よろずのモノ語り(『近代建築撮影日記』別館)

近代建築以外のよろずのモノを
あまたに綴ります。

自作ラインセレクター

2012年12月20日 12時35分51秒 | 音楽

表題写真にある自作ラインセレクターの話だが、
少し遡って話しはじめよう。


先日、合研LABの手作りフォノイコライザー、GK03Dを購入した。


手作り感あふれるGK03D

このフォノイコの実力はたいした物で、今まで聞こえなかった音まで聞こえる感じがする。


プレーヤー1台に対してフォノイコが増殖してきたので、
ラインセレクターがほしくなったが、高級オーディオ用は高い。
しかも、プレーヤー1系統→フォノイコ3+ステップアップトランス1=4系統→パソコン1系統
という構成なので、入力用と出力用の2台が必要。
手作りのGK03Dを見てしまった影響か、自分で作ろうと思った。


ネットで必要な物を調べて、秋葉原で買出し。

重要な部品はロータリースイッチ。
4回路のものを2個買って2台作る予定だったが、
8回路という凄いスイッチを見つけ、急遽設計変更。
8回路だと、1台・1スイッチで切り替えが出来る!
接点には銀を使用しているというので、音質的にも問題ないだろう。

ほかに
高級RCA端子 
PC OOCのシールド配線 
無鉛銀入りハンダ
金属製ケース
音質にこだわってパーツをチョイス。

しかし、金属ケースの穴あけに電動ドリルが必要というが、結構高い。
予算がオーバーしてしまう・・・


翌日、いつも行っている骨董市。
使い古した電動ドリルをたったの1000円でGet。

喜び勇んで帰宅し、その日のうちに作業開始。
初めてなので、位置が若干ブレた所もあるが、
穴あけ作業は比較的簡単に終了。

多数の配線をハンダ付けする作業の方が大変だった。


そして、完成。


「Phono Selector」と命名。9組のラインケーブルが出入りする。

プレーヤーから3種のフォノイコとトランスへ、4系統の切り替え。
トランスは、MC・MM別系統の入力端子を持つフォノイコ・PE50のMMに繋いだので、
PCへの出力は3系統になる。
音質は上々。ノイズも乗らない。




棚も自作。

寸法は200(W)x200(D)x312(H)材料費は450円。


調子に乗って、普通のラインセレクター(一番下)も自作。
ちなみに、LUXMANのシールを貼っているケースは「月刊Stereo」 2012.1
付属のデジタルアンプをアクリルケースに入れたもの。

このラインセレクター、シールド無しの配線とアクリルケースのせいか
ハムノイズが乗っていたので、アルミホイルを内部配線に巻いてみると、
ノイズが殆んどなくなった。


DAM「マニアを追い越せ!大作戦」オーディオ・チェック・レコード・ディスコグラフィー

2012年07月28日 09時56分58秒 | 音楽

以前『DAM「マニアを追い越せ!大作戦」(アナログレコード)』で紹介したレコードのディスコグラフィーです。ネット上でどうしても見つからなかったので自分で作りました。

おそらく、DAM最後のアナログプレスと思われる、
『クロイツェル/春』ジェラール・コルステン(ヴァイオリン) 前島園子(ピアノ)
平成2年11月 DOR-0173・4 の帯の内容を転記、修正しました。

