かなり以前ですが「LPレコードの音質はCDより良いのか?」で
レコード音源を24bit/96kHzでサンプリングして
PCに取り込み、音質の検証をしましたが
今回は、取り込んだ音源の処理について書いてみようと思います。
レコード音源にはノイズが付き物ですが
音楽編集ソフトのノイズリダクション機能を使ってしまうと
ノイズを除去できても、明らかに音質が劣化してしまいます。
これでは、せっかくの24bit/96kHzでサンプリングした音源データも台無しです。
そこで、時間と手間は掛りますが、手動のノイズリダクション作業を施すことにしました。
手動なので、クラックルノイズ処理のみで、ヒスノイズ・ハムノイズの除去を行なうことは出来ません。
初めてこの処理を施した音源データの変更日は2004.6.12になっています。
以来10年以上基本的な方法を変えずにレコード音源をマスタリングしてきました。
以下、私なりのアナログレコードのデジタルマスタリング手順です。
1.レコード盤と針を念入りにクリーニングする。
手動でノイズ除去すると云う前提なので、静電気や除去可能なホコリ・汚れによるノイズを出来る限り排除します。
新品の盤ならクリーニングなしでも、殆どノイズ除去せずに済みます。
2.レコードを再生してPCに取り込む。
録音音量はオーバーしないように調整します。
小さすぎてもヒスノイズが出るので、注意が必要です。
振動防止の為、録音中は歩いたりせず静止して音楽鑑賞しましょう。
ノイズの原因になるので、電源スイッチ等の切り替えも厳禁です。
現在の液晶TVは大丈夫ですが、ブラウン管TVをつけると「ピー」というノイズが入りました。
3.取り込んだ音源を手動でノイズ除去する。
愛用のソフトは「Audacity」です。
a.曲の始めと終わりの処理
(1)音の鳴り始める直前に0.5秒フェードインを入れて、その前は無音にします。
(2)では、曲の終わり部分でノイズ除去も含めての手順を説明します。
イ.取り込んだままの状態。ノイズがあります。
ロ.一見してわかるノイズは拡大して描画ツールで修正します。(ロの画像はイとは別の部分です)
ハ.ノイズ除去後。元の波形が正確に判らなくても、見た目が滑らかなラインになればノイズは聴こえなくなります。
ニ.音が完全に鳴り止んだ直後1.5秒を選択してフェードアウト処理をかけます。
ホ.フェードアウト直後に無音部分を作ります。
ヘ.フェードアウトの最後の方は、フェードアウト後にノイズ除去した方が縦振れが小さくなるので処理しやすい。
ト.ノイズ除去後
チ.曲の終わり部分の処理完了
b.モニターヘッドホンで最初から通して聴きながら、ノイズ除去していきます。
(1)基本的に自分の耳で聴いて気になるノイズだけ描画ツールで修正除去していきます。この程度のノイズ選択で通常再生に耐えうる除去が出来ます。
更に完璧な除去を目指すなら、聴こえたノイズを全て修正除去すれば良いのです。
(2)音源の価値や使用目的、ノイズの量などに応じて
ノイズを何処まで修正除去するか自分の加減で決定します。
(3)しかし、SPレコードなど絶え間なくノイズが入っている音源は
音楽編集ソフトのノイズリダクション機能に頼るしかありませんね。
(4)耳で聴こえても、波形が小さくて発見しにくいノイズもあります。
その場合、出来るだけノイズに近い場所で
描画ツールが利用可能になる一つか二つ手前の倍率まで拡大して
画面を送りながら探していきます。
下の画像のように、視覚的に発見し難いものもあります。
イ.描画ツールが利用可能になる倍率でやっと判る
ロ.描画ツールが利用可能になる一つ手前の倍率でも殆ど判らない
このようなノイズだとほぼお手上げですね。
耳に聴こえるのにどうしても見つけられずに諦める場合も有ります。
4.曲の前後の要らない部分を捨てます。私の場合は、曲の始めはフェードインを含めて0.7秒程度、曲の終わりはフェードアウト後に2.5秒程度残して前後をカットしています。
