和楽の会民謡(唄、三味線、尺八、太鼓、箏 etc..)

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 三味線って不思議だな~

2014-07-08 22:17:44 | 日記
和楽民謡ファンのみなさま いやー 久しぶりにランキング絵柄をたくさんの方々がクリックしてくださっているようでして ゆうさん嬉しいです 捨てる神いれば 拾う神あり きっとこのことだったんですね ありがとうございます あのですね 今日のお題は 三味線って不思議だな~  なのですが・・ 何が不思議かってね・・ 最近、どうも三味線を聴く耳が育ってきたといいますか 音程だったり 間であったり 弦に当たる撥の角度だったり 握りの強さだとか 色々と三味線から聞こえてくる一つの音色から、本当にさまざまな音色が聞こえてくるようになったのです まぁそれだけ三味線バカになれてきたということでしょうか

自分で弾いていましても たった一つの撥の振り方や的確なツボに指が命中した時 更には心の在り方が良い時が重なった瞬間に 素晴らしい音色 と出会えることがあるのです その瞬間は本当に嬉しいですね 三味線を始めて本当に良かったと今でもずっと思ってます 生まれて初めて購入した中古の津軽三味線は15万だったんですよ いやー 正直、勇気が必要でした 15万ったら僕にとっては大金でしたからね だけれどもね自分を癒すためにどうしても必要だったのですよ じゃないとここまで頑張って生きてこれなかったと今思えば感じております 音戸で会えた競技者さんに感謝ですね ありがとうございます

三味線の音色を聞いて感動をするってのは、正直、滅多にございません それだけ三味線というのは難しく、そしてその感動する音色を出せる人間というのは滅多にいないからなのです(注意私にとってはです) まずどんなに技術が優れていても、その音色に僅かでも自慢の気持ちが入ったらすぐにわかります。 聞いていて心地よくなくなってしまうのです 人が自分の自慢を一生懸命に話していて聞いている側が嫌な気持ちになってしまうのに似ております。 私は最近、津軽三味線を独学で練習を始めました。 ですので上手なプロの方の三味線をCDでよく聞く機会が増えました。 テレビや動画サイトなどでも聞いております。 それでも滅多に感動できる奏者は見当たりません。 私はその結果から、他人の感受性はわかりませんけれども、自分の感受性についてどうなっているのか自分なりに分析をした結果。 やはり技術よりも大切なものがあるように感じました。 心構えです。 人を愛する気持ち民謡を愛する心です。 そして和楽の仲間の中にもいるのですが、生死をさまよった経験を持つような人の唄や三味線には魂が宿っているかのようです。 つまり簡単にいえばこうです 人を感動させる音を出せる人は、厳しい試練に耐えて生きてきた人だと言えると思っております。

民謡は、人生にとても左右される世界だと思う。 厳しい人生を歩む者は、その厳しさ成りに唄や楽器の音色に表れてくるものだと私は分析を致しました。 どんなに小さな頃から民謡が上手に歌えたとしても、その人の心構えが間違った方向に走ってしまうと、唄も楽器も崩れてゆきます。 たとえ、唄が下手であっても、優れた心を育てている人では、審査では点はもらえませんが、人の心に何か感動を残せるのです つまり全国で民謡大会がたくさん開かれておりますが・・ 私にとって本当に素晴らしい民謡というのは、優勝を争う唄ではなく、むしろ、予選落ちした方の唄の方が心に残ったり染みたりするケースが多く存在するのです。 音戸の舟唄全国大会でも、ずっと連続出場されておられた東広島の女性の方、決勝に残られたことは未だありませんでしたが、本当に素晴らしい魅力のある声と心を持たれておられて・・ 今年こそ和楽の会民謡に入会をお願いしてみようと心に決めていたのでしたが・・ 出場をされておりませんでした

一歩遅かったです でも一度や二度、感動しましたとお伝えしたことはございますので、それだけでもいいのです あなたの唄もきっと聞いてくださっている中のどなたかが 心に染みて くださっていると思うのですよ。 たった一人でいい 審査員さんに認められなくったっていい 優勝するだけが大会じゃない 負ける美しさだってある 決勝に残れなくったっていいじゃないですか あなたは あなたらしく歌えばいいのですから 私はわたしらしく弾けばいいのですから でもね 僕だって東京で見た夢先生のように人の心を ずぶ濡れに してしまうような そんな素敵な三味線奏者を目指しているのですよ がんばりますからね  ご拝読、誠にありがとうございました


人気ブログランキングへ 笑顔で三味線弾ける人ってね なかなかいないのですよ~  それが美しい人だったならば 濡れるでしょ 知らない人達にも是非、観ていただきたいものですよ~  皆様、いつもランキングだんだん 
























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2 コメント

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Unknown (ふーさん⇒ゆうさんへ)
2014-07-09 09:59:18
ゆうさんひさしぶりです。ふーさんですよ!生きていますよ!「民謡というのは、優勝を争う唄ではなく、むしろ、予選落ちした方の唄の方が心に残ったり染みたりするケースが多く存在するのです。」全く同感です。以前、能登麦や節の全国大会に行ってのこと、優勝した方の唄より、予選を通っただけの唄に感銘受けたので自分の意思を伝えたくてあなたの唄いいですねと伝えたことが今思い出されました。ところで、しげさ節只今三味線の特訓中現在進行形です。今回は唄より三味線に惹かれたので、何時もとは逆になりました。何故かというと、三味線の上手い人とそうでない人の違いはなんとなく理解出来るのですが、唄のほうはまだ理解できていません。小林さんの唄が何故まだ優勝していないのか、どうして、大阪の方が優勝なのかなど、自分なりに理解することが必要です、そこからと考えていますもう少し時間がかかりそうです。
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技術と人の心に残るは違うのですね (ゆうさん)
2014-07-09 20:05:12
ふーさん生きてて良かった(嬉)
コメントおおきに 審査員の方は音程、
間、声量、バランスなどを重要として採点をすると
思いますので、僕たちが心地よく心に残る唄とは
また全く別物なのですよね。

正直、私も近年、やっと決勝に残れるようになりま
したが  やっぱり決勝では欲がどうしても
出てしまって無駄な力が入ってしまいますものね 
そもそも唄には欲は不必要なものだと思うのです。

つまり欲を出せば本当は負けなような気がするの
です。 そういったことを考慮して考えてみますと
優勝には少し遠い歌い手さんの方が欲がなくて
自然に自分の良さを素直に発揮できるのではな
いでしょうか。

あとこばさんのお話ですが、しげさも音戸も近い
将来で優勝されることはほぼ間違いはないでし
ょう。 がしかし、こばさんも人間です・・ 優勝
を意識しすぎますと唄は崩れてしまいます。 
それだけ日本一は尊いものであると私は考えて
いるのでございます。

しかし民謡という世界は残酷です。 優勝した
時には嬉しいと思うのですが、その唄では
競技生命は終わってしまいます。 その結果、
その唄は練習しなくなるために競技者よりも
だんだんと下手になってしまうのが必然・・ 
なんか少し寂しい感じがするのは私だけで
しょうか。

ふーさん、しげさ節三味線、頑張ってください
ませね!! 旋律は簡単ですが、独特のリズ
ムと間が命で難しい曲だと思います。 ただ
弾くのだったら誰でも弾けると思いますが、
聞く人の心を弾ませるようになるには、相当
の練習とセンスが要求されます。
 応援しておりますからね
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