合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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・合気道はやってはいけない その5

2020年07月26日 | 合気道
・合気道はやってはいけない その5
本当のテーマは
『合気道をするならゴールから』です。
鴻心館は合気道を教えています。
 がしかし、合気道を無条件に
 すすめるつもりはありません。
 体験者(無料・有料の区別なく)にも入門を勧めません。自分自身で判断していただいています。

合気道ができるようになりたい。
入門してくる方の何割か、ほとんどの人はそう思っています。

では、
そういう方々にきいてみます
「合気道で何が出来るようになりたいですか?」

すると大勢の方は、

「健康を考えて」とか「精神を強くしたい」と答えます。

ちょっと考えてみますと、
「ウォーキングすることも、暴飲暴食をひかえるのも、睡眠時間を確保するのも、ストレスとうまく付き合うのも・・」
健康を考えるということにおいては、健康を考えています。
健康的な人になる、それはいろんな重要なファクターがあります。

合気道で健康的になりたいというのは、
あらゆることはあれど、合気道で健康になりたい、健康を維持したいと、
そう言っているのに等しいということ。

私たちは、健康を維持するように生活し、それを保つことをする時間には限りがあります。
その健康を維持するために使う機会となればさらに限定されます。
そんな日常生活の中で

「合気道で健康を考えて」とか「精神を強くしたい」というゴール設定は
あまりにも「甘すぎる」つまりずさんだと思います。

鴻心館に入門される方は
「ちゃんと合気道を学びたい」というゴール、目標を設定している生徒さんは
「健康」目的のレベルではないと思います。

もっと進めて
「学んだ合気道で、相手を説得できるツールに変えてみたり、護身に使えたり」
そういう現実で抽象的じゃないゴール設定に変えてみませんか?
というはなしです。

合気道をするならゴールからです。
「ただなんとなくやってみたい」というのは、20才未満の学生・生徒・児童ならいざ知らず
社会人の目標設定としては甘すぎます。

合気道をやることの目的は人それぞれある。 それでいいのです。
しかし、合気道をやること(目的)を限定すればするほど
稽古プランね修行プランが明確になります。

つまりぶれません。
すると二、三年で辞めるという事にはならないはずです。

合気道は武術(武道)です。
合気道を練習、稽古するということにおいて、私たちは
「合気道を使って自分自身や家族を護る」ことに範囲を限定して稽古をするのが本道です。
当会はそういう考えです。

コンセプトはぶれてはいけません。





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