《表千家流 茶道初稽古》
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武道も茶道も絶対的な稽古が上達の道です。
相対練習じゃなくです。
今日のお抹茶の点前は、
「炉の四畳半流し点」でした。
講師(表千家)を頂いていますので、
60歳過ぎから教えたいとは考えてやっています。
ところで、
稽古の大事なところ
それは
意識のテクニックの1つ (「九密」私が用いている9つの意識操作の呼称)
「尊」です、茶道も
茶器を大切に扱うというのは
本質的には私の合気道と同じです。
物事には普遍性が宿っています。
お茶も合気道もみな同じです。
そういう意味では、九密の意識の学びは大切です。
茶道のお点前で
「粗相をしてはいけないよ」
「お道具は一度壊してしまえば元に戻らないよ」
「物を大切に扱うことは基本です」
これらの事は初心の人へ向けたメッセージ、教えです。
なぜ、「大切に」という意識がいるのか
それを他流の先生にも実際お尋ねしました。
でも誰も教えてくれません、実際教えられないのです。
私は、武道からそこは気づきました。
武道の本質は、命がけから出てきた技術体系です。
茶道の本質は、命がけの世界から出てきたものではありませ。
この違いによります。
私の教える意識の極といえる術
『九密』の意識のなかで教えていますが
精神世界と物質世界を上手くバランスをとって学ぶことを提唱しています。
自分への意識の向け方、他へ意識を働かせる、この2方向を区別して学ぶ重要性を提示しています。
言葉じゃないんです。
いくら「大切にあつかいましょう」といっても
言葉として捉えているかぎり
だから稽古を積み重ねていく
気付くまで・・
というのが芸事の世界です。
気付くまでです。
教えてもらっても気付かないとダメです。
教えてもらっている間は
偽です。
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