"・・・・・・・日が・・・沈む・・・
雨は止み空に薄い雲が架かり
そのせいか赤い夕日の残像が空一面に映し出されている
姉さん達は・・・・まだ・帰らない!
母さんは他の人達と一緒に夕食の手伝いに行ってる
父さん達は体育館や教室を回り
避難者達を孤立させないために声をかけ続けている
1番の朗報は
『医師がコチラに来ますよ、明日の朝から診察が有ります、気分が優れない人は、校庭のキャンピングカーに来て下さい』
それを伝えるために
ひとり1人に声をかけ続けた
俺は何をするでもなく
ただボーっと空を見ていた
こんなに綺麗な夕日は久しぶりだ!
夕日を眺めていたら
いつの間にか目蓋が重くなり~~~~
そのまま眠りの中へ落ちて行った・・・・・・
アッ?!!!
・・ココは・・・夢!!??
だよなッ!?
いつもの・不思議な夢・・!?
いつもの夢?・・・違ッ!!?
俺自身がその中に居る!!
身体には両足や左手が有る
両足の麻痺はまだシビレが中心だ
だから少しの間なら歩行が可能だった
だが左手は酷く指の感覚はほとんど感じ無い!
夢を見ているのではなく今居る世界は・現実世界!!??!
!!ここは・・・?!??!
俺が・子供の頃から・何度も繰り返し見ていた・あの場所だ!
全てが夢と同じ景色だ・・・
ところが夢では感じ取れなかった・現実世界だと理解できる!
もしこれが夢なら説明が付かない!!
・・・これが時空(とき)の狭間かッ!??!!
望美の身体を抱き寄せ
これから起こるで有ろう現実
俺は・・・ひとり旅立つ(死ぬ)事を望美に告げたあの瞬間の中に居る
望美は俺に
望美『ア・キラ・お願い!、私を・私を・・・忘れ・ない・・で!!・・・お願い!!!』
俺は震えながら泣き叫ぶ望美をギュッと強く抱きながら
「解った、絶対忘れない!!」
そう答え・・・・・
忘れたく無い!!
忘れられるワケ無いんだ!!!
俺が望美を大好きだから・それでも時間(とき)は残酷だ!!
雨は止み空に薄い雲が架かり
そのせいか赤い夕日の残像が空一面に映し出されている
姉さん達は・・・・まだ・帰らない!
母さんは他の人達と一緒に夕食の手伝いに行ってる
父さん達は体育館や教室を回り
避難者達を孤立させないために声をかけ続けている
1番の朗報は
『医師がコチラに来ますよ、明日の朝から診察が有ります、気分が優れない人は、校庭のキャンピングカーに来て下さい』
それを伝えるために
ひとり1人に声をかけ続けた
俺は何をするでもなく
ただボーっと空を見ていた
こんなに綺麗な夕日は久しぶりだ!
夕日を眺めていたら
いつの間にか目蓋が重くなり~~~~
そのまま眠りの中へ落ちて行った・・・・・・
アッ?!!!
・・ココは・・・夢!!??
だよなッ!?
いつもの・不思議な夢・・!?
いつもの夢?・・・違ッ!!?
俺自身がその中に居る!!
身体には両足や左手が有る
両足の麻痺はまだシビレが中心だ
だから少しの間なら歩行が可能だった
だが左手は酷く指の感覚はほとんど感じ無い!
夢を見ているのではなく今居る世界は・現実世界!!??!
!!ここは・・・?!??!
俺が・子供の頃から・何度も繰り返し見ていた・あの場所だ!
全てが夢と同じ景色だ・・・
ところが夢では感じ取れなかった・現実世界だと理解できる!
もしこれが夢なら説明が付かない!!
・・・これが時空(とき)の狭間かッ!??!!
望美の身体を抱き寄せ
これから起こるで有ろう現実
俺は・・・ひとり旅立つ(死ぬ)事を望美に告げたあの瞬間の中に居る
望美は俺に
望美『ア・キラ・お願い!、私を・私を・・・忘れ・ない・・で!!・・・お願い!!!』
俺は震えながら泣き叫ぶ望美をギュッと強く抱きながら
「解った、絶対忘れない!!」
そう答え・・・・・
忘れたく無い!!