そして、音が割れない範囲内の最大値に音量を上げます。
現在販売されているCDは昔に比べて音圧を上げることで音質が良く聴こえるようにしています。しかし、上げすぎでビリビリ歪んでしまっているCDが多々ありますので、上げすぎに注意しましょう。
経験上、表題写真のようにピークのみ少しオーバーする程度で音が割れない範囲内の最大値になることが多いです。(どうしても音割れを防ぎたいのなら、ここまで音圧を上げないほうがよいでしょう)
5.ファイル名をつけて保存して終了です。
最近は、なかなかマスタリング作業が進みません。
時間の有る無しより、ここまで細かい作業をやる気力と体力が衰えてきたと実感します。
【関連記事】
「「宇宙戦艦ヤマト」ハイレゾ音源 と LPレコード音源 聞き比べ」
「LPレコードの音質はCDより良いのか?」
「レコード再生機器について(SL-1200MK4/DL-103R/AU-103/PE50)」
2015.9.27の中秋の名月はついうっかりして日付が替わった28日0時過ぎの写真です。
カメラは4/3サイズのOLYMPUS PEN E-P3、
レンズはTAMRON SP 500mm f8(レフレックスレンズ)です。
35mmフルサイズ換算1000mm相当の画角ですが、もっと大きく撮影したいですね。
上記写真をトリミングしました。
そして28日の日没前、雲は有りますが青空も多く、おそらく今夜も素晴しいスーパームーンが見れるでしょう。
カメラはAPS-CサイズのPENTAX K-30、
レンズは同じくTAMRON SP 500mm f8に1.4倍テレコンバーターをつけた700mm。
35mmフルサイズ換算1050mm相当の画角です。
しかし、夜になるとにわかに雲が湧き上がり、雲間からかろうじてとらえた写真。
上記写真をトリミングしました。雲でぼんやりしています。
さて、もっと大きく撮りたいので2倍テレコンバーターも加えて1400mm。
35mmフルサイズ換算2100mm相当の画角です。
二重にテレコンなんて、画質面への考慮はゼロですね。
上記写真をトリミングしました。
雲の動きがあるので、この1400mmレンズで動画も撮影してみました。
それにしても、月って案外早く動いているものですね。
【追記】
そして、日付が替わって 29日0時過ぎ、雲の切れ目から!
レンズは同じ1400mmですが、カメラはAPS-CサイズのSONY NEX-6です。
K-30よりピント拡大率が高いのでピント合わせがやり易いです。
上記写真をトリミングしました。
とある廃線跡の脇に、このような彼岸花の群生がありますが・・
少し花が痛み始めているようなので、すぐ傍の小さめの群生に移動して撮影開始です。
今回のメインレンズはAi Micro-Nikkor 55mm f2.8S。
被写界深度が浅い絞り開放のマクロ撮影では、花の何処にピントを合わせるのか悩みどころです。
そこでピント位置を変えて複数撮影し、
最終的には真ん中の蕾?にピントを合わせたこのショットをベストとしました。
以下、他のピント位置での作例です。
・後ピン
これは、意外にもいけてます。
・手前の花びらにピント
本来ならこれがベストなのでしょうが、蕾にしっかりピントが来ているほうが写真に締りが出ると判断しました。
・前ピン
これは駄目ですね。手前の雄蕊に虫でも止まっていれば下のようにトリミングして使えそうですが。
・前ピン(トリミング後)
・f11に絞って
花の全てにピントが来ましたが、バックが煩いのでボツ。
次に、蕾のピント位置について3種類撮り比べてみましたが、
それぞれに良さがあって1枚に絞れませんでした。
(以下3枚はトリミングしています)
3枚とも良いでしょう?
線路脇に秋桜も咲き始めていました。すっかり秋です。
その後、買い物をして最寄のガソリンスタンドに寄ったとき・・
こんな綺麗な夕焼けは年に1度あるかどうかです!!
