バレエ・アライメント・合気道の姿勢・茶道の所作
🍀15周年記念ブログも50号の節目にはいりました。
ここで私が大切にしている
最重要にしている"姿勢"について書き留めます。
昨日の朝、
午前9時から11時まで
表千家流の茶道の稽古をしてきました。(月2回は、茶道の稽古に通います)
茶道での姿勢は、
昨日、ブログで書きましたが
クラシックバレエの姿勢とも関係しています。
美しい姿勢というのは、何でも同じです。
これは暴論ではなくて、実際に姿勢で
気をつけることはみな同じなのです。
ただ、そこを教えてくれる、伝授してただける先生は、
指導者はそういるものではありません。
そういう先生に出会えれば幸運です。
(その人のやっている《コト》に一生影響を及ぼすほど"姿勢"は大事)
🍀姿勢は、バレエ、スポーツ、武術など
"動"の時のみに限らず茶道のような
"静"の動き、つまり茶道の所作においても
根本の理合、意味をもちます。
茶道の「所作」というのは、簡単に言えば
お点前での「身のこなし」のことです。
身のこなし、これ茶道の基本です。
・袱紗(ふくさ)さばき
・茶筅とうじ
・仕舞いの礼
・立ち⇔座りの所作
以上の他
お茶のすべての動作=所作において
極めるところ、それが姿勢。
姿勢は無茶苦茶大事です。
これを読んでもらっているどんな人たちが考える以上に重要です。
お茶や華道、バレエ、武術など
姿勢に関しては、秘密事項や
何千、何万という人が探求してきた積み重ね
また、千年以上の歴史があるので
たんなる思い付きで一人の人間が教えるこができるもんじゃないと思います。
"いかなる技術も長い時間かかって作られる"と
言った著名な小学校の先生がおられますが
まさに、"姿勢"という技もその通りです。
🍀武術の歴史(日本)の流れに思いをめぐらしても
現代の武術口伝においても
これらには幾百、幾千の先人の努力が積み重なって現代に伝わってきているものです。
武道の練習とは、言ってしまえば
ちっぽけな自分をそんな先人たちの血と汗と涙の歴史文化を
努力を無にしない事だと思います。
🍀私の述べている茶道の姿勢は
見た目の美しい形を指しているわけではありません。
見た目の「結果」はあくまでも結果であり
一般に言われている、
背筋を伸ばして・・といった注意ではもちろんないです。
これの類の指導では、
「素人同然のおしゃべり」レベル(著名な教育者の言う)だと思います。
なぜそんな姿勢を取るのか・・・とか、
なぜこういうふうに上げるのか・・・や
こんなふうに感じます・・・とか
根本的なこと、直接的なこと、核心にふれるとこを教えないとプロではないと思ったりしますが
"教えない自由"というのも
教える側にありますから
これも弟子と師の関係です。
信頼関係。
つまりそういうことです。なんでも
表千家 炉薄茶点前Traditional Japanese Tea Ceremony