【スポーツじゃないから・筋トレは必要ないから・才能なくてもできるのが護身術】
・合気道を今まで教えてきて
練習生にたいして
「才能がないね」
とはまず言ったことがありません。
言ったことはないけれど、
「努力不足だよ」は伝えたことがあります。
なんでも
「才能がありますね」と言われれば嬉しいし、また反対に
「才能がないよ」と言われれば落ち込んだり
合気道では、才能はあった方がいいかもしれないれど、
なくてもなんとでもなると
そう断言できます。
だから
”才能”という言葉、それは武術の本質ではありません。
比較したり競争がすきな人ほどその有無を気にしたりするものです。
でも
気にしてもしかたないし、それよりも
楽しい気持ちで取り組んだ方が集中力は上がるし
これから武術を始めたいなら、
とにかく始めてみる。
それが一番です。
合気道をやってみる前に、才能なんていう言葉に振り回されずに
したほうが絶対いい。
運動オンチ、覚えるのが人より遅い、年齢が・・?
オリンピックに出るわけではないので
たとえ60歳を過ぎていても年齢を理由に合気道を始めるのを
あきらめる必要はありません。
40歳でも50歳でも自分で限界をきめる必要はないというもんです。
どんな人でも
スタートしたときが、一番下手。
きちんと、ゆっくりでいいからやっていれば
始めた時よりも上達は見え隠れしながらでも付いていくものです。
実は合気道は全身運動なので
良い姿勢を身につけ柔軟体操的な型の動きなど
大変健康にも役立ちます。
★☆★☆ここからは合気道を始めたい人へ★☆★
合気道は武術です。
試合はありません。
だからパワーアップのためのウェトレ等は必要ありません。(やらなくても大丈夫という意味)
スポーツのように30歳すぎからの引退という心配はないのです。
力(筋力によるパワー)を中心に使う攻防(型練習・技練習)もしません。
合気道鴻心館(こうしん)館では
稽古のあり方は
弱者に対しての答えを持っています。
真の武術というものは
老若男女そして弱者に対する答えを提示できるものだと思います。
だから
力主体の稽古はしておりません。
しかしながら
武術に必要な身体を創ることはやっています。
それは、年齢の経過(加齢)に応じて無理なくが基本です。
合気道を指導している私も
進歩し続けています。
正しい意識、九つの意識(昨日のブログ参照)で日々コツコツと
稽古していれば必ず毎年毎年
進歩発展します。
正しい練習、真の意識をもってやる練習は
裏切らないものです。