アドナイネベル

アドナイネベルとは、ヘブライ語で「神の竪琴」という意味です。

ピアノ調律の日 🎹 2017年2月13日

2017年02月14日 | 日記
普通、ピアノ調律は1年に一度ですが、昨年は父の亡くなったその後の手続きなどで毎日忙しく、それどころではなかったというのが実情でした。

調律のハガキが来た事は覚えていますが、すぐに脇に置いてしまって、雑事の中ですっかり忘れていました。

2015年9月に調律して発表会を無事に終え、その報告を病床の父にした事は覚えていますが…でも翌年2016年はとても忙しかったですね。

それでも、調律のハガキを身近に貼って、機会があったら調律しようと思いながら、つい伸び伸びに…。

結局、かなり経ってからの調律になってしまいましたが、やっと連絡して来て頂ける事になりました。

今日がその日ですが、よく晴れました。☀️

父の最後の病院に行き帰りした道には、今年も小さなパンジーが賑やかに咲いています。



本当の話、博物館行きみたいな音にはもう我慢出来ませんでしたから、母も「余計な出費…」とは言わないでしょう…。



久しぶりの調律師が来られて、私の話に大笑い…というか、いつものように色々と話しました。

調律するのには、互いのコミュニケーションが大切ですから。



さあ、調律が始まりますが、その前にピアノの掃除を…コレもいつもの事です。

途中で私に電話が入り、長くかかったので掃除場面にはいられませんでした。

ようやく部屋に戻ると、こんな作業のただ中で。



「最近、左のペダルを踏んでいるでしょう…?」と言われましたが、夜間の練習の際、騒音にならないかと気になって、自分でも意識しないうちに弱音ペダルを踏みながら弾いていたのでした。

鍵盤とフェルトの間も掃除しますが…

「ある時、ココにいっぱい埃が詰まっているピアノがありましてね…」とか、調律の裏話も聞けます。

「もっとヒドイのは、実家からピアノを送って貰ったら、中にネズミの巣があって、ピンク色のネズミの赤ちゃんがいたとか…」💦 (絶句)



四方山話をしているうちに「音」の調律の段階になり、私は二階に上がる事にしました。

その後1時間と少しの間は、調律師さんとピアノの時間です。



すっかり暗くなってしまいましたが、最後の音合わせで試弾しています。



博物館行きの音色は何処へやら、現在によみがえった絶妙なグランドピアノの音が響きます。

支払いの後、短かいティータイムをして、暗くなった中をお帰りになりましたが、今日も本当に有難うございました!

またアップライトピアノの方でもお世話になると思いますが、その節にはよろしくお願い致します










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