合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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合気道はしてはいけない

2020年07月14日 | 合気道
・合気道はしてはいけない

 次のような意識をもって稽古はしてはいけないという事です。
 
 ① 健康体操として合気道はしてはいけない
 
 ② 武術として学ぶ以外の気持ちでやってはいけない。
  
 ③上品な人(あさましい方はNG)以外はしてはいけない。

 ④ 自我(エゴ)の強い人は絶対にしてはいけない。続かないからです。

 合気道では特に自我が強い方は絶対に続きませんし、上達出来難いのです。
 
 自我が強いというのは、私の言葉が相手に届かないという事です。
 
 届かないということは、生徒さんの意識が変わらないという事で
 
 つまり器(うつわ)がちょっとでも大きくならないということです。

 器というのは、人間の大きさ、包容力、理解力、感覚力、適応力をいいます。

 自我が強い人は、器は同じ大きさのままで、他人の忠告、武道の教えは聞いてくれるものの
 
 自己を破壊して、器をいったん防御無効にしません。
 耳の痛いこと忠告や教えを一切跳ね返してしまいます。

 すると、人としての器(自我)の大きさは現状維持のままなんです。
 そこがまったく分かっていないという事です。

 ですから、当会では40才以上の男女は入門お断りを原則としています。

 自我の固まったとは申しませんが、40才以上の方は長続きしません、100%ではないですが。
 自我の強い、自己を破壊して自己向上をはかり難い方は95%くらいかなとも思います。

 そのあと残り5%の方は、入門していただいています。
 その方たちは、
 黙々と合気道の稽古に励みます。

 人の事や悪口、余計なことは一切言わずに
 水を得た魚のように
 合気道を吸収して、自己をいったん破壊して、新しいコンセプトを受け入れます。

 上達。 向上。 発展。 自分を変える。

 言葉以上に難しいです。

 人間は、歳をとれば経験を積む分、頑固、自我強い、自分勝手に傾きがちになります。
 
 そのバリアをいったん解いて
 違うコンセプトを受け入れて、消化することが

 器を広げるということにつながります。
 
 本来の宗教でもそうでしょう。自我の強い方は人間エゴという動物です。
 自分を変えたいと本気で思うなら
 自分をいったんbreakしないと
 そして新しい視方、コンセプトを受け入れて、経験とともにですが
 それから
 器が広がれば、その器に見合う人脈や新しいコンセプトに出会えますし
 理解できるという、そういうシステムなんです。

 合気道をするなら
 継続していかないと

 そのためには、自我の強い人は私はお断りしています。
 というシンプルな考え方ですよ。

 では、鴻心館合気道にご縁のある
 未来の生徒さんをお待ちしています。

 

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堺市各区で合気道を指導しています日本合気道鴻心館です。 桃山台道場、家原寺道場、深井北町道場、鳳南道場、一休鳳道場、多治速比売神社に道場あり...

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