甘味が強い「寒玉」 キャベツ

　年間を通じて店頭に並んでいるキャベツですが、秋冬物は「寒玉」と呼ばれるようです。軟らかい春キャベツに比べて巻きが堅く閉まっていて、甘味が強いです。

　岡山県内では、瀬戸内市牛窓町や岡山市東区西大寺地区で寒玉の生産が盛んなようです。　この冬から、牛窓地区で栽培されている甘味の強い新ブランド「牛窓甘藍（うしまどかんらん）」の出荷も本格的のようです。緑色が濃く、ずっしりと重みがあるものを選ぶと良いようです。

　肉と煮込んだポトフやロールキャベツは体が温まり、冬にぴったりですよね。　煮物。炒め物、サラダなど多彩な調理方法で楽しめます。　寒さが増して、これからは一層甘味も強くなると思えます。

　胃酸の分泌を抑制し、粘膜の新陳代謝を活発化にすると言われるビタミンＵが豊富です。　食物繊維も多く含んでいます。

　スーパーなどでは、１個が200円程度で、量、価格ともに例年並みのようです。