青山繁晴が沖縄県知事選に言及!現在玉城デニーとさきま淳は拮抗している!さきまさんが逆転した地域も出ている!!
右左関係なく
己の私腹を肥やす…
「国民の生活より自分が第一」
以下引用
“辺野古移転”で敷地5千平方メートルが高騰 濡れ手で粟の「小沢一郎」別荘錬金術
沖縄中部の宜野座村にある小沢一郎・自由党代表(76)の別荘は、土地面積およそ5千平方メートル、建物は約140平方メートルの規模を誇る。浴室はオーシャンビュー、庭には芝生が敷かれ、太平洋をのぞむプールには滝のように水が流れ落ちる仕掛けも備えられるなど、ハリウッドスターの豪邸と見まがう「超高級リゾート」仕様だ。
***
小沢氏と沖縄といえば、翁長知事の後継者として県知事選に臨む玉城デニー氏の“親方”として、その役割に注目が集まっている。デニー氏陣営の戦略について、さる全国紙の政治部デスクは以下のように解説する。
「表では“辺野古移設反対”を唱え、翁長氏の弔い合戦の印象を強める。一方、目立たない形で、小沢さんが引き入れた野党それぞれの組織力を活用する」
表の辺野古に裏の小沢――。その結節点となるのが、奇しくも先の別荘なのだ。
小沢氏がこの別荘の敷地を購入したのは、今から13年前の2005年11月。
「紹介したのは村内にある病院の、当時の理事長です」
とは、地元・宜野座村の関係者だ。
「理事長は甥っ子が小沢さんの私設秘書を務めていた縁で、代表とは旧知の仲でした。そこに病院勤務の女性が“自分の父が売りたがっている土地があるんですが……”と相談に来た」
これを小沢氏に伝えたことから、購入に至ったというワケだ。
5千万円をキャッシュで
当時小沢氏は、この5千平方メートルの土地を、1平方メートル1万円、すなわち、5千万円ほどで購入したと見られている。しかも、不動産登記を見ると、抵当権が設定されていないことから、キャッシュで買った可能性が高い。
「これは当時の相場から見て、妥当な金額です。その後、5年前に建物の工事が終わった。その代金は7千万円ほどと言われています」(同)
すなわち、1億2千万円ほどで豪邸を完成させたことになる。
ところが──。
「あの土地の価格は、基地移転でかなり上がると思います」
と言うのは、評論家で、『沖縄の不都合な真実』の共著者・篠原章氏である。
普天間基地の移設先・名護市辺野古は、小沢氏の別荘から北東へ約9キロ、車で15分ほどの近さだ。
「今の辺野古は人口が2千人弱の過疎地ですが、基地が移転すれば、新たにそこに2千人ほどの米兵が来ると見られています。そうなれば、今はスーパーもないところに商業施設ができ、飲食店も増えるなど、地元は大いに活性化するはずです」
人が増えれば店も増える。それによって更に人も集まり、地価も上がるというカラクリなのだ。
合意直後に購入
さらには、
「小沢さんは、あの土地で間違いなく大幅に儲けることになるでしょう」
とは、沖縄在住のジャーナリスト・惠隆之介氏である。
「米兵は、単身赴任の場合、基地内に住むことが多いのですが、家族連れの場合は、車で通える距離に賃貸で住むケースも。こうした米軍向けの住宅は市価の3倍以上の価格で貸すのが相場になっているので、非常に儲かる。そのため、基地周辺に投機目的で家を買う人が増えるのです。また、大佐クラスになれば、庭付きの豪邸などを借りるケースもありますから、その場合、小沢さんの別荘などは、かなり人気の物件となりますよね」
奇しくも小沢氏が宜野座の土地を買った2005年の11月と言えば、小泉政権下、日本と米軍との間で、辺野古移設も盛り込んだ「在日米軍再編」の中間合意が行われた直後。これによって移設は大きく前進した。
だから、
「基地が移れば、周辺の土地も上がることは計算できる。小沢さんは、それを見越して、投機目的で買ったのでは」(前出・関係者)
との見方が出ては消えないのである。
付言すれば、インバウンドの影響で、現在、沖縄の土地は急上昇。今年1月の公示地価は、全県平均前年比5・7%増と、全国1位の伸び率をマークした。基地以外の要因も含め、小沢氏がバブリー別荘で「濡れ手で粟」の利益を得る可能性は高いのである。
角栄の真似
仮に玉城氏が知事に当選すれば、むろん辺野古移設に抵抗する。その上、自民党に恨み骨髄の「剛腕」小沢代表が“指南役”。あの手この手で、ケンカのやり方を指導するはず。それによって政権与党を翻弄し、日本にとって死活的に重要な安全保障上の「抑止力」を危うくしかねない。
もっとも、
「抵抗をしても、法的には決着がついている。揉めても最後は辺野古移設が完了する」(政治ジャーナリストの山村明義氏)
