本日は大変おめでたい日です。 島根県隠岐の島にて、第32回隠岐しげさ節全国大会が華々しく開催されるのです その大会に私が心から尊敬する九州の民謡仲間が初参加されるということもあり、私は今、とても緊張してドキドキしているのです この隠岐という民謡竜宮は本当に不思議な大会で音戸の舟唄全国大会の決勝出場常連者でありましても なんと 初級クラスから出発ってのが珍しくなくって 審査は甘くはないのです 過去に2、3名が、いきなり上級クラスに認定され、いきなり優勝日本一なんてこともあったそうですが、そんなことは滅多にあるものではなく・・ この隠岐の大会で上級へ上がろうとするのは、並の努力では無理なのでございます 上級に上がるためには、各クラスにて準優勝以上の成績が必要となるのです
まず隠岐民謡といいますのは、独特のリズムがございましてね。 言葉で伝えるとしますと ズッタズッタズッタズッタというようなリズムであり、ズの時には前撥のような弱さ タの時には後撥のような正確な力強めの美しさが要求されます。 その独特のリズムが体に染み込ませておきませんと、隠岐しげさ節としての表現は無理でございます。 そのリズムを体得しようと思うと隠岐へ実際に通われて、それが出来る先生方から指導を受けるなどの努力がどうしても必要となります。 ですが、そのような努力が必要なのは、日本一を本気で目指す方の場合です。 隠岐の全国大会に5年連続で出場するよりも、実際に隠岐へ大会以外で渡られて半日でも、隠岐民謡の指導を受けられた方が確実に身につけることが出来ることでしょう。 ちなみに私は、そこまでの努力はしておりません。 あくまで隠岐民謡を自分の力で開拓するのが楽しいですのでマイペースで頑張っております
次に私が大会に何度も出場して感じたことをここに記しておきますね。 しげさ節の競技をされる方が読めば何かのヒントになるかもしれませんのでね 私は大会前の控室の光景を何度も観て参りました。 一番印象に残っている競技者は地元の長老の方でしてね、控室で、それはそれは一生懸命に練習を重ねておられました その演奏は、さすが中級者って感じで素晴らしい音色を出されていたのでした ただ少し気になったことがあったのですが緊張からか練習の手を止めませんでした。 私は他人の心配をしているどころではございませんでしたが、その方のことが少しだけ心配になっていたのでした。 練習量があまりに大きかったから 疲れてしまわないだろうかと心の底で心配だったのです。 実は私も初めて参加した頃は全く同じでしてね 緊張すると練習しないと不安に襲われるのです それが原因でオーバーワークとなり 自分の脳や体からエネルギーが抜けてしまい 本番を迎えるころには、練習やり過ぎの疲れ、また脳の疲労とで自分の思うように撥や左手を動かせなくなってしまっていたのでした
その中級者さんも、やはり本番で大きなミスをしてしまいましてね 控室では高得点でしたのに非常に残念でした 私は、その翌年からの隠岐しげさ節の大会で、本番前の自分の行動を考えるように変わっていったのでした まず一番気をつけなければならないことは 緊張を和らげるための練習量です。 これは、どうしても本番に上手に弾きたいとの思いから練習量が通常より大幅に多くなりがちなことです。 練習量が多くなると反比例して本番で失敗する確率が増えてしまう可能性も上がってしまうことに気をつけましょう。 私は中級クラスで優勝できた年には、勇気を出して 練習量を大幅に絞りました これは本当に勇気が必要です。 本番を前に三味線をずっと弾かないってのは、通常だと余裕がないと出来ないことだと思うからなのです。 1年間も、その日を待ち続けてきた競技者は、三味線を弾かないと本番でうまく弾けないのではないだろうかとの恐怖心が襲ってくるのです(私の場合ですが)
しかし、その中級者さんの本番での失敗を目の当たりにした私は、思い切って考え方を変えることに踏み切ったのでした それが 練習量を抑えることだったのです 一生懸命練習をすることを止めて、その代わりに私は上手な先生方の三味線伴奏を聴くようにしました。 隠岐のリズムを少しでも体に取り入れたかったからなのです。 隠岐の全国大会に出場する大きなメリットは 地元、隠岐民謡の先生方の音を直接生 で聴けるというところにございます 本土では、滅多にそのようなチャンスには恵まれません その日に大会に出場されるチャンスを自ら作られた競技者さんこそが その素晴らしき隠岐の本物の音を本物の聖地にて聴く経験ができるわけなのです