オーディオ・チェック・レコード・ディスコグラフィー
タイトル 備考 年月 No.
○プロフェッンョナル・ヒヤリング・テスト・レコード   50年11月 DOR-0001
○プロユース・レコード   50年11月  DOR-0002
○チェック45   51年6月 DOR-0004
○トラック・ダウン45   51年6月  DOR-0005
○アルプス交響曲 ルドルフ・ケンペ指揮 ドレスデン国立管弦楽団 51年11月  DOR-0026・27
○ダイレクト45   51年11月  DOR-0028
○ライブ!ニューハード 76/45 宮間利之とニューハード 52年6月  DOR-0030
○カラヤン/ワーグナー ベルリン・フィルハーモニー・オーケストラ 52年6月  DOR-0031
○エヴァーグリーン ダイナミック・サウンド・バイ・ジャズ・フィーリング 52年11月  DOR-0036
○青少年の為の管弦楽入門 アンドレ・プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団 52年11月  DOR-0037
○デュークエイセス 76/45   53年6月  DOR-0040
○カラヤン/フィンランディア ベルリン・フィルハーモニー・オーケストラ 53年6月  DOR-0041
○プロミキシング45 ★FOR VIP 53年10月  DOR-0042
○サマータイム  山本剛トリオ+鈴木勲 53年11月  DOR-0043
○シェエラザード/ロストロポーヴィッチ指揮 パリ管弦楽団 53年11月  DOR-0044・45
○グラシェラ・スサーナ 76/45   54年6月  DOR-0056
○火の烏/リッカルド・ムーティ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 54年6月  DOR-0057
○禁じられた遊び/荘村清志   54年11月 DOR-0066
○サロメ/カラヤン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 54年11月  DOR-0067
○グラシェラ・スサーナ 76/45 ★FOR VIP 54年12月  DOR-0069
○アリス 76/45   55年6月  DOR-0077
○岩城宏之/ローマの松 76/45 日本フィルハーモニー管弦楽団 55年6月  DOR-0078
○弘田三枝子76/45   55年11月  DOR-0086
○ボールト/惑星 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 55年11月  DOR-0087・88
○弘田三枝子76/45 ★FOR VIP 56年3月  DOR-0089
○ミッシェル 76/45   56年6月  DOR-0092
○カラヤン/アイーダ ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団 56年6月  DOR-0093
○剣の舞デジタル クラウス・ヴィーゼ指揮 ライブツィヒ放送吹奏楽団 56年11月  DOR-0100
○アルルの女/カラヤン・イン・パリ ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 56年11月  DOR-0101
○カラヤン/ボレロ リバース45 ★FOR VIP ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  57年3月  DOR-0103
○ジョン・海山・ネプチューン デジタル45   57年6月  DOR-0114
○タイースの幻想曲 デジタル45 カラヤン指揮  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン) 57年6月  DOR-0115
○伊藤咲子・中原めいこ 76/45   57年11月 DOR-0117
○ベートーヴェン「合唱」オイゲン・ヨッフム指揮 ロンドン交響楽団 57年11月  DOR-0118
○伊藤咲子・中原めいこ 76/45 ★FOR VIP 58年3月  DOR-0119
○ワーグナー 76/45 ワルキューレ ホルスト・シュタイン指揮 NHK交響楽団 58年6月 DOR-0120
○アン・マレー 辛い別れ   58年6月  DOR-0121
○アンリ菅野 デジタル45   58年11月 DOR-0122
○ベルリオーズ幻想 シャルル・ミュンシュ指揮 パリ管弦楽団 58年11月  DOR-0123・24
○ワーグナー 76/45 タンホイザー ★FOR VIP 59年3月 DOR-0126
○乙女の祈り 宮沢明子ピアノ名曲集   59年6月  DOR-0127・28
○処女航海/枯葉 ハービー・ハンコック/マイルス・デイヴィス /キャノンボール・アダレイ 59年6月  DOR-0129
○日本の詩 新ヴィヴァルディ合奏団 59年11月  DOR-0131
○カラヤン/新世界 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 59年11月  DOR-0132・33
○アヴェ・マリア 76/45 ★FOR VlP 59年11月  DOR-0134
○トッカータとフーガ 76/45 ウェルナーヤコブ(オルガン) 60年6月  DOR-0135
○ドリーム・デジタル45 本田俊之/チック・コリア 60年6月  DOR-0136
○デュオ 76/45 与世山澄子&マル・ウォルドロン 60年11月  DOR-0137
○クリュイタンス ボレロ/ラヴェル名演集   60年11月  DOR-0138・39
○ブラームス:交響曲第1番 ★FOR VIP シャルル・ミュンシュ指揮 パリ管弦楽団  61年3月  DOR-0140・41
○アニー・ローリー ザ・スコラーズイギリス民謡を歌う   61年6月  DOR-0142
○西島三重子 76/45   61年6月  DOR-0143
○チゴイネルワイゼン 徳永二男/ヴァイオリン名曲集   61年11月  DOR-0144・45
○秋本奈緒美 76/45   61年11月  DOR-0146
○ロマンス 徳永二男/ヴァイオリンリサイタル ★FOR VIP 62年3月  DOR-0147
○タンゴ/冴木杏奈 76/45   62年6月  DOR-0148
○ラルゴ/CMはクラシックがお好き 手塚幸紀指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 62年6月  DOR-0149・50
○ SIR DUKE/SUMMERTIME ジョン・海山・ネプチューン&ポーラ・デスモンド 62年11月  DOR-0151
○オイストラッフ&セル ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 クリーヴランド管弦楽団 62年11月  DOR-0152・53
○西島三重子ライブ ★FOR VlP 63年3月  DOR-0154・55
○石黒ケイ/ボレロ45   63年6月  DOR-0156
○サヴァリッシュ マドンナの宝石   63年6月  DOR-0157・58
○サヴァリッシュ スペイン奇想曲   63年11月  DOR-0159・60
○西島三重子/地球よ廻れ ダイレクト45   63年11月  DOR-0161
○フルトヴェングラー/第九 ★FOR VlP 平成元年3月 DOR-0162~4
○ゲノー・カー アルビノーニのアダージョ   平成元年6月  DOR-0166
○白鳥英美子/美しき育きドナウ   平成元年12月 DOR-0167
○バックハウス/皇帝 イッセルシュテット~ウィーンP.O 平成元年12月 DOR-0168
○戦争レクイエム ★FOR VlP ブリテン~ロンドンS.O  平成2年3月  DOR-0169・70
○フィメール・ヴォーカル・フォーエバー   平成2年6月  DOR-0171
○ミュンヒンガー/四季 シュトゥットガルト室内O 平成2年6月  DOR-0172
○クロイツェル/春 ジェラール・コルステン(ヴァイオリン) 前島園子(ピアノ) 平成2年11月  DOR-0173・4

