《呼吸投げは”呼吸力”を使うから呼吸投げ》
・呼吸力は、いわゆる筋力じゃない
まったく別ものです。
筋トレや身体鍛練では
呼吸力を付けることはおそらくできないと思います。(それが本質ではないからです)
私の提示している、"九密の「意識」"(籐平光一氏の四大原則が元ネタ)
それからスタートする方法がいいと思います。
動画でも分かるように
動きに定跡はありません。
"こう動かないといけない" ものでもありません。
だから
動作がわずかに止まって見えても
技の切れめが少々目立ち、ぎこちない様に思えても
しかし
そんなの全く関係ありません。
内面の感覚がひとつあれば
外見がどうであれ関係ないのです。
逆に、
滑らかな動きであっても、
たとえ綺麗な動きでも可憐でもひとつでも
内面感覚のないものなら真の統一体ではないのです。
ダンスと同じです。
呼吸力がないということです。
ただ、ここからです。
この内部感覚ができてくると、不思議といろいろできるようになってきます。
型(技)に大きな変化を体現できます。
その最大のメリットは居つきがなくなることです。
自然な攻防の動きができるのは(ガツンガツンぶつからない)
まとまった内部感覚のためです。
呼吸力には、これで良いという終点がなく
どこまでも磨いていくことができる
合気道の探究は
生きている限り続いていきます。