展覧会と建物もぜひ見たかった美術館です。
KATAGAMI Style展 三菱一号館美術館
美術館の概要から
「19世紀後半、万国博覧会などを通じて海を渡った日本の美術は、
芸術家たちにとって、その斬新な構図やデザインは大きなヒントとなったのです。
ジャポニスムと呼ばれるこの現象は、絵画の分野では、詳しく紹介されていますが、
工芸については、これまでスポットをあてられる機会はほとんどありませんでした。
着物などに使われる日本古来の型紙は、この時期に西洋にもたらされ、
その美しいデザインや技術が高く評価されて西洋の美術に大きな影響を与えました。
本展は、この型紙に注目し、西洋の芸術家たちに
どのような影響を与えたのかを紹介する日本で初めての試みです。」
見応えのある素晴らしい展覧会でした。
日本の型紙がこんなに西洋美術に影響を与えていたとは知りませんでした。
壁紙、ガレやラリックのガラス、リバティープリントなど…
このように型紙と影響を受けた作品が並んでいるのでとてもわかりやすいです。
日本の素晴らしい文化をたくさんの日本人に知ってほしいと思いました。
京都と三重にも巡回するのでぜひ!!
この展覧会に行きたかったもうひとつの目的は美術館の建物です。
内装は新しくなっていますが建物は明治の重厚なれんが造り。
中庭も落ち着きます。
原美術館
原美術館はもともと住宅として使われていた建物で普通の住宅街にあります。
モダンでかっこいいです。
展覧会は時間がなくてスルー。庭だけ拝見しました。
国立西洋美術館
ル・コルビジェ設計の50年前の建物。
建物を解説したパンフレットを手に工夫された細部まで見ました。
展覧会は常設展だけ見ましたが名画の多さにびっくりです!
しかもスケッチもできるし写真が自由に撮れる。
むこうの美術館みたいです。
写真が撮れたところでどうなん?て感じですが…
で、厳しく撮影禁止するのもどうなん?て思います。
撮影したところで本物はひとつなのですから…
常設の安さでこれだけの名画や彫刻が見れるのはいいですね。
また見に来たいです。