『沢田研二 LIVE2012 3月8日の雲~カガヤケイノチ』6/30千葉

2012年07月01日 22時32分32秒 | 音楽

AMはヤマト、PMはジュリー。
6/30は贅沢な1日でした。

私とヤマト・ジュリーの付き合いは1977年から。
1978年に『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』
の主題歌「ヤマトより愛をこめて」をジュリーが歌い、
相乗効果で今日までファンであり続けるようになりました。

同日に両方のイベント、というのは初めてです。
しかも、どちらとも最新作!!
なんとも息の長いことですね。


さて、今回はチケットを安く譲ってくれる方が見つかり、
急遽参戦。
どうしても行かねばというスタンスでもないですが、
縁があればジュリーのLIVEに行っています。


会場は、千葉県文化会館。

千葉城の敷地内です。

16:30開場。まずは、 
『2012.1.24 日本武道館 LIVE』DVDを購入。
以前ブログで紹介したあの武道館コンサートです。
皆さんも是非購入して見てください。6000円です。
NHK・BSの放送でカットされていた部分も入っていますよ。


以下ネタバレあります


さて、オープニングの曲は「SPLEEN~六月の風にゆれて」(1991年シングルA面)
季節に合わせての選曲でしょうか。
最後の 失くしたx3回 の歌詞に
力がこもっていたのは
元奥様である伊藤エミさんが亡くなったから?
表情も苦しそうに見えました。

2曲目「そのキスが欲しい」(1993年シングルA面)
定番ですね。ドームでも1曲目でした。

3曲目「お嬢さんお手上げだ」(1978年シングル「ダーリング」B面)
今年の音楽劇のモチーフ曲ですね。

4曲目「1989」(2002年アルバム「忘却の天才」収録曲)

5曲目「届かない花々」(2004年シングル「オーガニック オーガスム」B面)
老人介護サービス企業サニーライフのCMソング。

6曲目「涙色の空」(2010年ミニアルバム)
最近のバラードの名曲。

7~10曲目はブログでも紹介した
2012年のミニアルバム 『3月8日の雲』の4曲。
「3月8日の雲」

「恨まないよ」

「F.A.P.P」反原発頑張れ!

「カガヤケイノチ」

~休憩~

11曲目「約束の地」(1992年アルバム「Beautiful World」収録曲)

12曲目「君をのせて」(1971年ソロデビューシングルA面)
何度聴いても良い!

13曲目「我が窮状」(2008年シングル「ROCK'N ROLL MARCH」3曲目
この曲は憲法第9条擁護の唄ですね。
今回は社会派なLIVEですね。

14曲目「時の過ぎゆくままに」(1975年シングルA面)

15曲目「ラジカル・ヒストリー」(1992年アルバム「Beautiful World」収録曲)

16曲目「気になるお前」(1973年シングル「胸いっぱいの悲しみ」B面)
多分、ジュリー本人が一番好きな曲。

17曲目「時計/夏がいく」(1995年アルバム「sur←」収録曲)
このアルバムタイトルは「sur(シュール)」を「←(右から)」即ち反対から読む意味で「ルーシュ」と読む(正確なデザインは「sur」の上に「←」が乗っている)ということです。