私は隠岐へ渡ると、夢先生とナシ先輩の三味線を必ず聴きに訪れます このお二人の弾き方は、それぞれ違うのですが、それぞれに素晴らしく いや、ため息がこぼれます 自分がエネルギーを過剰に浪費してしまうよりは、上手な伴奏を思い切って見学しておきましょう 私は、それをオススメ致します。 唄い手競技者さんですと、まず控室の隣に伴奏者の先生方の控室(家庭科室)がありますので、そちらの黒板に、競技者の伴奏をどの先生方が入るのかを書かれた表が張ってありますので、ご自身の伴奏をしてくださる先生を探しておき、事前に挨拶と1度、唄付け(三味線伴奏)をお願いしておきましょうね 大体、隠岐の先生方の三味線伴奏のスピードは早めです 早くてついてゆけるよう唄の練習をしておくことが大切なのです さらに先生の控室の手前に大きな畳敷のお部屋が控室として使われておりますが、そこでは多くの民謡人が三味線の練習や唄の練習をしており、音の交通渋滞が発生しております 隣から音がどんどん違った音階で耳に入って参りますので、非常に練習が難しい状態となっていることがあります。
私の場合には、2階の廊下などで練習を行ったりして、音の渋滞を避けました そこでも、3、4名は練習をしていましたが・・ 空間が広いですので、練習し辛いなんてことは全くございませんでした。 ご自分の練習、音に集中したい方では、わざわざ外に出てされる方もいましたが、外の場合には声の反響が少ないので難しいことでしょうね。 また逆に廊下だと反響が大きいので唄いやすいです(楽です) 唄い手さんは、マスクをして喉の保湿に努める風景もよく見かけますね とにかく隠岐しげさ節全国大会に出場してくるような民謡人は、どなたも民謡に狂うほどの練習を積まれた方ばっかりで(嬉) すぐに名刺を交換したり 仲良しになってくださいます みんな民謡を心から愛しているので打ち解けるのも一瞬なのでございます
ここからは、控室での待ち時間について書いておきます よほど自信のある方でしたら問題はないかと考えますが・・ 私にとりまして、この控室での待ち時間が大きな課題でした みんな緊張して黙って座っておられましてね シーン とした空気が流れているんです そして座ったままほとんど動きません 人間というものは、一定の間、動きを止めますと・・ どうも体を休めようとする働きがどうもあるようでしてね つまり体を動かそうとする回路が休憩してしまうんですよね さらに、この控室で待った後は 本番舞台裏にて立ったまま6名~7名くらいの順番待ちが待っているのです さすがにこの時には左手に三味線、右手に撥を握っていますので 両方の手を活用できない状態なのです つまり、そんな状態で、あの中央の赤い椅子に座って、目の前の隠岐民謡の伝説の先生方(審査員)を目にして、しかも上手になんて無理に近いのです
そこで私は考えたのです この勝負のカギは 本能寺ではなく 控室にあるのだと その控室で、どう過ごして待つのかが重要なことに気がついたのでした 私は、静かに実行に移しました。 音は出せませんのでね その代わりに指だけ動かすことにしたのです 左指で隠岐しげさ節の運行を行い撥は、置いて、右手では、音が出ない程度でタイミングだけ、弦を指の腹を使用して弾きました 厳しいことを言えば、決して行儀の良い行いではないかもしれませんが 私は何より、手をずっと止めておくことが一番怖かったのでした その前の年にはスーツの裾をまくって弾いてしまい、裾が腕の付け根を締めすぎてしまって 本番でうまく弾けなくなった失敗もございました とにかく、あの赤い椅子は魔物が住んでいるんです 普段だと考えもつかないような行動を起こしてしまうのが、隠岐の舞台である、あの赤い椅子なのです
とにかく隠岐しげさ節全国大会は特別です 出場された方は、再度、挑戦したくなることでしょう あそこには、その魅力が詰まっているのです また、それに挑戦すればするほどに 自分でも気が付かないうちに素晴らしい民謡人へと成長できることと思います お金もかかる スケジュールもかかる リスクもあり それでも隠岐へ渡るには、勇気と決断がなくては渡れません。 多くの全国大会を経験した方でも、隠岐は外しているという民謡人はたくさん存在します。 唄や三味線が意外に難しく、教えてくれる師匠さんがいなかったり、遠かったり、色々な理由もあるかと思いますが、私は、是非とも、隠岐しげさ節全国大会を、1度っきりの民謡人生の中で、1回は挑戦していただいて、隠岐竜宮を通過していただきたいと心の底から考えます そこには、想像もつかなった民謡の宝石がゴロゴロと見つかることでございましょう
本日、九州より、私が心から尊敬しております仲間が来島されます 私は、その事実が嬉しくてたまりません 一体、どんな思いを経験されるのだろうかとウキウキしているのです。 サト先生の隠岐しげさ節、ナミ先生の隠岐しげさ節、ナシ先輩の三味線伴奏、それらを実際に生で聴かれると思いますと万感の思いが込み上げてきましてね 私は、まるで自分が初めて参加した時の、あのドキドキ感を思い出し、本当に嬉しく感じているのでございます 隠岐バンザイ そして勇気ある出場者の皆様に心から敬意を表して、本日はご出場、誠におめでとうございます 今日は、夜まで夢の隠岐しげさ節全国大会を楽しんで来てくださいませね 江田島より皆様のことを応援、声援を送っておりますよ ファンの皆様 本日もご拝読、誠にありがとうございました それでは素晴らしい母の日を
