なぜ力ずくで来る相手は倒し難いのか? No.3 《堺市合気道鴻心館》

力任せでくる人は相手にしなくてもいいです。
あなたの勝ちですよといって力勝負はおりましょう。

力任せというのは、主に手力(てぢから)、握力を使って握ってくる人を言います。

居合道で考えればわかります。
なぜ真剣を振り下ろす(相手を斬る形)際にぎゅっと握らないのか?

それは、相手はモノではなく
人間を相手にするからです。

人間は(相手は)一人とは限らないもので。、
実際に居合道でも複数を相手にした型があります。

力を入れて相手を斬っていたら、二人を相手に斬る際に
一旦力を抜かないと二人目を斬る際に無駄な時間が一瞬生じてしまいます。
そういう事です。

力任せで来る相手は相手にしない
そうすればいいのです。

ただし、相手にしてもいい場合があります。
それは、その力任せでくる相手を何とかできるテクニックがある方は
武術とは関係がない(相手にすることは本質ではない)もののやってもいいというだけの事です。

以上は、プロ向きの話です。
分からない場合はこのブログは無視してくださって結構です。