よろずのモノ語り(『近代建築撮影日記』別館)

近代建築以外のよろずのモノを
あまたに綴ります。

自作ラインセレクター

2012年12月20日 12時35分51秒 | 音楽

表題写真にある自作ラインセレクターの話だが、
少し遡って話しはじめよう。


先日、合研LABの手作りフォノイコライザー、GK03Dを購入した。


手作り感あふれるGK03D

このフォノイコの実力はたいした物で、今まで聞こえなかった音まで聞こえる感じがする。


プレーヤー1台に対してフォノイコが増殖してきたので、
ラインセレクターがほしくなったが、高級オーディオ用は高い。
しかも、プレーヤー1系統→フォノイコ3+ステップアップトランス1=4系統→パソコン1系統
という構成なので、入力用と出力用の2台が必要。
手作りのGK03Dを見てしまった影響か、自分で作ろうと思った。


ネットで必要な物を調べて、秋葉原で買出し。

重要な部品はロータリースイッチ。
4回路のものを2個買って2台作る予定だったが、
8回路という凄いスイッチを見つけ、急遽設計変更。
8回路だと、1台・1スイッチで切り替えが出来る!
接点には銀を使用しているというので、音質的にも問題ないだろう。

ほかに
高級RCA端子 
PC OOCのシールド配線 
無鉛銀入りハンダ
金属製ケース
音質にこだわってパーツをチョイス。

しかし、金属ケースの穴あけに電動ドリルが必要というが、結構高い。
予算がオーバーしてしまう・・・


翌日、いつも行っている骨董市。
使い古した電動ドリルをたったの1000円でGet。

喜び勇んで帰宅し、その日のうちに作業開始。
初めてなので、位置が若干ブレた所もあるが、
穴あけ作業は比較的簡単に終了。

多数の配線をハンダ付けする作業の方が大変だった。


そして、完成。


「Phono Selector」と命名。9組のラインケーブルが出入りする。

プレーヤーから3種のフォノイコとトランスへ、4系統の切り替え。
トランスは、MC・MM別系統の入力端子を持つフォノイコ・PE50のMMに繋いだので、
PCへの出力は3系統になる。
音質は上々。ノイズも乗らない。




棚も自作。

寸法は200(W)x200(D)x312(H)材料費は450円。


調子に乗って、普通のラインセレクター(一番下)も自作。
ちなみに、LUXMANのシールを貼っているケースは「月刊Stereo」 2012.1
付属のデジタルアンプをアクリルケースに入れたもの。

このラインセレクター、シールド無しの配線とアクリルケースのせいか
ハムノイズが乗っていたので、アルミホイルを内部配線に巻いてみると、
ノイズが殆んどなくなった。


【元祖・大人の食玩】「お金のカード」【お金のチョコ】

2012年12月19日 22時42分05秒 | 貨幣

お金のチョコレートのカード、遂にコンプ!
実物を複写して印刷したカードです。

元々、子供のごっこ用おもちゃだったと思うのですが
いつの間にかマニアックな旧紙幣の種類が増えたように思います。

マニア心をくすぐるアイテムです。

全20種勢揃


戦前~昭和20年代


昭和30年代~2000(平成12)年。ここからは私も使いました。


そして、現在。


かなりマニアックな金種までカード化されています。

以下、一覧(【】は図案)です。
日本銀行券い号10円券 1943(昭和18)【和気清麻呂】
日本銀行券A号1円券 1946(昭和21)【二宮尊徳】
日本銀行券A号5円券 1946(昭和21)【文様】
日本銀行券A号10円券 1946(昭和21)【国会議事堂】
日本銀行券B号50円券 1951(昭和26)【高橋是清】
日本銀行券B号100円券 1953(昭和28)【板垣退助】
日本銀行券B号500円券 1951(昭和26)【岩倉具視(旧図案)】
日本銀行券B号1000円券 1950(昭和25)【聖徳太子】
日本銀行券C号500円券 1969(昭和44)【岩倉具視(新図案)】
日本銀行券C号1000円券 1963(昭和38)【伊藤博文】
日本銀行券C号5000円券 1957(昭和32)【聖徳太子】
日本銀行券C号10000円券 1958(昭和33)【聖徳太子】
日本銀行券D号1000円券 1984(昭和59)【夏目漱石】
日本銀行券D号5000円券 1984(昭和59)【新渡戸稲造】
日本銀行券D号10000円券 1984(昭和59)【福沢諭吉(旧図案)】
日本銀行券D号2000円券 2000(平成12)【守礼門】
日本銀行券E号1000円券 2004(平成16)【野口英世】
日本銀行券E号5000円券 2004(平成16)【樋口一葉】
日本銀行券E号10000円券 2004(平成16)【福沢諭吉(新図案)】
右下のホログラム壱万円はレアカード。

以前は計15種だったと思うのですが
1.ホログラム壱万円(レアカード)
2.日本銀行券A号1円券 1946(昭和21)【二宮尊徳】
3.日本銀行券A号5円券 1946(昭和21)【文様】
4.日本銀行券A号10円券 1946(昭和21)【国会議事堂】
5.日本銀行券B号1000円券 1950(昭和25)【聖徳太子】
が追加になったように思います。
この5種類の入率が低いので、コンプするまでに重複が増殖してしまいました。