合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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呼吸投げは"恩師の御衣"から

2019年08月11日 | 合気道
呼吸投げは、上下の動き(働き)です。
このフレーズは、私が合気道を初めた頃
すぐに道場の教えで耳にしていました。

"上下"の動きというのは、その通りで呼吸投げをよく
分かっていなければ出てこない言葉です。

しかし、その稽古法は、
➀全身の力を抜く
➁臍下の一点から動く
など、いろいろ会派、道場、先生によってまちまちであるというのが
現状にあります。

その多くの人達は、手さぐり状態で稽古をし
力任せの呼吸投げや脱力のみの呼吸投げをしています。
(今から20年ほど前は)
ただ、今は@@合気道を離れているので
実際の指導現場で、呼吸投げをどう指導されているかについては
正確にはわかりません。

世の中には
呼吸投げをやれる人と、本質的な呼吸投げをやれていない人がいます。

呼吸投げの
本当のを出来る人は、少数派で、やれていない人が大多数です。
書籍を始め、ネット情報など世に出回っている呼吸投げ情報の大多数は
うまく出来ていない人からの情報になって出ています。

しかしまた、
上手く呼吸投げができている人は、自分でなんで上手く
出来ているのか分かっている人も少ない。
それは、
その個人の才能で上手く出来ているからです。

また、呼吸投げが出来ている人の中で、超少数派ながら
上手く出来る事を理論的に(簡単な伝わる言葉を用いて)説明できる方もいます。
手をとり感覚でもって教える事ができる方もいます。

そうなのですが、
それこそあまりにも超少数なために
大多数の呼吸投げについて語っている(教えている)人の意見とは
異次元の方法論を述べている事になっています。

その意見は大多数のなかでは、無視されるか
スルーされて目にとまらないという現状が今もあると考えられます。

だから、その少数派のさす呼吸投げを受け入れている合気道の稽古生は
とても少ないというわけです。

呼吸投げの本質を述べても実演しても
まず少数派の呼吸投げは見向きもされていないのです。
権威主義かもしれない。
大勢がやっていないとそれが正しくとも
見向きもされない

呼吸投げの本質は
第一体技(片手取り)の1番 呼吸投げ恩師の御衣です。
これが私の結論です。
合気道の現実です。




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