カメラ:Nikon D600
レンズ:Ai Micro-Nikkor 55mm f2.8S、TAMRON AF 75-300mm f4-5.6 LD、SIGMA ZOOM 28-80mm f3.5-5.6 MACRO
今回も、新しく開設したブログの記事を再録で紹介します。
オールド・レンズ(OL)と フイルム・カメラ(FC)を愉しむブログ
『OLFC倶楽部 (いにしえのカメラ・レンズたち)』
カメラ、レンズに特化したブログですのでよろしくお願いします。
α7購入に伴い、先に購入していたNEX-6用のマウントアダプターに数本のマウントアダプターを買い足して12種類のマウントに対応できるようにしました。
殆どのマウントアダプターはノーネーム中国製の粗雑品なので、使用に際して注意を要したり、簡単な修正を施したものもありました。
そこで、今回はマウントアダプターの取り付けに関しての検証です。
NEX(APS-C)用に設計されたと思われるマウントアダプターが殆どなので、ケラレなくα7のフルサイズで撮影できるかの検証も必要ですが、次回以降の実写で検証します。
1.PENTAX K レンズ⇒SONY E
ノーネーム品。造りは良かったのですが、取り付けが緩かったので矢印部分のスリットにマイナスドライバーを挿し広げて修正。なお、PENTAXボディの純正マウントでは、この部分に板バネを使っています。
マウントに板バネが使われていないため、PENTAX純正のM42レンズ⇒Kマウントアダプター(下記写真左下)を取り付けてもスカスカで使い物にならず、M42レンズ⇒SONY Eマウントアダプターを別途購入することにしました。このようにマウントアダプター同士の互換性は低いのでよく検証してから購入、使用する必要があります。
さらに、L39レンズ⇒M42アダプターリング(上記写真右下)を着けてLマウントマクロ撮影も考えていたのですが、こちらも再検討です。
2.3.4.PEN-F&OM・Nikon Fレンズ⇒SONY E
PEN-Fレンズ⇒SONY E(写真下)はノーネーム品ながら造りが良く、マウントに板バネが使われています。取り付けは硬めですが、緩いよりは良いだろうと修正せずそのまま使用しています。ちなみに、PEN-Fのフォーマットはハーフサイズ(≒APS-C)なのでα7のフルサイズで撮影すると四隅にある程度のケラレが出ると思われます。
さらに、PEN-F用に購入していたオリンパス製のOMレンズ⇒PEN-F・Nikon Fレンズ⇒PEN-Fマウントアダプター(写真上)を噛ませればOM・Fレンズによる撮影も可能になるはずです。マウントアダプター同士の取り付けは問題なさそうですが、マウントアダプター自体がハーフサイズ(≒APS-C)用なので、α7のフルサイズでケラレなく撮影出来るかどうかの検証をする必要があります。(次回以降の実写の巻で検証します)
そして、上述のLマウントマクロ撮影用にL39レンズ⇒Nikon Fマウントアダプター(写真右下)を購入してみましたが、Nikon Fレンズ⇒PEN-Fマウントアダプター(写真左上)との相性が悪く、使用を断念。
L39レンズ⇒Nikon Fマウントアダプターはアルミ製のノーネーム品。Nikonボディの純正マウントには、どうにか取り付け出来ましたが、レンズ後部がミラーに干渉する可能性があるのでレンズの装着は止めました。しかし、オリンパス製Fマウントとの相性は最悪。取り付けが硬くロックする所まで廻らず、さらに逆方向にも廻ってしまうので、この組み合わせで使えば問題発生は必至です。Lマウントマクロ撮影に関しては更なる考察が必要です。
5.M42レンズ⇒SONY E
ノーネーム品。ピン押しリング(白矢印)があるので、マニュアル絞り非対応のレンズでも絞り動作が可能ですが、レンズ後部と干渉する可能性もあるので、取り付けに際して注意が必要です。また、フジカレンズを取り付ける場合は露出計連動爪と干渉しないように、二重リングのマウント部分(赤矢印)を若干持ち上げて固定します。こうすることによってフランジバックが若干伸びる、マウント面の厳密な水平が出し難い、マウント固定の強度低下などの問題点がありますので、このような小細工をして使う場合は細心の注意が必要です。
6.7.L39&Nikon Sレンズ⇒SONY E
L39レンズ⇒SONY Eマウントアダプター(写真右上)はノーネーム品ながら、問題点なく良好な着脱。
さらに、Nikon Sレンズ⇒L39マウントアダプター(写真右下)を噛ませてSマウントにも対応。マウントアダプター同士の取り付けも問題なく良好でした。
なかなか解決しないLマウントマクロ撮影ですが、前述のM42レンズ⇒SONY Eマウントアダプター(写真左上)にL39レンズ⇒M42アダプターリング(写真左下)を噛ませてみる事にしました。M42レンズ⇒SONY Eマウントアダプターのピン押しリングに対してL39レンズ⇒M42アダプターリングを強く締めつけると外れなくなるおそれがあるので注意が必要です。また、L39マウントレンズ後部がピン押しリングに干渉しないか確認しながら取り付ける必要があります。幸いにして、手持ちのL39マウントレンズの後部は干渉しませんでした。
8.SONY・MINOLTA A⇒SONY E
ノーネーム品ながら、取り付けに関しては問題ありませんでした。絞りリング内臓なので、絞り動作可能。0-7の目安数字が入っていますが、正確な絞り値は判らないようです。