忘れられるワケ無いんだ!!!
俺が望美を大好きだから・それでも時間(とき)は残酷だ!!
・・・・・・・・・・・忘れていた記憶が繋がった??!!
これは俺の前世だ!!
その瞬間!!!・・・・・・時間(とき)が止まった?!!!
俺の目の前に
昼間見た子供が立っていた
恐れは無いコノ子が俺をここへ連れて来た・そう感じた
子供『アキラ、僕は・・・アキラの言葉で目覚めた・・・目覚めて直ぐ・・・・・』
「・俺の命を奪った!・・・お前は、悪魔か天使・・どッちだ?!」
子供『・・・まだドチラでも無い!、僕はアキラの言霊(ことだま)を聞いて、誰にも見えない世界で目覚めた、僕は狭間のモノ、アキラの純粋な願いに僕は呼ばれて目覚めた・・・・』
「・・・成る程、お前凄いな!!、俺はたった1度願っただけだ!、それなのにお前は俺の言葉に答えてくれた」
狭間の子
『違う!!・・・僕は出来損ない、アキラの命奪った・・・のに、何も叶えるていない!!』
「そうでもないよ、未来で望美と手を繋ぎ歩きたい・・・、少なくても俺の願いのひとつは叶った、お前凄いよ!(笑)」
狭間の子
『違う!、ココは未来じゃ無い!!、望美はアキラを探してる・・・叶えなきゃ!!、望美もアキラの約束も守った・・・もう時間が無い!、今アキラが生きてる世界の時間は、今居るコノ世界と同じ時間なの(泣)』
「今居るコノ世界と同じ?!、どう言う事だ?!!」
狭間の子
『世界はひとつじゃ無い・・・二人が出会う世界を探した、でもできなかった』
「成る程、俺と望美は未来でで会わないってか、狭間っ子は沢山頑張ってくれたんだな、ならそれで良いじゃん、お前は悪くないよ、願った事も俺のワガママだしな・・・・・」
狭間っ子
『ワガママじゃ無い!、僕が未熟だから、二人が出会う未来を探せなかった、だから二人が出会う時空間を探した、今アキラと望美が居る世界は、コノ世界と違うけどコノ世界と同じ世界、世界はひとつじゃ無い、幾つもの世界が有る、ただ時間が違う・・・!!』
「要するに、俺達はお前に、同じ世界の時間がズレた世界に連れてこられた、今居るこの場所では俺は死ぬ、でも同じ➰➰解りにくい!!、時間のズレた世界では俺達は生きてる、時間がズレた幾つもの世界で、俺達が出会う可能性が有る世界があの世界!!、この世界との時間差が有る!、その時間差のせいで俺達が結ばれる確率は無くなる、だから!・・・・もう間に合わないってか!、タイムリミットは?・・・・」
狭間っ子
『・・・今日の真夜中・・・』
「良い女だよな榊原先生!!」
狭間っ子
『榊原望美・・ごめんなさい、もう一度探す・・アキラと望美が出会う世界・・・・』
「必要無い!、狭間っ子、お前は凄いよ!、俺の願いを聞いてくれた、叶えてくれた、ありがとッな!、ところで今夜真夜中を過ぎるとどうなる!!」
狭間っ子『解らない・・・・』
「成る程、狭間っ子に解るのは、同じ年の同じ時間までの事か、コノ世界の12月24日の真夜中、その先の未来は狭間っ子も知らない、目覚めたばかりの狭間っ子には俺と望美の未来を探せなかった、だから幾つもの同じ世界の同じ時間を探した、何度も何度も見たんだな、俺と望美が存在する時間を、それら全て良くない結末のモノだった、しかも狭間っ子が見れる時間はどの時空間でも、コノ世界と同じ12月24日の真夜中まで、その先の壁をブチ壊せない!!・・・・」
狭間っ子
『僕が未熟だから、本当の未来へ運べなかった・・・!!、本当の未来へ運べたら・・・二人が出会う未来も・・・・同じ時間が流れる違う時空へ運んだから・・・・・だから・・・・』
「良いよ、ありがと、こうして今望美に会えた、それだけでも十分だよ・・・・姉さんが呼んでる、帰ろうそれぞれの世界へ・・・・・」
狭間っ子・・・・・・・・
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ではまたね~~~後少し?かな~(^-^)/
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これは俺の前世だ!!
