合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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塩田剛三氏の言葉

2016年06月28日 | 合気道
 今日は合気道ではなくて

 朝、

 風炉の運び点前(表千家流)でお茶を点てました。
 
 合気道鴻心館では、基本Ⅰという稽古があります。

 その中で最初に

 ・立ち姿から正座へ
  礼
  正座から立ち姿へという稽古があります。

  立ったり、座ったりと

  まぁ、何の事はない日常の動作と思うかもしれません。 

 お茶の稽古では、

 正座⇔立ち姿は頻繁に行います。

 襖の開け閉めに始まり、

 茶道具持って運び、立ち、座りと・・・

 
 合気道(武術)とお茶を点てるときの
 
 立ち姿のコンセプト、それは両方まったく同じです。

 どちらも
 身体に一本の筋(軸)を作ります。
 別の比喩(メタファー)では

 統一体になる。
 中心力をつくる
 です。

 これらは合気道の世界で
 どこかで聞いたことがある言葉だと思います。

 実は、みんな一緒なんです。

 表千家、家元でお茶を点てたことがあります。
 24歳のとき家元講習で運び点前をしました。
 その時の私が使ったお茶椀は、
 記憶ではおよそ400万円の価値のものを扱わせて
 頂きました。(室町時代のものだったか、ちょっと定かではありませんが時代ものでした)

 貴重な道具を持ちながら立ち、座り、歩く

 これは自分の身体を精妙なコントロール術を身に付けていないと

 ハラハラもの(ココロ穏やかならず)で扱うことになります。

 簡単に言えば緊張するという事です。

 では、どうやって自分の身体を安定させたらよいのでしょうか

 そのノウハウというか、テクニックが

 基本Ⅰの立ち姿、正座の(奥伝)です。

 ここでは、それは詳しく書きませんが

 ヒントになる言葉はあります。
 それが
 塩田剛三氏の
 
 「しっかりした構えを行うと言うことが根幹」
 「正しい姿勢を作るように・・・」
                       ≪合気道ー塩田剛三氏のある指導場面での言葉≫

 
 この言葉の紹介だけで、分かる方には、私が何を言っているのか分かると思います。
 
 以上の塩田先生の言葉は、偶然にも

 YouTube動画で私が最近見つけ、すぐにメモしたものです。

 養神館でのお弟子さんたちへの講習での指導中の言葉でした。

 ところで、私は

 メモとペンはいつもカバンに入れています。
 練習生はみな知っていますが
 私がいつも持っている、あの茶色の肩掛けバックです。
 あの中に常にいれてます。

 書き留めると言えば、

 太平洋戦争で活躍されて、ゼロ戦パイロットの確か、坂井氏だったか
 戦時中、夜寝る前に、ノートと鉛筆を枕元に置いていたそうです。

 夢の中で浮かんだ、ゼロ戦での戦い方やヒントなんかを
 全て記録するためにということです。

 そんな事を知ってから、私も出来るだけ
 
 メモとペンを持ち歩いていて
 車の中や家やPCの前などで

 いい考えや、いろんな気付いたことをちょっと書き留めるようになりました。
 
 稽古の時にいつも言っているでしょう
 メモしなさいと・・・

 
 











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