もちろんそれは小沢氏も織り込み済みのはずで、一方で用地を手に、移設反対の合唱のウラで地価高騰を見越し、したたかな対応をしているというワケだ。
これを聞いて、
「いかにも小沢らしいな、と思いました」
とは、小沢氏の資産に詳しい、ジャーナリストの長谷川学氏である。
そもそも、小沢代表と言えば、資金管理団体「陸山会」で赤坂など東京の一等地を含む不動産を10件以上買い漁り、「永田町の不動産屋」と呼ばれた人物。
しかも、「政治団体は法人格がないから」との理由で、その名義をすべて「小澤一郎」なる個人の所有として登記し、「政治資金で個人の資産形成を図っている」と厳しく指弾された過去を持つ。
長谷川氏が言う。
「別荘の件も、その延長線上にあるな、と思いました。師匠に当たる田中角栄も、信濃川河川敷の土地転がしで大きな利益を得た。小沢はそれを真似たのでしょうか、周囲に“不動産はオレの趣味なんだ”と言うほど、不動産、そして資産形成への執着には異常なものがあるんです」
資質を問われかねない
しかし、曲がりなりにも小沢氏は“選良”の身だ。
「そんなことをする政治家は他にいないはず」
と呆れるのは、政治アナリストの伊藤惇夫氏である。
「彼は国会議員ですので、職務によって得られる情報がある。基地の移設問題についてもそうでしょう。その立場の彼が、米軍基地に近い土地を買うこと自体、インサイダー取引のようなもの、との疑いをかけられてしまう。政治家としての資質を問われかねない行為だと思います」
拓殖大学の丹羽文生准教授(政治学)も、
「政治家が辺野古近くの土地を買ったという時点で、高騰を見越して買ったと思われても仕方ありません。小沢代表はかつて『国民の生活が第一』と述べていましたが、結局、自分の生活が第一だったのだと思ってしまいます」
小沢氏の頭に「李下に冠」の譬えはなかったのだろうか。
さらに、ここに来て気になる疑惑も。この別荘、5年前に工事が完了しているにも拘わらず、現在の法務局の公図を見ても、当該土地の箇所に建物がひとつも存在しない。すなわち、「未登記」の可能性があるのだ。となれば、不動産登記法違反に当たり、最大10万円の過料を科される可能性もある。固定資産税の扱いも気になるところである。
当の小沢事務所にこの点を問うたが、期日までに回答はなかった。
ますますきな臭さが漂う、小沢一郎・辺野古別荘。候補をウラで操る当事者の問題だけに、選挙戦に暗い影を落としかねないのである。
引用終わり
己の私腹を肥やす…
「国民の生活より自分が第一」
以下引用
“辺野古移転”で敷地5千平方メートルが高騰 濡れ手で粟の「小沢一郎」別荘錬金術
沖縄中部の宜野座村にある小沢一郎・自由党代表(76)の別荘は、土地面積およそ5千平方メートル、建物は約140平方メートルの規模を誇る。浴室はオーシャンビュー、庭には芝生が敷かれ、太平洋をのぞむプールには滝のように水が流れ落ちる仕掛けも備えられるなど、ハリウッドスターの豪邸と見まがう「超高級リゾート」仕様だ。
***
小沢氏と沖縄といえば、翁長知事の後継者として県知事選に臨む玉城デニー氏の“親方”として、その役割に注目が集まっている。デニー氏陣営の戦略について、さる全国紙の政治部デスクは以下のように解説する。
「表では“辺野古移設反対”を唱え、翁長氏の弔い合戦の印象を強める。一方、目立たない形で、小沢さんが引き入れた野党それぞれの組織力を活用する」
表の辺野古に裏の小沢――。その結節点となるのが、奇しくも先の別荘なのだ。
小沢氏がこの別荘の敷地を購入したのは、今から13年前の2005年11月。
「紹介したのは村内にある病院の、当時の理事長です」
とは、地元・宜野座村の関係者だ。
「理事長は甥っ子が小沢さんの私設秘書を務めていた縁で、代表とは旧知の仲でした。そこに病院勤務の女性が“自分の父が売りたがっている土地があるんですが……”と相談に来た」
これを小沢氏に伝えたことから、購入に至ったというワケだ。
5千万円をキャッシュで
当時小沢氏は、この5千平方メートルの土地を、1平方メートル1万円、すなわち、5千万円ほどで購入したと見られている。しかも、不動産登記を見ると、抵当権が設定されていないことから、キャッシュで買った可能性が高い。
「これは当時の相場から見て、妥当な金額です。その後、5年前に建物の工事が終わった。その代金は7千万円ほどと言われています」(同)
すなわち、1億2千万円ほどで豪邸を完成させたことになる。
ところが──。
「あの土地の価格は、基地移転でかなり上がると思います」
と言うのは、評論家で、『沖縄の不都合な真実』の共著者・篠原章氏である。
普天間基地の移設先・名護市辺野古は、小沢氏の別荘から北東へ約9キロ、車で15分ほどの近さだ。