人気ブログランキング
まず隠岐民謡といいますのは、独特のリズムがございましてね。 言葉で伝えるとしますと ズッタズッタズッタズッタというようなリズムであり、ズの時には前撥のような弱さ タの時には後撥のような正確な力強めの美しさが要求されます。 その独特のリズムが体に染み込ませておきませんと、隠岐しげさ節としての表現は無理でございます。 そのリズムを体得しようと思うと隠岐へ実際に通われて、それが出来る先生方から指導を受けるなどの努力がどうしても必要となります。 ですが、そのような努力が必要なのは、日本一を本気で目指す方の場合です。 隠岐の全国大会に5年連続で出場するよりも、実際に隠岐へ大会以外で渡られて半日でも、隠岐民謡の指導を受けられた方が確実に身につけることが出来ることでしょう。 ちなみに私は、そこまでの努力はしておりません。 あくまで隠岐民謡を自分の力で開拓するのが楽しいですのでマイペースで頑張っております
次に私が大会に何度も出場して感じたことをここに記しておきますね。 しげさ節の競技をされる方が読めば何かのヒントになるかもしれませんのでね 私は大会前の控室の光景を何度も観て参りました。 一番印象に残っている競技者は地元の長老の方でしてね、控室で、それはそれは一生懸命に練習を重ねておられました その演奏は、さすが中級者って感じで素晴らしい音色を出されていたのでした ただ少し気になったことがあったのですが緊張からか練習の手を止めませんでした。 私は他人の心配をしているどころではございませんでしたが、その方のことが少しだけ心配になっていたのでした。 練習量があまりに大きかったから 疲れてしまわないだろうかと心の底で心配だったのです。 実は私も初めて参加した頃は全く同じでしてね 緊張すると練習しないと不安に襲われるのです それが原因でオーバーワークとなり 自分の脳や体からエネルギーが抜けてしまい 本番を迎えるころには、練習やり過ぎの疲れ、また脳の疲労とで自分の思うように撥や左手を動かせなくなってしまっていたのでした
その中級者さんも、やはり本番で大きなミスをしてしまいましてね 控室では高得点でしたのに非常に残念でした 私は、その翌年からの隠岐しげさ節の大会で、本番前の自分の行動を考えるように変わっていったのでした まず一番気をつけなければならないことは 緊張を和らげるための練習量です。 これは、どうしても本番に上手に弾きたいとの思いから練習量が通常より大幅に多くなりがちなことです。 練習量が多くなると反比例して本番で失敗する確率が増えてしまう可能性も上がってしまうことに気をつけましょう。 私は中級クラスで優勝できた年には、勇気を出して 練習量を大幅に絞りました これは本当に勇気が必要です。 本番を前に三味線をずっと弾かないってのは、通常だと余裕がないと出来ないことだと思うからなのです。 1年間も、その日を待ち続けてきた競技者は、三味線を弾かないと本番でうまく弾けないのではないだろうかとの恐怖心が襲ってくるのです(私の場合ですが)
しかし、その中級者さんの本番での失敗を目の当たりにした私は、思い切って考え方を変えることに踏み切ったのでした それが 練習量を抑えることだったのです 一生懸命練習をすることを止めて、その代わりに私は上手な先生方の三味線伴奏を聴くようにしました。 隠岐のリズムを少しでも体に取り入れたかったからなのです。 隠岐の全国大会に出場する大きなメリットは 地元、隠岐民謡の先生方の音を直接生 で聴けるというところにございます 本土では、滅多にそのようなチャンスには恵まれません その日に大会に出場されるチャンスを自ら作られた競技者さんこそが その素晴らしき隠岐の本物の音を本物の聖地にて聴く経験ができるわけなのです
私は隠岐へ渡ると、夢先生とナシ先輩の三味線を必ず聴きに訪れます このお二人の弾き方は、それぞれ違うのですが、それぞれに素晴らしく いや、ため息がこぼれます 自分がエネルギーを過剰に浪費してしまうよりは、上手な伴奏を思い切って見学しておきましょう 私は、それをオススメ致します。 唄い手競技者さんですと、まず控室の隣に伴奏者の先生方の控室(家庭科室)がありますので、そちらの黒板に、競技者の伴奏をどの先生方が入るのかを書かれた表が張ってありますので、ご自身の伴奏をしてくださる先生を探しておき、事前に挨拶と1度、唄付け(三味線伴奏)をお願いしておきましょうね 大体、隠岐の先生方の三味線伴奏のスピードは早めです 早くてついてゆけるよう唄の練習をしておくことが大切なのです さらに先生の控室の手前に大きな畳敷のお部屋が控室として使われておりますが、そこでは多くの民謡人が三味線の練習や唄の練習をしており、音の交通渋滞が発生しております 隣から音がどんどん違った音階で耳に入って参りますので、非常に練習が難しい状態となっていることがあります。
