合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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鴻心館合気道15周年記念ブログ26号

2017年03月01日 | 合気道
・呼吸動作は結果です

 技を使うと言う発想では

 合気道は成り立たちません

 技は使うものじゃなく、

 結果、けっか。

 結果ジャンというのが本当です。

 私がよくやっている片手を

 体重をかけて両手で押さえてもらい

 それをただ上げるだけ

 相手に逆らって動けば

 まず上手くいかない

 相手に手を預けてしまう100%そうしてから上げます。

 まず無駄な力を一切いれてはダメ。

 完全に相手に手を預けるのがポイントなのです。

 でもそれがなかなかできないのです。
 
 内部感覚が伴っていないと言うのが

 ひとつ原因です。

  

(呼吸動作)


 ↓手が持ち上がらないのは

  力がぶつかっているからです。

  この手のぶつかりを捨てなければ

  絶対に手は上がらない。

  武術として言えば

  手の甲側(押さえつけられている面)

  を ”実”にするから手が上がらない

  ここで@@を使ってみます。

  すると

  手の甲側に”虚”が生まれます。

  逆に手のひら側には”実”ができます。

  そして手を挙げてみれば

  ハラリと難なく上げることができるのです。

  これ実はぶつけて抜く技術のアプライド編といったテクニックです。

  ここから先は力の流れを切らさずに動けば

  呼吸動作になります。

  相手の力をはね退ける大きな力があれば

  こんな技術はいらないかもしれない・・・

  しかし筋力によって大きな力を生み出す必然は否定しないものの

  加齢によるパワー消失や

  自分より筋力に勝る相手がいないとも限らない

  つまり世に絶対はない。

  絶対はないかもしれないけれど

  もし絶対的な強さがあるとしたら

  統一体かもしれない

  それしかないと思います。

  合気道ではより

  大きな力を筋力により生み出すという発想はない。

  自身の内観に聞いてこそ

  その力は見つかるというものです。



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