Aikido 【4月5日(Sat)】堺市の合気道場鴻心館

☆平成26年4月5日(土)

こちらは堺市の合気道場鴻心館です。

【百舌鳥八幡道場】

・早朝クラス　合気道一般部　午前7時～
・空手道　午前8時～　本日は親子2組4人の練習
・杖道　午前9時～　

百舌鳥八幡道場は国道310号線沿いにある道場です。こちらに御用の方は鴻心館HPより
お問い合わせください。

【無くなったもの】

稽古の合間の雑談より(子どもの運動能力が低下しているという話)
思ったところを書いてみます。

　私の子どもの頃の時代(昭和30年代生まれ)は、境内や広場、田んぼ、空き地、
公園、住宅地全てをプレイエリアとして暴れまわって(比喩です)遊んだものです。
、カエル釣り(稲穂で[今もやれば農家の人に怒られます])、かくれんぼ、缶けり、
屋根ごろ(死刑ともいう)、ベッタ、ビー玉、ザリガニ釣り、メダカとり、キリギリス採り(虫とり)、
レンゲの蜜を吸ったり、秘密基地を作ったり、里山でバクテンやターザンごっこしたり、
風呂敷マントを付けてパーマンごっこ。
札幌オリンピックの笠谷をまねてブランコを漕ぎながら勢いよく前に飛んで飛距離を競ったり・・等
爆竹もはやりましたーダイナマイトの形をちゃんとしているモノで導火線に火をつけて
田んぼの畦にしかけて爆発させたり(工夫して)遊んだものです。
これらは全て小学生の間の6年間で殆ど毎日レベルで遊んだものです。

今はこんな遊びはほとんどできませんし、見かけません。
こんな昔の遊びの中で体操教室なんかに通わずとも身体感覚や社会性を身に付けていきました。

人間は社会性という衣をまとった動物です。しかし、まずは動物ですから運動
状態をある程度持たす必要があります。野山で遊びまわれないなら(極端なことをしなくても)
いくらでも身体は動かせます。十分な運動をしない・させていないから
チョットした事でキレる子や授業の間じっと座っていられない子ができるのです。

日本人横綱が十数年もでないのは、足らない何かがあるのです。
２００３年初場所で貴乃花が引退して日本人横綱が不在となって１１年です。
ひとえに日本人力士のふがいなさや指導者の責任というよりは、子供の頃から
の遊び環境の悪化、遊び＝運動でなくなった。それだけです。

小学校の教室でみかける姿勢の悪い子たちも、結局は運動不足からくるものです。
身体を動かしていれば自然な姿勢(正しい姿勢)がそれこそ自ずとできます。
子どもは柔軟性があります。子どもにとっては
遊び＝ストレッチ≒ヨガ　しているみたいなものです。