9月の発表会を無事に終えた年長の生徒が1人、ピアノをやめる事になりました。
春から中学生になるので、今度は塾通いという訳です。
本当は先月で終わりの筈だったのですが、最後のレッスン日に風邪をひいてお休みしたので、12月に繰り越したのでした。
前の時間はその妹さんのレッスンでしたが、それが終わりにさしかかった時、いつものようにお姉さんが「こんにちは~」と入って来ました。
おや、今日は何だか雰囲気が違う…あぁ、髪を切ったのね。
今までずっと長い髪だったから、一瞬戸惑ってしまいましたよ。
お姉さんである私の生徒は、妹さんがまだ2歳位で「パー~プー~…」とか、訳わからない片言をお喋りしていた頃には、もう此処でレッスンしていたのです。
本当は、そのまた上のお姉さんがレッスンし始めた時から少し後に…でしたね。
レッスンやクリスマス会が楽しそうだから、私もやりたいやりたい…って、お母さんにしぶとくお願いして。
あれから春夏秋冬レッスンを続けて、何回発表会に出場したでしょうか。
夏には汗だくでやって来て「あー、早く冬にならないかなぁ~…」(汗)
冬には寒さが堪えて「あー、早く夏にならないかなぁ~…」と言っていましたね。
絵を描くのが好きで、そんなに好きならスケッチブックを使おうと用意したら、結局最後まで毎月毎月何かしら描いていました。
中には傑作ページもありましたっけ。🖼
絵ばかり描いていた訳ではなく、音楽ドリルも全巻終わってしまったし、ピアノも楽しそうに弾いていました。…発表会曲は少々難易度高かったけれども頑張って練習していましたし。
私も毎週会うのが当たり前みたいになってしまって、いつかやめるなんて考えられない位でしたが
、とうとう別れの時がやって来てしまいました。
最後のレッスンでは、このところずっと練習して来た「舞踏会」と、モーツァルトのやさしい版ソナタの始めを弾きました。
そして最後に、発表会で弾いた曲をもう一度。
次の生徒が到着してタイムオーバーになり、コートを着て玄関ロビーに出ると、いきなりこちらを向いて「あのー、先生これ…」と、いきなり私に手紙を差し出しました。
あまり突然だったのでびっくりして、思わず2人で笑ってしまいましたが「後でゆっくり見るからね…」と嬉しく受け取りました。
最後の生徒が帰ってしまってから色々な用事もあり、なかなか開いて見られなかったけど、夜も遅くなってからようやく読む事が出来ました。
こういうのって、私にとっては宝物。
妹さんがレッスンを始めた頃にも手紙を貰ったけれども、こんな素晴らしい手紙に何と言ったら良いのか…ちょっと見当がつきません。
ただ「ありがとう」と言うだけです。
みんなは知らないでしょうけど、私が辛い時、腹が立つ時、みんなから貰った手紙の数々を読んで
涙を拭う事がありますよ。
私は教えているかも知れないけれども、みんなから貰っている事も沢山沢山あって、年数が経つうちにそういう恵みがわかって感謝する事が出来るようになりました。
だから、私こそ本当に本当に有難う!
感謝します!
でも、近くに住んでいるのだし、もう会えないという訳ではないので、良かったらまた会いましょう。
また一緒にピアノを弾きましょうね!
春から中学生になるので、今度は塾通いという訳です。
本当は先月で終わりの筈だったのですが、最後のレッスン日に風邪をひいてお休みしたので、12月に繰り越したのでした。
前の時間はその妹さんのレッスンでしたが、それが終わりにさしかかった時、いつものようにお姉さんが「こんにちは~」と入って来ました。
おや、今日は何だか雰囲気が違う…あぁ、髪を切ったのね。
今までずっと長い髪だったから、一瞬戸惑ってしまいましたよ。
お姉さんである私の生徒は、妹さんがまだ2歳位で「パー~プー~…」とか、訳わからない片言をお喋りしていた頃には、もう此処でレッスンしていたのです。
本当は、そのまた上のお姉さんがレッスンし始めた時から少し後に…でしたね。
レッスンやクリスマス会が楽しそうだから、私もやりたいやりたい…って、お母さんにしぶとくお願いして。
あれから春夏秋冬レッスンを続けて、何回発表会に出場したでしょうか。
夏には汗だくでやって来て「あー、早く冬にならないかなぁ~…」(汗)
冬には寒さが堪えて「あー、早く夏にならないかなぁ~…」と言っていましたね。
絵を描くのが好きで、そんなに好きならスケッチブックを使おうと用意したら、結局最後まで毎月毎月何かしら描いていました。
中には傑作ページもありましたっけ。🖼
絵ばかり描いていた訳ではなく、音楽ドリルも全巻終わってしまったし、ピアノも楽しそうに弾いていました。…発表会曲は少々難易度高かったけれども頑張って練習していましたし。
私も毎週会うのが当たり前みたいになってしまって、いつかやめるなんて考えられない位でしたが
、とうとう別れの時がやって来てしまいました。
最後のレッスンでは、このところずっと練習して来た「舞踏会」と、モーツァルトのやさしい版ソナタの始めを弾きました。
そして最後に、発表会で弾いた曲をもう一度。
次の生徒が到着してタイムオーバーになり、コートを着て玄関ロビーに出ると、いきなりこちらを向いて「あのー、先生これ…」と、いきなり私に手紙を差し出しました。
あまり突然だったのでびっくりして、思わず2人で笑ってしまいましたが「後でゆっくり見るからね…」と嬉しく受け取りました。
最後の生徒が帰ってしまってから色々な用事もあり、なかなか開いて見られなかったけど、夜も遅くなってからようやく読む事が出来ました。
こういうのって、私にとっては宝物。
妹さんがレッスンを始めた頃にも手紙を貰ったけれども、こんな素晴らしい手紙に何と言ったら良いのか…ちょっと見当がつきません。
ただ「ありがとう」と言うだけです。
みんなは知らないでしょうけど、私が辛い時、腹が立つ時、みんなから貰った手紙の数々を読んで
涙を拭う事がありますよ。
私は教えているかも知れないけれども、みんなから貰っている事も沢山沢山あって、年数が経つうちにそういう恵みがわかって感謝する事が出来るようになりました。
だから、私こそ本当に本当に有難う!
感謝します!
でも、近くに住んでいるのだし、もう会えないという訳ではないので、良かったらまた会いましょう。
また一緒にピアノを弾きましょうね!