りに音頭出し(歌)が上手で耐久力もあったために・・ たった1時間30分の間の出演時間帯の中で若手の私にマイクを譲ってはくださらなかった 私は、心の中ではチャンスをいただきたいと毎年のように願っていたのです。 それから数年、同じように年は流れてゆき、私も随分と唄えるようになった頃に、大先輩は天国へと旅立たれました。 そして自然と私に出番が回ってきたのでした・・ 私は毎年、お盆になりますと櫓の上で盆踊りの唄を歌わさせていただいております。 私が考えるのに、年配者である先輩は、若い者に出番のチャンスを与えてあげるのが望ましいと考えます。 もちろん、そんな考えの私だって・・ 同じ年配者になったら、同じようにマイクを独占しようとしてしまうのかもしれません。 だから偉そうに述べることもできません。 ですが、全く譲らなければ若い者は育ちませんですし、若い者とのパイプは出来ないように思います。 チャンスを譲ってはもらえない先輩に若い者はついてゆきたい気持ちが無くなってゆくからだと考えます。

私は床屋を現在、経営しております。 私が父のお店に帰ってきた頃・・ 父は本当に思いっきりのよい男でして・・ 普通だったら自分のお客様を息子に譲るなどしないのですが・・ 父は早い段階から積極的に私にお客様を預けてくれました。 その結果、来なくなったお客様も当然いらっしゃいましたが・・ 私はめきめき技術が上達してお客様から信頼を受けるまでにお陰で成長できたのでした。 人間というのは、若い時には若いなりの考え・・ お年を取れば、またその時の考えがあり・・ つまり、若い者と年配者との考え方には、埋めることのできない大きな隔たりが出来てしまうのが現実であると私は考えます。 お話は元に戻りますけれども、お鯉さんは結局100歳になりようやく桟敷ステージで歌う夢が叶ったのであった・・ 阿波踊りの名曲を国内で最も流行らせた彼女ですら100歳までお呼びはかからなかったのだ。 才能がある人が本場のステージで歌を唄ってほしいと人々が願わなかったのだろうか!? 私には想像すらつかない。 考えてみると、私は赤田先生の関の五本松やしげさ節、安来節などを生で聞いたことがある。 夢先生の十勝馬唄も・・ 一体、世界中の世の中にそんなラッキーな人間が何人いるであろうか・・ 鳥肌が立つ民謡というのは、そうあるものではない。 お鯉さんの100歳の唄は本当に味が深くてやさしくて素晴らしかった これは決して若い人には出せない味と情緒であった・・ だからこの世の中には、技術や実力を持ちながらも・・ 披露する場がないままお年を召してしまう  国宝級  の方は実はたくさんいると私は思う。

だったら、私達、中堅の世代の者が力を合わせて、そのような国宝級の偉大な民謡人を呼んだらいいと思うのです 行きたくなければ断られるだけです 何の迷惑にも決してならないのです。 ただ、こんなことをブログに書くと絶対に怒る人もいると思うのですが私は書きます。 お年を取られると音程が取れなくなってくるケースがあると考えます。 ですので、年配者で国宝級を維持するというのは至難の業なのです。 現在、私の母が音程をやや取りにくい状況になりつつございます 私はだからこそ母と民謡を継続してゆきたいと考えているのでございます。 継続は力なり  途中で諦め止めてしまいますと、それまでです。 もう音程を合わせることすら困難になってしまうのです お鯉さんは、本当に素晴らしい民謡人でございました。 音程はしっかりとキープされておられたようでしたし 唄の音色の味深さといったら鳥肌モノでございました 民謡は、もっともっと多くの交流をした方が良いと私は考えるのです。 そんな考える私は個人で動いているのですが(笑) 言うのは無料でございますものね~ 簡単ですし・・ でもね、こんな私だって春のコンサートをなんとか成功させることが出来たのです。 もちろん、あれは、赤田先生グループを初め、隠岐のご夫妻先生方や、松江の助っ人先生方、岡山の唄姫方、大阪の津軽様、そして関東からの姫君さま方のお陰での大成功でございました

私はなんて素晴らしい民謡人に囲まれて生きているのでしょうね~ 近くにはおりませんけれどもー 県外にはたくさんおられますっ 私がいつの日か、民謡界のパイプ役になるんですよ ゆうさんが青空の虹のようにね・・ 薄く美しいカラーの虹をこの日本にかけてゆくんですよ~ そんな頃までには、三味線や尺八や唄まで、いやっ太鼓まで叩けるように準備して皆さまとの楽しい民謡日々を待ち望んでおりますからね~ 和楽の会民謡の会員が47都道府県揃いますと・・ お祝いにね・・ 47日かけて民謡行脚ツアーを開始致しますよ~ その行った県の仲間が泊まる場所をなんとかするんです(楽しみー) 交通費は各自がなんとかするんです(ウソー) 食事は自分で出してくださいっ(笑) そんな47日間民謡ツアーなんて・・ 一体誰が参加希望するやら 夢は希望です。 現実離れした夢ほど語れば笑えます 皆さん、楽しかったでしょうか  えっ 私だけでしたか~  それでは サイナラ サイナラ サイナラ 

人気ブログランキングへ 47都道府県集まるのは、2050年くらいでしょうかね~ お仕事できないから、みーんな退職した60歳くらいで実現したいものですね~ 皆さん、ツアー資金を貯めておいてくださいませね~ 宜しくお願い致します ランキングクリックしてくださったファンの皆さま、だんだん



















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