18曲目「サーモスタットな夏」(1997年シングルA面)
夏場の定番曲ですね。

19曲目「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」(1997年アルバム「サーモスタットな夏」収録曲)

20曲目「君をいま抱かせてくれ」(1994年アルバム「HELLO」収録曲)

21曲目「明日は晴れる」(2003年シングルA面)

~アンコール~

長いMC(健康ネタ)

22曲目「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」(1982年シングルA面)

23曲目「ス・ト・リ・ッ・パ・-」(1981年シングルA面)

今回は、往年のヒット曲が少なく、社会派の大人しい選曲だったので、
最後の2曲のサービスで満足しました。 


2012年5月19日(土) 茅ヶ崎市民文化会館の八神純子は素敵でした【ネタバレあり】

2012年05月19日 23時28分16秒 | 音楽

八神純子 コンサートツアー 2012
翼 -私の心が聞こえますか。-

2012年5月19日(土)
茅ヶ崎市民文化会館

に参戦してきました。


以下セットリスト【ネタバレ】です
 

1 サマー イン サマー ~想い出は、素肌に焼いて~
2 みずいろの雨
3 思い出は美しすぎて
4 待ちわびて
5 白いページの中に
6 時代
7 ラブ・シュープリーム~至上の愛~
    衣装換え(ビデオ上映)
8 傷ついた翼
9 さくら証書
10 ハナミズキ
11 Mellow Cafe
12 翼
13 カレキニハナヲサカセマショウ
14 Mr.ブルー
15 ポーラスター
16 涙をこえて
    アンコール
17 パープル・タウン~You Oughta Know By Now~
18 思い出のスクリーン
19 スマイル(原曲:チャーリー・チャプリン)


観客の熱気のせいか、
暑かった今日にふさわしい
「サマー イン サマー ~想い出は、素肌に焼いて~」 
でスタート。
そして「みずいろの雨」 
往時と変わらぬスーパーヴォイス。
いやいや、往時以上の伸び・艶・迫力ではないか。

そして、前半終盤の「時代」 を唄い終えたあと
真っ暗になってしばらくの沈黙。 
次の曲は?とドキドキしていると、
最も聴きたかった曲の前奏が!
背筋がゾクゾクした。
ヤマトファンなら知っている、
「ラブ・シュープリーム~至上の愛~」 
古代と雪が交わった時に流れたあの曲。

本日最高の熱唱。
声量豊かで、素晴らしい艶と伸び。
ヤマトの曲だから贔屓目
ということではない。


純子さんは大震災以降
幾度と無く被災地を訪れ
ボランティア活動、
チャリティライブと
熱心な活動をしている。
そんな中で生まれた
「翼」
「カレキニハナヲサカセマショウ」
も披露。

ここまで誰一人立ち上がらず
上品な感じで進んだコンサート。
ジュリーの時はほぼ立ちっぱなしの私は
物足りなく思っていた。

「Mr.ブルー」の時に立ちたい!
でも一人で立つ勇気は無いな・・と思った瞬間、
隣のお姉さんが、たった一人で立ち上がった。
同じ気持ちだったんですね。

そして「思い出のスクリーン」の時に
純子さんが促すと全員総立ちに!
ライブはこうでなくちゃ。

ちなみに「思い出のスクリーン」の
1番はカッコイイ英語でした。
調べてみるとGTSというDJグループと組んで
「DISTANT MEMORIES」
という題でリリースしているようです。
 

今回は、2月の公演とはセットリストが変わっているようです。
 「ラブ・シュープリーム~至上の愛~」 は
初披露だったようで、ラッキーでした。
 

最後に、余談ですが
私が尊敬する宮川泰大先生は、
『サウンド解剖学』(中央公論社)で
純子さんのことを
「繊細で大胆、感覚的で理論的、
作曲家としての必須の条件を全部持つ
素晴らしきミュージシャンである。」
と、評しています。


沢田研二 『3月8日の雲』

2012年03月10日 22時41分20秒 | 音楽

明日、
震災1年目に発売される
沢田研二の新しいCD
『3月8日の雲』
4曲入りのミニアルバム。
あるいは、てんこ盛りシングルとも云う。

作詞は、全曲沢田研二。
作曲・演奏は、鉄人バンドのメンバーが担当している。

1. 3月8日の雲  作詞:沢田研二   作・編曲:大山泰輝
2. 恨まないよ    作詞:沢田研二   作・編曲:GRACE
3. F.A.P.P    作詞:沢田研二   作・編曲:柴山和彦
4. カガヤケイノチ  作詞:沢田研二   作・編曲:下山 淳

