布ぞうり

布ぞうりを作りました。
かなりいびつですが・・・
出来上がりはふわふわで気持ちよかったのですが
履き続けるとぺたんこになってしまいました。
次回はもっとしっかり作ってみようと思います。



これは販売できないのですが
古い銘仙を使ったバッグを作りました。
以前はよく着物地のバッグを作っていました。
生地はたくさんあるのでなんとか形にしたいと思います。

松本清張の映画

近くの市民ホールで松本清張原作の古い日本映画を見ました。
「黒い画集、あるサラリーマンの証言」（1960年）
と「張り込み」（1958年）です。

「黒い画集」はこのあいだ亡くなった小林 桂樹が主役。
不倫相手と会った日にある事件に巻き込まれます。
小林 桂樹が真実を言えば容疑者のアリバイは立証されるのですが
浮気がばれるのでうその証言をします。
自分の地位（エリートサラリーマン）を守るためです。
でも最後には追い込まれ、すべてを失ってしまいます。
ずっと主人公の語りで、その心理描写がすごく面白かったです。
音楽がフランス映画のようでクールな感じでした。
この時代の東京の街、オフィス、団地、衣装など興味あるものばかりでした。
懐かしい役者さんがたくさん出ていましたが
注目したのは大学生役の児玉清・・・ハンサムでした！

「張り込み」は野村芳太郎監督作品です。
強盗犯を追う二人の刑事の話。
犯人の昔の恋人の家を張り込みます。
すぐ向かいの旅館で一週間ずっと。
いつもその家を定位置から見ているので舞台劇を見ているようでした。
中の様子はなぜか丸見えです。（夏だから開け放ってるのだけど）
刑事役の宮口精二が良かったです。

ヒッチコックの「裏窓」もこんなだったな・・・と思い出しました。
足を骨折した主人公が双眼鏡でとなりのアパートの住人を観察する話です。

白黒映画はとても奥深くていいですね。
想像力をかき立てられます。



今回の上映を主催したのは東京近代美術館フィルムセンターで、
名作を広めるため全国を巡回してるそうです。
サイトに行って見て・・・
なになに？こんなとこが東京にあるん？と発見！！
いろんな映画の情報やトークイベントもあります。
次回の上京の楽しみが一つ増えました。

吉田美奈子

吉田美奈子のライブに行きました。
Umeda AKASO と言うライブハウス。
ちゃんとテーブルと椅子があったのでほっと一安心でした(汗)

吉田美奈子は細野晴臣や山下達郎と一緒にやってた頃しか知らないので
どんな感じになってるのかな・・と思ってましたが
いやいや、すごい存在感です。
声は低くなってたけどすごく通る声、素晴らしい歌唱力ですね。
いつまでも歌い続けて欲しいです。
トークもなかなか結構面白くて笑わせてもらいました。

クスノキ

奈良公園、飛火野の立派なクスノキです。
好きな場所です。
暑いある日プチ一人旅しました。
奈良交通の一日乗車券で名所を巡りました。たった500円なんです。
外を歩くより涼しいバスに乗ってる時間が長かったような…快適でした!!
大きなクスノキを眺ながらお弁当を食べました。





こちらは我が家のくすのきです。
役所でもらった苗を植えてもう20年になります。
手入れもしないのでこんなになってしまいました。
年中葉っぱは落ちるし根っこはどんどん広がるし
やっかいだな…処分してもいいなぁ、と思っていました。
でも今年の猛暑を経験し、大木のありがたさがわかりました。
木の下はひんやり、風も通ります。

ずっと庭をきれいにしたいと思いながらほったらかしでした。
でも素晴らしい庭師さんと巡り合うことが出来、もうすぐ工事がはじまります。
もちろん、クスノキはシンボルツリーにします。

新作バッグ

告知が遅れましたが新作バッグ4点作りました。
今回は売り切れてしまいました。
本当にありがとうございます!!!

この夏は暑すぎてとじこもりがちでした。
レディスデーの映画館も生地屋さんにもほとんど行ってません。
おかげでミシンに向かう時間がたっぷりありました。
もう秋物モードでやってます。
ウールの生地も触っています。



今回使ったビンテージの布は
西宮の雑貨やさんで見つけました。
白と茶というシンプルな配色ですが
モチーフの形やにじんだ感じが気に入りました。

昔の生地はどうしてこんなに「味」があるのかな・・と思います。
いつものことですが鋏を入れるのに勇気がいります。
少しのはぎれも捨てることができません。
残りも大切に使いたいと思います。