《統一体 と 部分体》
🍀統一体は、🍀同一体
〈2017.3.No.2〉・統一体、同一体、合気体、心身一身体、表現は何でもよくて
いろいろあります。またその
対義語は、部分体です。
そして、統一体は、実践だけがものをいいます。
理合、理屈、理論は付け足しです。
例えば
どれだけ立派な教育理論や評論をしようと
現場ではダメ教育者もいます。
武術の場合は
氣をすぐ口に出したり、連呼する人も同じだと思います。
理屈が悪いわけじゃないけれど
どのようにも言えるのが理屈
そこが問題なんです。
YouTube動画のような「手上げ」も
できてから考えればいいし
統一体もまず出来てから
思うところ、理屈がついてくるものです。
出来て、あとて゜理合で納得する
それは心の底で「うんうん」と分かることですし
心の中でなにかカチッっと歯車があう感じなんです。
統一体は、身体を痛めないような
軋みがないような動きを実現します。
そりゃ無理をしていないので当たり前かもしれません。
この間、体験に来られた男性社会人に
YouTube動画のようなことをお願いし
私の手の甲を体重をかけて押さえてもらいやりました。
不思議な感じがしたのでしょうが
やられている人は、何が起こったのか分からない様子
初めての体験、感覚ですから
当たり前なんですが、
どうして力を抜かれたのかが理解できないんです。
人間は、未知の感覚に出会うと混乱してしまいます。
この動画。一切の細工やごまかし、なれ合いはありません。
★
統一体は50m走や100m走
部分体は無制限走。
統一体は自然体
部分体は筋力体
統一体は身体をある範囲で鍛え
部分体は筋力をどれだけ鍛えても不安が残る
だから際限なく筋トレに走る
統一体はゴールがある、それは100m走だから
「100m走 出るよ」って聞いた瞬間、
「あっ! ゴールは100m先なんだ」って
でも部分体はゴールがないため永遠に走り続けるしかない
統一体は衰えないし、おちない、低下しない、品質保証があり
部分体はさぼれない、筋力は低下するから
鍛え続けるしかない、加齢とともに筋力が落ちても・・・
ちょっと大雑把にいうと
統一体のある武術は、場当たり的でないけれど
部分体はその場しのぎで処理するため迷いやすい。
だって
統一体はゴール(先)が見えているから
ゴールがあるから
END