【武器としての刀】
>日本刀が武器として通用する時代が終わったのはどのタイミングでだったでしょうか?
それは薩英戦争のころです。
攘夷が夢だと(不可能)思い知った薩摩の武士たちは「刀の時代は終わった」と身にしみて
感じたことでしょう。
これからは鉄砲、大砲の時代だと、それも組織化された鉄砲、大砲を手段とする戦い方の時代
だと悟ったはずです。
これが日本刀の武器としての終焉でした。歴史の流れとして
しかし現在でも国家としてはすてられた武器、日本刀ですが
個人では日本刀を用いて人格の練成や刀法、身体の運用の面白さがあり知られ
居合道が世界各地で修練されていることも事実です。
第二次世界大戦(太平洋戦争)では、航空機の時代に変わります。
それは当初、ゼロ戦が活躍したことでも分かります。
じゃあ今現在は、航空機の時代かと言えば
個人的な感じていえば
航空機でもない、直接的には核の時代でもない。
では何が国を護る、攻める主役はなんでしょうか?
答えは北朝鮮にあります。
日本中が騒いだあの騒動、アメリカ合衆国が(国として)神経をとがらせている事です。
韓国はまだ不十分、日本の自衛隊もまだ不十分なモノ。
そうミサイルの時代です。
だからアメリカ、ロシア、中国などの国(軍事大国)の基地にはミサイル
潜水艦にも、軍艦にもミサイルが備わっています。というかミサイル攻撃
が緒戦では絶対的に有効だからです。
話を刀に戻しましょう。
居合という流派が登場したころ
おそらく居合の前に敵なしだったのでないかと思います。
鞘の中に勝を含む居合いであったからこそ
刀を抜かずに勝を納めるという発想が無敵をほこったものであり
現在でも居合としての一分野が武道のなかに存在している理由でもあると
推察します。
※刀を抜かずに勝を納める
というのは、文そのままの意ではもちろんありません。
2つの捉え方があると思います。
武術として居合をしている人は分かると思いますが。