ゴマには、たんぱく質や脂質、炭水化物、ビタミン類、ミネラル、食物繊維など、体が必要とするさまざまな栄養素が含まれているとか。
中でも、カルシウムや鉄、マグネシウムなどのミネラルが豊富らしいですよ。いりゴマ10g(大さじ1杯程度)には、カルシウム120mg(牛乳約100ml相当)、鉄0.99mg(ゆでたほうれん草約100g分)、マグネシウム36mg(乾燥ひじき約5g)が含まれていると言うからびっくり。1日大さじ1杯程度のゴマなら、工夫すれば食べられそうに思えます。
ゴマは栄養成分の約半分が脂肪ですが、脂肪の多くはリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は悪玉コレステロール値を下げる働きがあるといわれています。ただ、リノール酸のとりすぎは善玉コレステロール値も下げてしまうことがあるそうなので注意が必要です。
ほかに、抗酸化作用が優れているといわれるセサミン、セサミノールなども含まれています。
スーパーで購入するゴマは、収穫したゴマを水洗いして乾燥させたもので、いってないものや、いってあるもの、また、すったものがあります。
ゴマは加熱することで香ばしい風味が出ます。自分でいれば、いりたての香りを楽しむことができますよ。また、ゴマは皮がついていると消化が悪いので、いったものを刻んだり、すったりしてから食べるといいでしょう。
本当かどうかは知りませんが、古代エジプトではクレオパトラが美容と健康のためにゴマを愛用していたといわれ、中国でも最古といわれる医学書にゴマの効用が紹介されているそうです。
昔から世界各地で使われてきたゴマを、毎日の食卓に取り入れて健康に暮らしたいものです。
(上稲木町 稲倉茶屋 薬膳せんべいのごまもあります。)
※注意
ゴマによるアレルギーもあります。ゴマを使う際は十分ご注意ください。
すりごまが良いとテレビで云っていたので、今度はすりごまを買おうと思います。
黒ごまがありますよ。
そうそう、それより「黒ごまきな粉」がいいですよ。
牛乳1カップに、大さじ2~3杯の「黒ごまきな粉」を入れて混ぜれば、健康ドリンクとして飲めます。アイスでもホットでもいけます。
牛乳の代わりに豆乳にすれば、もっと良いかも?