【合気道の呼吸】上上級編
・呼吸力 ・呼吸投げ ・呼吸 ・呼吸法
合気道で言うところの呼吸とはなんだろう。
そう悶もんとしている人は多いと思います。
合気道でいう呼吸力は、ス―、ハ―の呼吸から生まれる力ではありません。
どうしても呼吸というものに固執するとすれば
もっと根源より生まれる呼吸に関係します。
そう、細胞の呼吸。
これイメージできる人は、スゴイですよ。
実際に細胞の呼吸はわかりません、感じられません。
でも実際に、私のいう九密(9つの意識)の”臍”だと
それを感じられます。
なにを書いているのでしょうか、
余計に混乱するかもしれませんが
それでもそういうことなんです。
じゃないと呼吸投げの説明がつきません。
あの柔道の投げ技でもない
合気道の呼吸投げが成立しないものです。
九つの意識の(①~④番目)4つをよくよく学び続ければ
道は開けてきます。
合気道の呼吸投げは
形だけやっていても、力ずくでも
そういうのもありですが
私の目指す方向はそっち系ではありません。
もうひとつ
呼吸力は、人によって感覚は若干異なっていると思います。
《技研05》鴻心館合気道 2017.1.3.005
・動画は、呼吸投げの一つです。
腰を使う?
いえいえ
捻りを使っている?
No.です。
リズム、タイミングでもありません。
そういうわけではありません。
筋力(部分体)を使えば疲労しますが
呼吸力を使えば、部分的な筋力を使わずに投げ技をきめることができます。
これも、私がたまにやる腕相撲や腕あげや
登山につかう体術と全く同じ術理なんです。
合氣力とは私の中ではほぼ呼吸力と同じです。
正確に言えば
呼吸力+技 = 合気力のある技 ができます。
下の動画は、上と同じ動画でスピードを1/2に編集したものです。
合気道は、筋力に頼らないと言うのは本当です。
ただし、部分の筋力に頼らないという意味であり
ある術理により全身の筋力を統一的に使っています。
《技研05 1/2スロー再生》鴻心館合気道