その瞬間!!!・・・・・・時間(とき)が止まった?!!!
俺の目の前に
昼間見た子供が立っていた
恐れは無いコノ子が俺をここへ連れて来た・そう感じた
子供『アキラ、僕は・・・アキラの言葉で目覚めた・・・目覚めて直ぐ・・・・・』
「・俺の命を奪った!・・・お前は、悪魔か天使・・どッちだ?!」
子供『・・・まだドチラでも無い!、僕はアキラの言霊(ことだま)を聞いて、誰にも見えない世界で目覚めた、僕は狭間のモノ、アキラの純粋な願いに僕は呼ばれて目覚めた・・・・』
「・・・成る程、お前凄いな!!、俺はたった1度願っただけだ!、それなのにお前は俺の言葉に答えてくれた」
狭間の子
『違う!!・・・僕は出来損ない、アキラの命奪った・・・のに、何も叶えるていない!!』
「そうでもないよ、未来で望美と手を繋ぎ歩きたい・・・、少なくても俺の願いのひとつは叶った、お前凄いよ!(笑)」
狭間の子
『違う!、ココは未来じゃ無い!!、望美はアキラを探してる・・・叶えなきゃ!!、望美もアキラの約束も守った・・・もう時間が無い!、今アキラが生きてる世界の時間は、今居るコノ世界と同じ時間なの(泣)』
「今居るコノ世界と同じ?!、どう言う事だ?!!」
狭間の子
『世界はひとつじゃ無い・・・二人が出会う世界を探した、でもできなかった』
「成る程、俺と望美は未来でで会わないってか、狭間っ子は沢山頑張ってくれたんだな、ならそれで良いじゃん、お前は悪くないよ、願った事も俺のワガママだしな・・・・・」
狭間っ子
『ワガママじゃ無い!、僕が未熟だから、二人が出会う未来を探せなかった、だから二人が出会う時空間を探した、今アキラと望美が居る世界は、コノ世界と違うけどコノ世界と同じ世界、世界はひとつじゃ無い、幾つもの世界が有る、ただ時間が違う・・・!!』
「要するに、俺達はお前に、同じ世界の時間がズレた世界に連れてこられた、今居るこの場所では俺は死ぬ、でも同じ➰➰解りにくい!!、時間のズレた世界では俺達は生きてる、時間がズレた幾つもの世界で、俺達が出会う可能性が有る世界があの世界!!、この世界との時間差が有る!、その時間差のせいで俺達が結ばれる確率は無くなる、だから!・・・・もう間に合わないってか!、タイムリミットは?・・・・」
狭間っ子
『・・・今日の真夜中・・・』
「良い女だよな榊原先生!!」
狭間っ子
『榊原望美・・ごめんなさい、もう一度探す・・アキラと望美が出会う世界・・・・』
「必要無い!、狭間っ子、お前は凄いよ!、俺の願いを聞いてくれた、叶えてくれた、ありがとッな!、ところで今夜真夜中を過ぎるとどうなる!!」
狭間っ子『解らない・・・・』
「成る程、狭間っ子に解るのは、同じ年の同じ時間までの事か、コノ世界の12月24日の真夜中、その先の未来は狭間っ子も知らない、目覚めたばかりの狭間っ子には俺と望美の未来を探せなかった、だから幾つもの同じ世界の同じ時間を探した、何度も何度も見たんだな、俺と望美が存在する時間を、それら全て良くない結末のモノだった、しかも狭間っ子が見れる時間はどの時空間でも、コノ世界と同じ12月24日の真夜中まで、その先の壁をブチ壊せない!!・・・・」
狭間っ子
『僕が未熟だから、本当の未来へ運べなかった・・・!!、本当の未来へ運べたら・・・二人が出会う未来も・・・・同じ時間が流れる違う時空へ運んだから・・・・・だから・・・・』
「良いよ、ありがと、こうして今望美に会えた、それだけでも十分だよ・・・・姉さんが呼んでる、帰ろうそれぞれの世界へ・・・・・」
狭間っ子・・・・・・・・
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ではまたね~~~後少し?かな~(^-^)/
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