先日の農林会館での話。
2階にある小さな古本屋さん
ベルリンブックスに行った。
私の古本屋のイメージとは違うおしゃれな本屋さんだ。
入ってすぐに目に飛び込んだ本がリチャード・アベドンの
『In the American West』という写真集。
数年前、本屋で見つけて釘付けになり、高くて買えなかったけど
ずっとこの写真集のことが頭にあった。
アメリカ西部の労働者・・・炭鉱や油田で働く人、トラックドライバー等が
油や泥で汚れたまま・・・などをモノクロで撮ったもの。
真っ白なバックに立たせて、それが無表情で凄く生々しく、
見ていてドキドキした。
その本に出会った。
でも、古本で6000円・・・
買えなかった。
アベドンはファッション誌やハリウッドスターを撮って活躍してた人。
アベドン自身もかっこよかった。でも、2004年に亡くなった。
検索したら、この写真集でファッション写真家からアーティストとしての評価を
確立したと書いてあった。
この人のドキュメント写真をもっと見たかった。