穏やかな海。
凪いだ水面を見ていると、
心もゆったりと落ち着いて来る。
波の音も、
波の音も、
ゆったりとやさしい。
波の縁を裸足で歩く。
ただ歩く。
海岸を歩いていると、
いつも不思議と急に色々と閃く。
ずっと迷っていた、
絵の色、構図。
「こうだ!」
と思いつく。
無心になるからか。
脳の使えてなかったところが、
目が覚めるのか。
日常の中で無意識に、
考え方が狭くなっている事に気がつく。
海底がキラキラと光り、
波紋が縦横に細かい模様を作ってる。
いつまでも見ていられる美しさ。
泡立つ波の音が心地よい。
海にいると五感を使う。
ただ生きていることだけで有難い事に気がつく。
何度でも、いつ来ても新鮮だ。
日常の中でも、
海にいる時のように
いつも新鮮でいよう。
海のことを思い出しながら、
ゆったりと呼吸を続けよう。