毎日新聞の記事にも出ているように
4曲とも東日本大震災をテーマにしている。

迫力のあるドラムとギターに
オルガンの音が絡む
70年代を思わせるサウンドの
「3月8日の雲」で始まり、
「恨まないよ」で涙し、
「F.A.P.P」(フクシマ・アトミック・パワー・プラントの略)で憤り、
「カガヤケイノチ」で前向きに。

大震災をテーマにしているが
暗い曲は1曲も無い。

作詞、作曲、演奏、歌唱の全てに
本当に力がこもったCD。

個人的には
『彼は眠れない』 『単純な永遠』
以来の名盤だと思う。

すべての日本人に聴いて欲しい。

セブンネットショッピング 


沢田研二 LIVE 2011~2012 TOUR FINAL(武道館) 

2012年01月24日 23時46分49秒 | 音楽

41年前、
1971/1/24の武道館コンサートで
GSブームの頂点を極めた
ザ・タイガースが解散した。

そして、2012/1/24
同じ日、同じ武道館で
ほぼタイガースの
(トッポがいないので「ほぼ」)
コンサート、千秋楽。


消防車みたいなツアートラック! 

私の座席は、北側。
後ろから観賞するという
初めての経験。
それでも、真正面の南側よりも
近くで見ることが出来た。
ジュリーも時折
後ろを向いてくれる。 


こんな感じです。通常のコンサートだと8方のうち3方が塞がっているが、
今回は8方とも開放して観客動員は13,000人。

この千秋楽で、
奇跡が起こり
 「ほぼ」 が取れるという
憶測があったが
果たして、、

トッポは駄目だったけど
シローが来た!

体の具合が悪く
椅子に座って
ビージーズのカバー
「若葉のころ」を
歌唱。 涙した。 

綺麗な高音で
何とか唄いきり、
そのあと、トークを少し。
観客の涙のなか、
笑いも取っていた。


トッポがいないので
私は高音パートを
熱唱させてもらった。
知ってる曲が多く、
たくさん唄えて楽しかった。


2011/9/8の初日も
鑑賞しましたが、
今回の千秋楽は
比べ物にならないほど
凄かった。

迫力ある歌・演奏の
パフォーマンスは
最高。
観客のノリも
最高。

素敵な夜でした。


aikoの好きなシングル曲ランキング - gooランキング

2011年11月23日 19時03分53秒 | 音楽

aikoの好きなシングル曲ランキング - gooランキング

ちょうど良いタイミングでこんなランキングがあがってました。
私の一押し『蝶々結び』はギリギリベストテン入り。

1~3位は
『カブトムシ』

『花火』

『ボーイフレンド』

1999~2000年の全盛期の名曲群。私もこのへんからファンになりましたね。
aikoは容姿、曲調ともにストライクでした。

そして、個人的には2003年
『蝶々結び』

『アンドロメダ』

『えりあし』

が最高の当たり年でしたね。それぞれ10位以内にランキング。

だけど、一番欲しいシングルは『かぶとむし』のアナログプロモ盤です。
ジャケットが良いんですよ。(表題写真参照)
aiko唯一のアナログなので欲しいのですが、びっくりするような高値(10万とか)で取引されています。


aiko シングル『ずっと』発売 そしてHappy Birthday!

2011年11月22日 21時48分54秒 | 音楽

前奏が無く、aiko特有の息を吸うブレス音からいきなりはじまる。
『蜜の味』と云うドラマの主題歌らしい。
いまどきのアーティストに無い古風な良さがあるのがaiko。

当の私は、2003年の『蝶々結び』をピークに、ファンとしては下降線で、
ここ数年は出る曲が同じ曲にしか聴こえなくなってきている、末期症状か。
それでも好きだ。CDは初回限定版を必ず買っている。

スタンスが変わらない、変えない、だから同じ曲に聴こえる?
しかし、それが良いんだ。変えずに続けることは素晴しい。
だから、支持し続ける。

変わらないモノには安心感がある。

いつまでも変わらないaikoに乾杯。そして、おめでとう!
今日、良い夫婦の日はaikoの36回目の誕生日だから。


aiko『ずっと』(初回限定版)2011/11/23発売

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9A%E3%81%A3%E3%81%A8-aiko/dp/B005XUTWEC


DAM「マニアを追い越せ!大作戦」(アナログレコード)