私の場合には、2階の廊下などで練習を行ったりして、音の渋滞を避けました そこでも、3、4名は練習をしていましたが・・ 空間が広いですので、練習し辛いなんてことは全くございませんでした。 ご自分の練習、音に集中したい方では、わざわざ外に出てされる方もいましたが、外の場合には声の反響が少ないので難しいことでしょうね。 また逆に廊下だと反響が大きいので唄いやすいです(楽です) 唄い手さんは、マスクをして喉の保湿に努める風景もよく見かけますね とにかく隠岐しげさ節全国大会に出場してくるような民謡人は、どなたも民謡に狂うほどの練習を積まれた方ばっかりで(嬉) すぐに名刺を交換したり 仲良しになってくださいます みんな民謡を心から愛しているので打ち解けるのも一瞬なのでございます
ここからは、控室での待ち時間について書いておきます よほど自信のある方でしたら問題はないかと考えますが・・ 私にとりまして、この控室での待ち時間が大きな課題でした みんな緊張して黙って座っておられましてね シーン とした空気が流れているんです そして座ったままほとんど動きません 人間というものは、一定の間、動きを止めますと・・ どうも体を休めようとする働きがどうもあるようでしてね つまり体を動かそうとする回路が休憩してしまうんですよね さらに、この控室で待った後は 本番舞台裏にて立ったまま6名~7名くらいの順番待ちが待っているのです さすがにこの時には左手に三味線、右手に撥を握っていますので 両方の手を活用できない状態なのです つまり、そんな状態で、あの中央の赤い椅子に座って、目の前の隠岐民謡の伝説の先生方(審査員)を目にして、しかも上手になんて無理に近いのです
そこで私は考えたのです この勝負のカギは 本能寺ではなく 控室にあるのだと その控室で、どう過ごして待つのかが重要なことに気がついたのでした 私は、静かに実行に移しました。 音は出せませんのでね その代わりに指だけ動かすことにしたのです 左指で隠岐しげさ節の運行を行い撥は、置いて、右手では、音が出ない程度でタイミングだけ、弦を指の腹を使用して弾きました 厳しいことを言えば、決して行儀の良い行いではないかもしれませんが 私は何より、手をずっと止めておくことが一番怖かったのでした その前の年にはスーツの裾をまくって弾いてしまい、裾が腕の付け根を締めすぎてしまって 本番でうまく弾けなくなった失敗もございました とにかく、あの赤い椅子は魔物が住んでいるんです 普段だと考えもつかないような行動を起こしてしまうのが、隠岐の舞台である、あの赤い椅子なのです
とにかく隠岐しげさ節全国大会は特別です 出場された方は、再度、挑戦したくなることでしょう あそこには、その魅力が詰まっているのです また、それに挑戦すればするほどに 自分でも気が付かないうちに素晴らしい民謡人へと成長できることと思います お金もかかる スケジュールもかかる リスクもあり それでも隠岐へ渡るには、勇気と決断がなくては渡れません。 多くの全国大会を経験した方でも、隠岐は外しているという民謡人はたくさん存在します。 唄や三味線が意外に難しく、教えてくれる師匠さんがいなかったり、遠かったり、色々な理由もあるかと思いますが、私は、是非とも、隠岐しげさ節全国大会を、1度っきりの民謡人生の中で、1回は挑戦していただいて、隠岐竜宮を通過していただきたいと心の底から考えます そこには、想像もつかなった民謡の宝石がゴロゴロと見つかることでございましょう
本日、九州より、私が心から尊敬しております仲間が来島されます 私は、その事実が嬉しくてたまりません 一体、どんな思いを経験されるのだろうかとウキウキしているのです。 サト先生の隠岐しげさ節、ナミ先生の隠岐しげさ節、ナシ先輩の三味線伴奏、それらを実際に生で聴かれると思いますと万感の思いが込み上げてきましてね 私は、まるで自分が初めて参加した時の、あのドキドキ感を思い出し、本当に嬉しく感じているのでございます 隠岐バンザイ そして勇気ある出場者の皆様に心から敬意を表して、本日はご出場、誠におめでとうございます 今日は、夜まで夢の隠岐しげさ節全国大会を楽しんで来てくださいませね 江田島より皆様のことを応援、声援を送っておりますよ ファンの皆様 本日もご拝読、誠にありがとうございました それでは素晴らしい母の日を
人気ブログランキング
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます