映画「クレージーハート」を見ました。
ジェフ・ブリッジスが念願のアカデミー主演賞をとった作品です。
アル中で落ちぶれたカントリーシンガーが再生していくお話。
でもせっぱ詰まった感じはあまりなく
恋愛映画にしてはちょっと納得行かないところもありました。
それでも入り込めたし何度も涙してしまいました。
ジェフブリッジスが上手かったんだと思います。
それとコリンファレルとロバートデュバルもよかったです。
弟子だったコリンファレルが今やカントリーのトップスター。
その前座の仕事までやらされてしまう。
でもその弟子は天狗になることもなく、
師匠をちゃんと尊敬しているし心配もしている。
コリンファレルの思いやりにぐっときます。
映画で流れる音楽も感動的です。
私が思ってた泥臭いカントリー音楽と言うより
とても聞きやすくかっこいい歌ばかりでした。
ジェフブリッジスもコリンファレルも本人が歌ってるのでと聞きびっくりしました。
ジェフは渋くていい声。コリンファレルもよく通るすごくいい声でした。
どん底になった主人公が人生を歌って再生して行く。
年を重ね、多く経験してこそ出来ることがあるんだ…と思いました。