

写真のものが、何だか分かりますか?
我が家の近所でも珍しいものです。若い人は、知らない人が多いのではないでしょうか?
これは竹ではありません。さとうきびなのです。私が子どもの頃は、おやつがわりにガジガジかじって中の甘い汁を吸っては、粕を口から飛ばしていたものです。
外側の皮は硬く、かじって皮をむいていました。失敗すると、口の周りを硬い皮で切って血をたらしながら食べていたものです。また、虫歯だとかじっていると歯が欠けたりしたものです。
近頃は、やわらかいものがおいしい物と思われていますが、私は硬いものがおいしい物であり身体にいいものと思っています。(ものにもよりますが)
だから、竹のようなさとうきび(写真)を、いまだにかじっています。
昔、南米に行ったとき、ガソリンスタンドでさとうきびから作ったアルコールを車の燃料として販売されていたのを見たが、最近では、日本でもバイオ燃料とかいって、生物体(バイオマス)の持つエネルギーを利用したアルコール燃料が注目を浴びているようです。
しかし、バイオ燃料が普及するに当たり、問題もあるようです。バイオ燃料は植物(サトウキビ、小麦、トウモロコシ等)を利用するので、バイオ燃料を大量に増産するには、作物が大量に必要となります。しかし、使用される作物の耕作面積は急に増えることはありえないので、現在の生産される穀物を取り合うことになります。このことから、結局のところ安いことで利用されようとした穀物の値段が上がる、あるいは不足します。特に日本の場合、食料自給率が低いので、燃料に回す分はないと思います。
現在、マヨネーズ、食用油、肉製品について、メーカー側が値上げを発表するなど、徐々にその影響が出始めているようです。
現在、マヨネーズ、食用油、肉製品について、メーカー側が値上げを発表するなど、徐々にその影響が出始めていますが、10月ぐらいから小麦粉の値段もまた上がります。
収入は増えないで、購入品が値上がりすと生活に困りますよ。