《武術修行の三段階》
・比例のグラフ(右上がりの直線)をイメージして図をみてください。
《守破離》しゅはり 昨日のブログ35号のつづき
茶道などで、修業における段階を示したものが、
「守破離」です。
剣の道、他武道でもこれを教える場面があると思います。
私の考えている守破離は、
「守」は、その型、技の形を覚えて、身につけるべく段階
第一段階です。
具体的には、健康を目的とする場合はここを繰り返す。
「破」は、護身術を目的として合気道を学ぶ段階、相対的な意味から型を学ぶ
「離」は、型(身体操作)を離れ、または並立して@@操作を学ぶ段階
型や形、自由に動けるよう@@を掴む段階です。統一体以上のレベルを学ぶ段階。
元々は
図は、比例のグラフと同じく、右上がりの直線ですが
合気道修行を図で表したとき
残念ながら直線にはならず
写真図のように段差ができます。
これは、そこに落とし穴があるという事を表しています。
来るものを阻んでいるといっても過言じゃありません。
ここからは、顕教じゃなく密教だよという事です。
普通の人は立ち入り禁止領域なんです。
だから私はかべ.2のところは、ふつう練習生には@@えていません。
@@えていませんが、方向は示しています。
この方向を示すことで
「段差」が「線」になり
線に動きが生まれて、統一体という個性ができあがる元になる。
統一体、同一体、合気・・・・
というのは
三次元(本当は四次元象)のことを二次元でしか教えようがないんだけれど
教えている、表現しようがないことを教えるしかない。
だから、次元変換のための原理があります
存在します。
毎日、動かしている身体だけれど
みんな
いがいに自分の身体について知らない事があります。
その知らないところこそ大事、大切なのです。
だからではありませんが
"氣"を連発する人ほど
本当のところよくわかっていない場合がおおいものです。
分かっている人は、氣、氣とか言わず
メタファー変換して
簡潔にさりげなく同じことを分かり易く述べています。
それを見分ける感性、頭をもつことです。