頭で考えると遅れー内感覚で ◇2016年合氣道演武大会より
学習塾SOLAというのを運営して
小学生・中学生に教えていますが
合気道は
勉強と同じで深くやればやるほど面白くなるものです。
嫌々だと
勉強をしても成績もそんなに伸びないし
絶対に面白くありません。
中学の歴史でも、
「1582年、明智光秀が謀反を起こして京都本能寺で織田信長を襲撃した事件」
こんな事実だけ覚えても勉強は全く面白くないものです。
ではどうしたら面白くなるか?
資料やビデオなんかでいいから
これを調べて裏側ではこういうことが行われていたとか
そのとき秀吉は動きがとれずどこどこに居たとか、
家康は堺で遊んでいたとか・・
そういう周辺の知識がある程度集まってくればくるほど
一つの物語が自分の頭に出来上がってきて
面白く、興味深くなってくるものです。
合気道もこれと同じです。
修行が進んで
体術としての合理性、意識とはなにか、
はたまたその作用
姿勢の不思議や内部感覚
皮膚接触の妙・・・
そんなこんなで合気道という武術で
一つのストーリーが出来上がってくれば
俄然面白くなり、合気の奥を知りたいとなってきて
練習に熱もはいります。
何事も続けるには技術、テクニックがいります。
勉強も合気道もおなじです。
また続けていく上で誰しも
いつでもモチベーションが高いとは限らないし
壁もいくつもあります。
”何かを続けていけている”という
メタファー
それは、
「よいサイクルに上手く乗れている状況が続いている」ということ。
上の動画も私自身
見直すと
・相手に合わせる
・間合いをとる
・腕をとる(一教の応用)
・崩しを投げに換える
・放出する
いろんなことが、あとから客観的にみえてきて
面白いものです。