和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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どんな風になっても 

2016-07-06 13:19:24 | 日記
 私は正直、最近疲れている。 昔は一生懸命に民謡をひたすら頑張り走ってきたものだった。 私には似合わぬ素晴らしい民謡人が信じられないくらいに たくさん その私に力を貸してくださった。 それは変わらぬ事実であり真実であり歴史となった。 私は、それらをなんだかの形で未来の民謡ファンのために残してゆきたいと考えている 

私も昔、小唄ファンさんのような熱い情熱があった。 なんとかして上へ行こう 行きたい との願望を持っていた。 だから大いに頑張って歩んできた  だが9年が経とうとする今、何かが大きく変化してきた  今、私は昔の自分から脱皮しているのかもしれない。

どうしても勝ちたいという思いが消えつつあるのだ  それは昔の自分と比較すれば、真反対である。 なぜ、そうなったのか・・ 自分が行いたい民謡とは一体、何なのか それを考えた時、私が表現したい民謡というものに優勝という2文字は必要ないと感じた。

そもそも優勝という大事を成し遂げるには2つの大きな壁が立ちはだかる  1つ、己の民謡に対する姿勢を変えない優れた人間性を必要とすること もう一つは、自分は大した民謡人なのだと大きな勘違いを起こす可能性がある  ならば、そんな器のない人間が優勝する必要などないと考える。

優勝がふさわしい人は、誰に対しても頭が低いものだと私は考えている。 だが、そんなことは私には無理だと思う。 それが出来る人など、そうそういるものでもないのかもしれないのだが、もし、それが出来る人が存在するとすれば、その方の唄や伴奏は人の心を射止め、誰からも尊敬されることであろう  人間が一番怖いのは勘違いだと私は思う。

民謡って本当に不思議なもので・・ 私が民謡大会に初めて出場した頃、決勝に立つ民謡人を見て、雲の上の特別な人達だと思っていた  それなのに、今、私が決勝のステージに立たせていただいている。 9年もの歳月が流れて、自分も少しずつ成長はしてきたのだろう  その練習と努力の積み重ねが、今の結果を生んでくれたことだけは確かだが、9年も経つと、それなりに聴く耳も成長してきていて 

その私の耳によると、現在の私の舟唄は、発音が不十分であり、力みすぎであり、音程も甘く、満足いくものではない。 それでも、今の唄を昔の私が聴いたならば、良い唄に聴こえたかもしれない。 つまり民謡ってのは、やればやるほどに奥が深くて切がない 一番大切なことは、私にとっては、いかに欲を捨てれるのか これに尽きると思う。

私にとって、優勝しようという気持ちは邪魔になっている。 自分の目指す舟唄に、本当は順位なんて関係ないはずだから。 真なる舟唄に順位は必要ないというのが、最近の私の考え方である。 しかし、民謡大会があるからこそ、民謡人が競い会い、素晴らしさを感じ愛  互いに練習に励みあう  それらの仕組みは誠に素晴らしい 

私も数多くの民謡大会に出場させていただき少なからず成長させていただいた  夢先生、赤田先生、サト先生・・ 夢の民謡人とお話させていただいた  本当に幸せだった  それに夏生さんは、私がどんな風になっても見放さない  だから私は頑張ることが出来ます。 ありがとうございます  そして小唄ファンさんとの出会い。 あの方は昔の私の生き生きとした懐かしさ、そのものである  その三味線に対する思いを大切にしていただき、明日の民謡のためにも頑張っていただきたい  私は心から彼を応援したいと感じている 

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2 コメント

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最も大切な宝物って・・ 知ってますか (ゆうさん 小唄ファンさんへ)
2016-07-08 10:23:11
私は今まで9年もの間、民謡の道を独学で歩んで参りまし
た。 そして数多くの素晴らしい民謡人と出会い、ふれあい
、それで、わかったことがあるのです。

民謡を行うにおいて、最も大切な宝物って何だか知ってい
ますか 1.民謡にふさわしい心 2.民謡を愛する気持ち 3.人を尊敬し敬うことのできる人生経験 4.積み重ねてゆく練習と技術 5.お金が少し必要です

小唄ファンさんと出会い、私があなた様を分析したところ
隠岐の上級者の皆さんに負けないくらい、民謡を行うにおいて高いレベルでの大切な要素を持たれているようで
す。

これは、どんなに環境が素晴らしくても、どんなに地位が
あったとしても、小さな頃から民謡をやっていても、なか
なか身につけられるものでは決してなく、一番、民謡人
が手に入れたい素晴らしき心を、あなた様は備えている
ということなのです。

私はこれまで、素晴らしい方々と出会って参りましたが、
あなた様は、未だ技術こそ未熟だとは思いますが、何
といっても、心が素晴らしい!! もし10年三味線を続
けることが出来たと過程すれば、日本一を充分狙える
隠岐では重要競技人物の一人となることでしょう。

大変、面白く、ユーモアもあり、行動力も優れていて、
人前では、控えめ、自慢もナシ、気持ちの良い人物です
ので、きっと多くの民謡仲間が、あなた様のことを好き
になってゆくはずです(私の目に間違いがなければです)

もう、すでに私は、あなた様に負けております。 勝って
いるとすれば民謡の経験値と僅かの技術だけ。 小唄
ファンさんは、優れた波外れた才能と人間性を持ってお
られるのでございます  

いつもご拝読、並びに応援、誠に感謝申し上げます 
返信する
恐れ多いです。 (小唄ファン)
2016-07-07 22:37:17
私なんて駆け出しでブログに書いていただくなんて恐れ多くて、次に会う時に三味線が上達して無かったら怖いです。
でも私が三味線がかっこいいと思い、やり始めるきっかけを与えて下さったのはゆうさんのyoutubeの動画です。何回見たことか
ゆうさんの応援に恥じないよう頑張ります。
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