合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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靴が鳴る-お手てつないで・・・

2016年09月17日 | 合気道
靴が鳴る-お手てつないで・・・


お手てつないで

野道を行けば

みんな可愛い

小鳥になって 唄を歌えば 靴が鳴る


作詞 清水かつら

最近、唱歌(研究家)にはまっています。

小学校一級免許過程(仏教大学 教育学科)で少し学びましたが

上の合気道ユーチューブ動画では、手をつないで

その相手の手ではなく、2人を引っ張る
(つまり影響を及ぼす)

という単純なことをやったものです。

唄の靴がなるは、1919年(大正8年)に発表された子供さん向けの歌です。

※大正8年ごろに靴を履いている子は稀だと思いますが
草鞋なんかが一般的だったはずで
そういう意味でも時代の先端をとっている歌詞です。

それはともかくとして

この歌は、アメリカではわりと有名だそうで

戦前の超アイドルで、名子役の可愛い、

シャーリーテンプルがレコードを出していたこともあり

アメリカの軍人さんたちにも知れ渡っていました。

シャーリー・テンプルはYouTubeで検索すれば見られます。

戦後、昭和20年まもなく

清水かつら(靴がなるを作詞)の家に、進駐軍のジープがやって来たそうです。

高級将校1人、運転手、通訳の3人。

将校がどうしても、靴がなるの作者に会いたくて飛んできたということ

アメリカ全土で人気だったみたいです。シャーリーも歌も

実は、アメリカには唱歌がすくなく

だから日本の子ども向けの歌が歌われていたとか・・・

日本では明治時代には、艶っぽい歌を歌う子どもが多かったため

大正初期だったか、明治の終わりごろか知りませんが

国が子どもが歌える唄創りを奨励したために、

唱歌が大いに作られ
流行ったという経緯があります。

ところで

合気道では、手をつないで崩すというのは

これ実は、皮膚接触なんです。

相手に、エネルギーを届けているのでもなく、骨を引っ張っているのでもなく

手を引っ張ってもなくて

このYouTubeに関心がある人は、多分いないでしょう。

あれば私よりも合気の出来る人です。

私も大したことはしていませんし、たいしたことは本当にありません。

しかし真の合気は奥深いので

分からない人には何を言っても分からないものです。

知らない世界(見えない世界)を肯定できる

そんな人にだけ見て頂けたらいいと今は思っています。





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