わくわく・わっくん (ひとりぼっちの塩飽農園)

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畑の黒ダイヤと言えば黒豆?

2009年12月15日 21時04分43秒 | 薬草、野草関連。
 

 今、我が家で脱穀されている黒豆は、正月用の料理に使う黒豆だけではありません。

 なんと、この収穫した黒豆を使って味噌を作るんですよ。


 漢方では、黒豆は身体の成長や発育、生殖をつかさどり、腎を補うものと考えられてきました。
 そしてその薬効が、皮の黒さに起因するということも古来理解されていたようです。
 黒さの源になっている物質は、アントシアニンという色素で、ブルーベリーに含まれることでも有名なポリフェノールの一種です。
 大豆パワーとアントシアニンの効果を兼ね備えた黒豆は、最強のヘルシーフードといっても過言ではありませんね。
 黒い食品といえば、我が家には黒米やべりーAもあります。




【活性酸素の除去】
 黒豆の色素である、アントシアニンはポリフェノールの一種であることはご存じですが、ポリフェノールとは、平たくえいば植物が光合成をする際に作り出す、色素や苦味の成分です。すべての動物は酸素を取り入れることによって生命を維持しており、人体も活性酸素が必要です。が、過剰な活性酸素は細胞を傷つけ、動脈硬化や糖尿病、ガンなどさまざまな疾患の原因にもなります。
 ポリフェノールはこの活性酸素に対抗する、抗酸化物質なのです。
 つまり活性酸素を除去することで、血液をさらさらにしたり、体脂肪をつきにくくしたり、その結果、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防にもつながるとされています。

【 視力向上】
 視力向上の作用があることは、ブルーベリーでも有名ですよね。
 目の網膜は光をとらえるとロドプシンという物質が分解されてビタミンAになり、もう一度ロドプシンが再合成されるという循環がおこります。アントシアニンはロドプシンの生産能力を高め、視力の向上をはかるのです。

【美肌効果】
 皮膚に含まれているコラーゲン同士を結びつけ、その働きを強くします。その結果、肌の張りやつやがよくなるのです。



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