合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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鴻心館合気道15周年記念ブログ第51号 "迷わない術"

2017年04月13日 | 合気道
呼吸投げは迷わすにー氣を出しっぱなしーという物語



ユーチューブ動画のタイトル

"○○は迷わずに" となっています。

「迷い」は

迷よう(頭で考えてると、置き換えても可)ことは常々起こるもの

迷いは、一般には

躊躇ったり、あれかこれかと考えたりということです。

迷うというのは、言ってしまえば

『ゴール設定が出来ていない』ということでもあるでしょうが

それとは別に

実は2つのこと、つまり2大要因があります。

その前に

私は水曜日の大抵は、和泉の山に登っています。

山登りは、自宅から車で30分の和泉市槇尾山。

実に槇尾山は、

枝道がわかれに分かれていてコースが無数にある山なんです。

知らないところへ足を踏み入れてグルグル方向を失えば

確実に迷っちゃいます。

この山で"迷う"というのも実は2つのが挙げられます。

⒈道(目的地にむかう方向、手段という意味の"みち")がはっきり意識できていないこと

⒉ 1.で意識したとおりの行動をとられなかったこと。(確信のないまま進むこと)

以上が"迷う"2大要因です。

山で迷う事

合気道の掛け取りで迷うのも、

受験生が志望校をなかなか決定できずにいることや

あれこれ日常生活での迷いも

根底にあるものは同じ要素をもっています。

では

☆迷いが生じない術はあるのか、

それは2つあります。

 一、目的がはっきりしている

 二、目的に向かって進んでいる

 答えを書いてみれば、至極当たり前のことだとわかります。

 でも、このシンプルな

 意識の向けどころが出来ていないために

 "迷い"という現象が身に起きるのです。

 ただそれだけ


 迷わない術理は

 他にもあると思いますが、

 以上のように私はいたってシンプルな方法をとっています。

 合気道の掛け取りで一瞬迷って

 決めどころ(技)を連想することが一瞬あり

 迷ったりしますが

 そんなときは、すぐに修正をかければいいわけです。

 心の居着き

 それを手放せば、

 急に視界がひらけた経験をだれもがしたことがあるはず。

 切羽詰まった瞬間こそ、それを手放すことが大事です。

 考えて動くというのは、理にかなっているようで実際は不可能な事です。

 だから一番目の意識の原則を私は固く守っているというわけです。

 ここが全てのスタートだから




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