2011年11月13日 01時12分05秒 | 音楽

今は無き第一家電が作成したスーパーアナログレコード、
DAM「マニアを追い越せ!大作戦」のシリーズは
昭和50年代から平成の初めまで作られていました。

メンバーズクラブの景品だったのですが、45回転重量盤と贅沢なつくりです。
しかも、最高の音質を追求するために、オリジナル録音した音源を使っている盤もあります。

私の所有する盤の中で最も高音質なのがこのシリーズです。
170余りが世に出ましたが、そのうち21枚を手にしました。

追記:DAMのレコードは170余り出ましたが、全てがマニアを追い越せのシリーズではないようです。

今日、あっ、もう昨日か、
リサイクルショップでそのシリーズを8枚もゲット。

以下、そのいくつかを紹介。

16チャンネルのマルチトラックから、トラックダウンする過程を聞かせてくれる

それぞれの元素材→イコライジング→エコーと個別に聴かせた後、
音を一つづつ足して行き、イコライジングしたりエコーをかけたり。
そして完成したものをフルコーラスで聴かせてくれる。
使用された曲は、TVCMで良く耳にする「ハッスル」

アナログ録音とデジタル録音の聞き比べ企画

アナログの勝ち!
デジタルはヒスノイズが無いが、硬くて伸びが無い。

オリジナル録音でデューク・エイセスの渋いコーラスの魅力を余すことなく引き出している


ジャンルを問わず、アナログの魅力を様々な手法で追求した、宝のような盤たちです。


LPレコードの音質はCDより良いのか?

2011年11月12日 14時08分52秒 | 音楽

LPレコードの音質はCDより良い」と云うのは私の持論。
特にトランペットやシンバルの金属音の響きはぜんぜん違います。
そして、打楽器の叩く、弦楽器の弾く音の切れに臨場感があります。

そんなことで、テンプレートもアナログレコードになっています。


ところで今回は言葉で説明するより、音の成分を視覚化してCDとLPレコードの違いを検証してみようと思います。


高速リアルタイム スペクトラムアナライザー「WaveSpectra」と云うソフトを使って、同じ曲の同じ部分でCDとLPレコードの波形を比べてみました。


【1】CDを24bit/96kHzでアップサンプリングしながらPCに取り込んでみました。
CDのサンプリング周波数は16bit/44.1kHzなので、アップサンプリングしてもそれ以上の音質にはなりません。(下図1)

※図の縦軸はdB(デジベル)で音圧レベルを表わし、
横軸はHz(ヘルツ)音の高さ(振動数)を表わしています。
横軸は左からひとメモリごとに20・30・40・50・60・70・80・90・100
100の次は200・300・・・1k(1000)・2k・3k・・・10k(10000)
そして20k・30k・40k・右の端っこが48kHzとなります。

図1(クリックで拡大できます)

原理はさっぱり分かりませんが、音の周波数の2倍以上のサンプリング周波数でデータ化しなければ元の音の周波数を再現できないらしい。
96kHzでサンプリングすれば、図の右端の最大値48kHzまで再現できることになるが・・
CDの音の周波数は約20kHzまでなので、96kHzでアップサンプリングしても元々無かった20kHz~48kHzは当然再現できません。


【2】アナログレコードの音をサウンドカード「Sound Blaster Audigy 2 Value Digital Audio」を使って24bit/96kHzでサンプリングしてPCに取り込んでみました。(図2)

※レコード再生機材は、ターンテーブル:Technics SL-1200 MK4、カートリッジ:DENON DL-103、昇圧トランス:DENON AU-103、フォノイコライザー:SOUND PE50、モニターヘッドフォン:audio-technica ATH-A900。
これらの再生機器についてはこちらで紹介してます。

図2(クリックで拡大できます)

20kHz以上の部分にもしっかりと音が入っているのが見て取れます。


さて、以上のように音のデータを視覚化すると、LPレコードの音がCDより優れているということが理屈では理解できます。

しかし、人間の耳には20kHz以上の音は聞こえないと云われています。
ということは、先に述べたような金属音の響きが違うとか、叩く・弾くという音に切れがあるというのは、気のせいでしょうか?

いやいや、気のせいじゃないでしょう自分の耳を信じますよ。

20kHz以上の音も聴こえている、もしくは音圧を感じているのだと思います。


現在、1960~80年代の懐かしいLPレコードは安価で入手できます。みなさんも、耳にリッチなアナログライフを始めてみませんか?