「今の辺野古は人口が2千人弱の過疎地ですが、基地が移転すれば、新たにそこに2千人ほどの米兵が来ると見られています。そうなれば、今はスーパーもないところに商業施設ができ、飲食店も増えるなど、地元は大いに活性化するはずです」
人が増えれば店も増える。それによって更に人も集まり、地価も上がるというカラクリなのだ。
合意直後に購入
さらには、
「小沢さんは、あの土地で間違いなく大幅に儲けることになるでしょう」
とは、沖縄在住のジャーナリスト・惠隆之介氏である。
「米兵は、単身赴任の場合、基地内に住むことが多いのですが、家族連れの場合は、車で通える距離に賃貸で住むケースも。こうした米軍向けの住宅は市価の3倍以上の価格で貸すのが相場になっているので、非常に儲かる。そのため、基地周辺に投機目的で家を買う人が増えるのです。また、大佐クラスになれば、庭付きの豪邸などを借りるケースもありますから、その場合、小沢さんの別荘などは、かなり人気の物件となりますよね」
奇しくも小沢氏が宜野座の土地を買った2005年の11月と言えば、小泉政権下、日本と米軍との間で、辺野古移設も盛り込んだ「在日米軍再編」の中間合意が行われた直後。これによって移設は大きく前進した。
だから、
「基地が移れば、周辺の土地も上がることは計算できる。小沢さんは、それを見越して、投機目的で買ったのでは」(前出・関係者)
との見方が出ては消えないのである。
付言すれば、インバウンドの影響で、現在、沖縄の土地は急上昇。今年1月の公示地価は、全県平均前年比5・7%増と、全国1位の伸び率をマークした。基地以外の要因も含め、小沢氏がバブリー別荘で「濡れ手で粟」の利益を得る可能性は高いのである。
角栄の真似
仮に玉城氏が知事に当選すれば、むろん辺野古移設に抵抗する。その上、自民党に恨み骨髄の「剛腕」小沢代表が“指南役”。あの手この手で、ケンカのやり方を指導するはず。それによって政権与党を翻弄し、日本にとって死活的に重要な安全保障上の「抑止力」を危うくしかねない。
もっとも、
「抵抗をしても、法的には決着がついている。揉めても最後は辺野古移設が完了する」(政治ジャーナリストの山村明義氏)
もちろんそれは小沢氏も織り込み済みのはずで、一方で用地を手に、移設反対の合唱のウラで地価高騰を見越し、したたかな対応をしているというワケだ。
これを聞いて、
「いかにも小沢らしいな、と思いました」
とは、小沢氏の資産に詳しい、ジャーナリストの長谷川学氏である。
そもそも、小沢代表と言えば、資金管理団体「陸山会」で赤坂など東京の一等地を含む不動産を10件以上買い漁り、「永田町の不動産屋」と呼ばれた人物。
しかも、「政治団体は法人格がないから」との理由で、その名義をすべて「小澤一郎」なる個人の所有として登記し、「政治資金で個人の資産形成を図っている」と厳しく指弾された過去を持つ。
長谷川氏が言う。
「別荘の件も、その延長線上にあるな、と思いました。師匠に当たる田中角栄も、信濃川河川敷の土地転がしで大きな利益を得た。小沢はそれを真似たのでしょうか、周囲に“不動産はオレの趣味なんだ”と言うほど、不動産、そして資産形成への執着には異常なものがあるんです」
資質を問われかねない
しかし、曲がりなりにも小沢氏は“選良”の身だ。
「そんなことをする政治家は他にいないはず」
と呆れるのは、政治アナリストの伊藤惇夫氏である。
「彼は国会議員ですので、職務によって得られる情報がある。基地の移設問題についてもそうでしょう。その立場の彼が、米軍基地に近い土地を買うこと自体、インサイダー取引のようなもの、との疑いをかけられてしまう。政治家としての資質を問われかねない行為だと思います」
拓殖大学の丹羽文生准教授(政治学)も、
「政治家が辺野古近くの土地を買ったという時点で、高騰を見越して買ったと思われても仕方ありません。小沢代表はかつて『国民の生活が第一』と述べていましたが、結局、自分の生活が第一だったのだと思ってしまいます」
小沢氏の頭に「李下に冠」の譬えはなかったのだろうか。
さらに、ここに来て気になる疑惑も。この別荘、5年前に工事が完了しているにも拘わらず、現在の法務局の公図を見ても、当該土地の箇所に建物がひとつも存在しない。すなわち、「未登記」の可能性があるのだ。となれば、不動産登記法違反に当たり、最大10万円の過料を科される可能性もある。固定資産税の扱いも気になるところである。
当の小沢事務所にこの点を問うたが、期日までに回答はなかった。
ますますきな臭さが漂う、小沢一郎・辺野古別荘。候補をウラで操る当事者の問題だけに、選挙戦に暗い影を落としかねないのである。
引用終わり