さらに、SONY 純正品がこちら。
NEX用なのでα7には使えませんが、AF、AE、自動絞り連動の優れものです。
上記ノーネーム品があるので、購入したものの未使用で放置しています。
さらに、古いAマウントレンズは絞りが粘っている個体が比較的多くあり自動絞り連動不良になることがありますが、このような個体でもマニュアル絞りのノーネーム品なら絞りが使える、という利点もあります。
9.MINOLTA SR、MC、MD⇒SONY E
ノーネーム品。レンズを取り付ける時に、ロック解除ボタン(矢印)を押さなければ引っかかります。ロック解除ボタンを押さずに無理に廻すと破損する恐れがありますが、ノーネーム品にはよくある現象です。ちょっとしたことで問題なく使える場合もありますので、ノーネーム品の使用には工夫と注意が必要です。
10.Petri⇒SONY E
ノーネーム品で荒い造りですが、取り付けは大丈夫でした。赤い締め付けリングにストッパーやクリックが無いので、レンズ付け外し時には点印をUに合せる、締め付け時は逆廻しも出来てしまうので間違いなくCの方向に廻すように注意します。
いかにもノーネーム品らしい、使い手を試すようなアダプターですが、使い方を間違えなければ問題ありません。
11.Konica AR⇒SONY E
ノーネーム品。MINOLTA MD用と同じく、レンズを取り付ける時に、ロック解除ボタン(矢印)を押さなければ引っかかります。ロック解除ボタンを押さずに無理に廻すと破損する恐れがありますが、ノーネーム品にはよくある現象です。ちょっとしたことで問題なく使える場合もありますので、ノーネーム品の使用には工夫と注意が必要です。
12.Canon FD⇒SONY E
ノーネーム品。取り付けたレンズの後部に絞り連動ピン(矢印)が擦れるので、若干下方に曲げて修正しました。
なお、Canon EF レンズは絞りが電子制御なのでCanonボディ専用と割り切って、マウントアダプターは購入しませんでした。電子接点つきの高価なアダプターがありますが、そこまでしてα7に着けることも無いと思いました。
以上、12種類のマウントに対応するアダプターを検証しましたが、社外品・ノーネーム品の使用には細心の注意と工夫が必要です。安いモノは安いなりの品質、社外品は純正とは違う製造法であるということを考えに入れて使用しなければなりません。
☆最後までご覧いただき有難うございました。以下もお読みください☆
特に社外品のマウントアダプターを装着する時は、細心の注意を払って自己責任で行うようにしてください。社外品のマウントアダプターを使用することで、カメラやレンズが破損しても修理補償の対象外となります。
このブログをご覧になって行ったカメラの使用・撮影などの行為によって生じた損害や被害に関して筆者は一切の責任を負いませんのでご了承ください。
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遂に「α7」を入手しました。
マウントアダプターを介せば
古今東西殆ど全てのマウントに対応でき、
35mmフルサイズで撮影できるという、あの「α7」です。
銘板、レンズキャップ、ストラップはMINOLTAのロゴです。
まずは、マウントアダプターを介してオールドレンズで撮影できるように設定します。
1.ピント拡大時間を無制限にする。
液晶モニターや電子ビューファインダーは、ピント合わせをするときに拡大表示ができます。それには時間制限があり一定時間で拡大解除されてしまうのですが、無制限にしておくとピント合わせをする途中で解除されなくなります。
2.レンズなしレリーズを許可する。
電子接点の無いレンズを装着しても、カメラ側でレンズが無いと認識するのでレリーズできません。オールドレンズで撮影するには不可欠な設定です。
3.APS-Cサイズ撮影を切にする。
フルサイズで撮影するのが目的なので、当然切にします。この設定はメニューからしかできないようですが、カスタムキーかファンクションから直接呼び出せるようにしてほしいと思います。
4.カスタムキー設定のカスタムボタン1にピント拡大を割り当てる
設定はこれでOK!
マウントアダプターは中国製の廉価品です。
安価な中国製は造りが粗雑なので、不具合が無いか確認しながらカメラに取り付けます。
無事に装着完了です。
いよいよ試写!
とりあえず、目の前にある外したばかりのレンズを写してみます。
自動露出の撮影モードはA(絞り優先オート)のみ使用可能です。
今回は撮影モードはA、ISOもオートです。
ピント合わせには電子ビューファインダーを使いました。
ドット数が多く、ブロック状の画素が殆ど見えないので
違和感なく覗くことができました。
さらに、シャーッターボタンの真横にある
C1ボタンに割り当てたピント拡大を実行すると
5.9倍の画像を見ながら精密なピント合わせができます。
これが電子ビューファインダーの強みです。
もう一度C1ボタンを押すと11.7倍になりますが
こちらは粒子が粗くイマイチでした。
試写1
絞り8です。
試写2
絞りは開放(1.7)です。
ふんわりとボケています。
今回はここまでです。
次回は古今東西さまざまなマウントのレンズを装着するためのマウントアダプターについてです。
☆最後までご覧いただき有難うございました。以下もお読みください☆
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