和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

インターネットで民謡好きならどなたでも ネット民謡の会(和楽の会)情報交換、大会応援、交流会などを楽しみましょう♪

外は涙の雨が降る

2016-02-14 05:04:31 | 日記
私には今年、どうしても諦めなければならないことが幾つかある それは各地の民謡全国大会 去年、私はさまざまな大会に無理やりに挑んだ 民謡の世界だけで言うならば私は成長出来た がしかし生きてゆき、これからも民謡をしてゆくには仕事も大切である 今、島の人口は激減しつつあり毎年、売り上げはどんどん落ちていっている それでも有り難いことに私のもとから三味線や尺八、それに閉め太鼓は決して逃げることなどない。 彼らは私に愛されることを待ち望んでいるのだから。

今年は、どうしても通っておきたい民謡の地がある。 それは富山県である。 こきりこ節のお祭りにどうしても行っておきたい  なので、それを主役とするならば、他を休み、力を蓄えておく必要があるのである。 私は2月下旬に実は民謡一人演芸を極秘にて頼まれているのです 1人で一体、どこまで民謡の魅力を日頃、民謡など聴かないであろう人々に伝えられるのだろうか 私はR-16に一つ一つの音源を順番に収録し(唄以外のパートを録音し、カラオケを製作)、演芸の当日、一人で唄い、伴奏は自分があらかじめ作った音源が流れるという作戦である 

こんな作戦が果たして上手く行くのだろうか  まずは、音戸の舟唄の唄をR-16を通して(*ここでは録音はしない)→カセットのテープに録音した *録音をしなかったのには訳がある R-16で唄を収録してしまうと、尺八の音を被せて録音する時に、なぜだか、再生する唄の音も小さく録音されてしまうためである(理由はわからない) なので、仕方ないから、カセットのテープに唄をまず録音しておくのである。 その次は、そのテープに入った唄をヘッドフォンで聴きながら(音を漏らさないため)尺八をマイクを通じて、R-16にてデジタル録音させる すると唄の音の入らない尺八だけの音源が完成する(トラック1)

次にトラック1(尺八音源)を再生しながら、トラック2に擬音と合いの手の音を吹き込み録音する(音を被せて録音させる)=これで唄だけが入っていない音戸の舟唄のカラオケバージョンが完成した  そして一人で、その音源に合わせながら唄ってみた  この模様は、またビデオ撮影し、発表したいと考えている  次に隠岐しげさ節である このカラオケ版をどうやって製作してゆくのか悩んだ  初めは、三味線と唄を本番に一人で発表したかったので、その2つを抜いた、尺八と閉め太鼓を音戸の時と同じく、唄からカセットに録音をしてから、尺八→太鼓の音源を製作していった。

その後、その音源だけで三味線と唄が歌えるのか試してみた 結果は、三味線が唄の主旋律の重要な役目を担っており、それが無いのと、太鼓は寸分のツボを厳しく付いてゆくハッキリとした音のために、聴きながら三味線と唄をそれらに合わせるなどは不可能であることが判明した  つまり、三味線を音源から外すことなど出来なかったのである  それで三味線は音源に1つと本番に自分のライブの三味線とでツインにすることとした。 それならば、三味線を1番に収録し、その細かいリズムと旋律に合わせて太鼓が正確に入った 更には、尺八も入れやすかった。

ただ、本当は一番低い音域の尺八が4本しかなかったので、4本で最初、挑戦してみたのだが、やはり鳴り難かったので、仕方なく唄が苦しくなるのだが、6本に上げた 三味線の音は4本から6本に上げたので格段に音色は良く生き生きとした 私は、隠岐しげさ節のカラオケ製作をいちよ、成功させ、自分の力のある限りで2番まで弾きながら歌った いつも一人ぼっちが多かった自分の民謡道・・ そこにR-16のお陰にて、私をサポートしてくれる音源達が3人もいた 三味線、尺八、太鼓である  全ては自分が生んだの集まりである。 それを聴きながら全力で隠岐しげさ節を歌っていると心地よく、私の心の底から隠岐の島や競技仲間、先生を愛する思いが溢れ出してきて  私は泣いた 

こんなに隠岐を愛しているのに・・ 今年は諦めなければならないなんて・・ 一つの夢を実現するためには、一時、何かを置いておかないと進めないこともあるのだと・・ そう思えば思うほど、私の隠岐しげさ節の魅力はなぜだか増していってるような気がしてきた。 だけど悲しい。 もう期限がどんどんと迫ってきている 時は待ってはくれないのだ  本日もだんだん 

人気ブログランキングへ

 追伸  隠岐しげさ節全国大会を観たい方、出場してみたい方、いらっしゃいましたら 隠岐の島町観光協会、島まつり実行委員会 (08512)2-0787 までお電話してお問い合わせくださいませ  締め切りは3月11日(金)申し込み必着です。 尚、申し込みには初めての方は、唄、三味線、希望出場部門のご自身の技術がわかるようカセットテープへの録音と提出が必要です。 それによりまして、初級、中級、上級と各クラス分けが決定し、隠岐から認定書が届くのです。 大会は日曜日に行われますが、大会後の舟は時間が遅いためにありません。 よって日曜日の宿泊の予約が必要となり、月曜に隠岐を発つこととなります。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (夏生)
2016-02-14 20:57:30
ゆうさん1人で?大変だ
でも、やってのけちゃう
頑張れゆうさん!
返信する
夏生さんへ (ゆうさん)
2016-02-14 21:16:40
夏生さん コメントだんだん 
合いの手ナシ、尺八ナシ・・ 擬音ナシ・・
一人でどうやって民謡やればイイノ

当初はそう思ってた 
だけれども・・ R-16がいるじゃないか 
と閃いたんだ 

あとは、どう工夫して音源を作るのか 
頑張ってみるよー その光景も載せる
予定だからお楽しみに 
返信する

コメントを投稿