not exceeded

建前の言葉並べて　綺麗につくろって

一旦は握りつぶしてポケットにしまいこんだ

本音のかけら

取り出してみると

また手のひらの中でざわめいてる



不器用な優しさ

あの笑顔

最初はまだあどけなさが目立っていたのに

いつのまにか思ってたより大人になっていた

押し殺した想いは

優しくて悲しい現実

残酷だけど優しい未来に向かえたのか



扉だけは締めたけど

鍵はかけられない

君が持って行ったままなんだ

いつの間にか

あれから

僕は僕を忘れてしまったけど

君を忘れられない

街角の風景が語りかけてくる

胸を打ち抜きにくる

アクセル踏み抜いて壊してしまうか

それとも君の心を打ち抜きにいこうか



あの頃のまま止まってしまってる

砕けた気持ちは砕けたたまま

殴り倒されたまま　見上げる空は

いつの間にか春になってしまった

Turning point

一つの岐路に来たときに

立ち止まってみて考える

どうせどっちでも　それほど冴えないだろうけど

これまでも結果冴えないことばかりだったし

踏んだり蹴ったりの時間ばかり



今までの人生　一番の想い出は何

たいしたことがなくても

上手くいかないことばかりでも

少し良いことだってあったっけ


また起き上がるチャンスがあるんだろうな

前を向く限り

諦めない限り

必ず陽のあたる場所があるはず

応援歌っていつでも　誰もがみんな無造作にそう言ってるし




人生なんて　何があるか分からないし

これからどうなるのかワクワクしていたいし

当たりくじだって　いつか引けるだろうし

そう考えてないとやりきれない

そうみんな思ってる

たぶん誰だってそうなんだろう

Pride

どんなに空白があっても

何も変わらない想いは

いつだって大事な宝物

誰にも変えられないみたいだ


気が付けば

何度も　何度も　君を想う

またそのたびに

何度も恋してるみたいだ

でもいつも新鮮に感じられる


それは　どんな長い時の流れさえも

足元にも及ばない



プライド　

そんなものを持ち合わせているのなら

多分それがそうなんだろうな

The blank world

無理に進む一歩は正しいのか

気持ちが前に進んでない

どうしても打ち消せない気持ちを

今も持ち続けている気持ちを

無視して前に行けるほど

器用ではない



何度も振り返りながらたたずむ

道があったはずの後ろにも

霧がつつんでしまってる


前にあるであろう　目標のない未来は

真っ白な世界で立ち尽くしてるよう

道なんてみあたらない

ここで白くなって

消えてしまおうか

桜

毎年　約束していたように

桜は咲く

時の流れを教えるように

また一つ歳を重ねた自分は

どんな一年を過ごしてきたかな

これからどんな一年をすごすのか


気持ちの中では

今年こそは何とかできるはずって

いつもそう思っていた

何度もこの季節を迎えるたび

いつもそう思ってたよ

形にこだわって前に進むことをしなかった


それでも何も言わずにいてくれる

桜を見上げる横顔はそれでも優しい

隠したままの気持ちに甘えていた




桜を見上げて　また思う

今年こそはなんとかできるはず

約束していたように咲く桜だけは

まだ待っててくれてた

行ってきます

たとえ帰ってこれなくても

会えないかもしれないけど

さよならは言わない

行ってきますと言わなけりゃ



縁があって人は繋がっている

たとえ離れても

消えてしまったわけじゃあないから

失くしてしまうことじゃないから



行ってきますは　

いつかまた　ここに帰ってくる

そして本当の自分に帰ってくる

呪文みたいなもの



またいつか会える日まで

手を振って

行ってきますと言わなけりゃ

All are unnecessary

僕は君を見ていた

すべて見透していた

すべてを見ようとしていた


すべてが綺麗な形になるまで

見えないふりをしながら

僕は君を見ていた

たぶん気づいてた　だろうけど



通り過ぎる時間は長く

過ぎれば過ぎるほど重くなって

焦りも重みに変わっていく


大事なものは何も変わらないはずなのに

何もなくても良かったんだ

真っ直ぐ見ることができてさえいれば変わってた

365日すべての時間を通して

素直になれていたのに

春の雪

心に集めた光を注いで

君を照らす

何も見えなくなる気がして

一生懸命　光を集めてた

でも集め足りなかったんだ

照らすことができなくなってしまった

頑張ったんだけどね



笑顔は無理みたいだ

前が見えなくなる…たぶん

ごまかす方法を探して

また辛い思いをしてみようかな

少しは気が紛れるかも



凍える夜　窓の外　季節はずれの雪が

街を白く　すべて真っ白に

塗り替える

僕も真っ白になって

暖かくなると一緒に溶けて

光になれれば

照らすことが叶うかもしれない

The only desire

悩み続けた時間から解放されて

肩から力が抜けて僕は

自由を手に入れた



引き換えにすべてなくした

思ったより苦しくて

思ったよりボロボロ

悩み続けてた頃と何も変わらない

自由を手に入れたはずなのに・・・



何も残ってないと思ってた

心の箱の中

片隅に一つだけ

本当の気持ちだけ　

残されている

チョッと寂しそうだけど

嘘偽りのない純粋な気持ちだけが

ひっそりとふんわりと暖かく

気高く優しく光ってる

今でも・・・いつまでも・・・

Reason of smile

日々の生活に追われて

色々なことに理由をつけて

できるだけ触れないでいた


記憶の奥　深く静かに沈めていても

音のない空間は残酷に

いつでも記憶を掘り返しに来る

泣いた顔　困った顔　何か秘めた顔が

僕に訴えかけてくる



でもそれはそれでいい

記憶にとどめていないと　

このまま忘れてしまったら

存在しなかったことになってしまう気がする



それに　大好きな笑顔もそこかしこにちりばめられてる

Unshaken bonds

いろいろ考えても

分らない事って誰にもあるけど

自分の歩幅でリラックスして

進まないないといけない



いまだに自分の心の落しどころが見つからないまま

また春が来る

飛べない鳥のまま　空を見上げてる



揺るがない絆を求めてる

たとえ形のないものであっても

それを信じられるほうが

きっと安心できる

この空間に自分以外の音が欲しい

exceed time

楽しい思い出が　遠い遠い思い出のような気がして哀しくなる

翼さえあれば　時間を飛び越えて

笑顔に逢いに行くのに


夢の中の君は優しく

一秒でも一緒に長くいられたら

どんなに嬉しいだろう

きっとどんな時間も必要ない

胸の鼓動が激しくなってきて

聞こえてないか不安になる


あの約束はまだ生きてるよね



約束はまだ生きてるよね

Sinuous road

立て直したいことはあるけど

戻りたい時代はあるけれど

僕の想いが沸点に達したとき

どんな決断をしてるのか

今まで封印していたことを

全部解放してしまえ



人生いっぱい回り道してきた

でもいつかその経験が生きてくるはず

回り道は無駄じゃないかも



これから進む道にも奈落がつきまとってるだろうけど

上手く飛び越えて　落ちてもなんとか登って

痛みは痛みで愛おしく思えるそんなふうになれたらいいな

Left time

やろうと思ったことは

早くするようにしなければ

行かなければいけないと思った時は

早く行くようにしないければ

残された時間は長いわけじゃない



思うように自分らしく

残された時間を進まなくてはいけない



突然やってくる心震えることを

見逃さないように

僕にとっての理解者は

それほどいない



過ごしたことのあるはずの

理想であるはずの

でも僕の想いしかない

誰も辿り着けないこの場所から

いつか出て行かなければいけないよね