循環無端~cycle endless~

土を耕し野菜を栽培する。栽培した野菜を発酵作用等で加工し、食す生活を夢見ています。

厳寒の年の瀬

2017年12月26日 16時38分51秒 | 徒然なるままに(日記)
12月26日(火)-5℃ 風雪強し

 組織内部が、なかなか落ち着かないでいる。
「帯に短し襷に長し」とよく言うが、法律の改正などもあり、異動が必要となった。

 そして定年退職者もいて、その補充をするときにその部所が自分に合わないので辞める人もいる。

 かくして求人や、個別の面談を繰り返して、了承を取り付けるか、もしくは
お辞めいただくことになるのだ。

 従業員10名から今やその5倍に達し、昔がどんなにのんびりしていたのかがよくわかる。


 生活介護・放課後等ディサービス・居宅介護・相談支援・就労継続A型・B型・就労移行支援
・グループホーム・短期入所事業・日中一時支援事業・有償移送サービスなど11事業もあるのだから
、いやはやいやはや・・・である。

 職員は53名であるが、募集してもなかなか欠員が補充できない現状もある。

 さあ来年度、私たちの未来は明るくなるのだろうか。国政はどうもまともな道を歩んでいるとは思えないのだ。
福祉はますます中身が薄く感じられるようになってきた。
 それでも今まで苦しいことの連続だったことを考えれば、いまはそこそこに職員の方々の生活を
潤わせていくだけの力もついてきたのだとは思う。

 あるスタッフから「法人はこれからどういう方向に進んでいくのでしょうか?」と
問われたことがあった。私はその質問に少したじろいだような気がしている。

というのも、私の力の衰退と、社会情勢の変化、現場の職員たちの考え方もあって、
なかなか私が望んでも実現の不可能なことも多い気がしている。

 財源の補償が伴わない計画は、おそらく今までのように幸運というだけでは進まない現状でもあるのだ。
優先順位をつけながらも、社会情勢を読む力も必要となってきた。
募集して10迷惑に150人もの応募者があったのは、もはや夢のような話だろう。

 いずれにしても現場職員たちの研鑽と、障がい者福祉の本来性に立ち返って、地域にふさわしい具体的な社会のあるべき姿や
障がい者観ではなく人間観の構築が望まれている。

創作・短歌

2017年12月26日 15時55分55秒 | ETUDE
十二月二十六日

・名づけしは親なるけれど生き方はそれぞれが意味深め行くのみ

・幼少の冬の遊びは凍み渡り吹雪の時に死線を渡るや

・哀しみを乗りきるための仕組みなる初七日過ぎて四十九日と

・この年も六日を残し節となる振り返りたれば悪しきも多し

・越後では雁木と称すアーケード人の暮らしを支えし仕組み

・理想のみ語りていても人間のそれぞれにあるやむなき事情

・あの年の豪雪の夜亡き父と雪あかりにて寒じき踏みぬ

・図らずも豪農の家に・生まれしは宿命といえわれは望まず

・親という字に込められしそのわけは子のことをただ見守るが役

・人という心それぞれ育ちおり常に習熟発展途上

・老いにより失いしこと数多し若き日の記憶思えば悲し

・いまさらに己の人生自らが蒔いた種なり刈り取って行く

・六十五齢を数えて動かねば身の回り品片付け開始

・かみさんに最後の言葉準備するごめんなさいかありがとうねか

・ここまでも来られたわけはただ一ついろんな神の助けがあった

・尽きるとき悔いなき日々を感謝して一滴の涙流せたらいい

・上出来さ予測不能の人生は計算違いか運気のせいか