一教を合気道のクラスでは真っ先に
毎回、必ず稽古をしていきます。
一教(ikyou)は、形は関節技。
関節技は、「痛い」
つまり
相手に100%効果がある。
というのは違います。
効果がありますが、
それは条件付きです。
剣術、居合で
刀で刺されたとします。
痛いですね、
通常は。
しかし痛みをほぼ感じない人がいます。
これもある条件付きです。
一教もこれと同じです。
人間だものですね
野生動物は違います。
100%痛いです。
武術講座の
lessonで教えることですね。
今日は
中学校の授業で
電熱線(2Ω)を使って実験をしてました
でも一か所だけ
教科書どおりではなく
条件を
変えて実験しました。
(写真からわかるかもしれません)
それで
温度変化を記録していき
グラフを書きます。
次回は
教科書通りに実験をして
それを比較して教えるというものです。
合気道での指導内容も
一面だけ、一場面だけ、ひとつの部分
一方向、一理だけ教えるのは
片手落ちだと自分に言い聞かして指導するようにしています。
生徒さんに
その理解に応じて
一教もいろんな角度から指導していきます。
そうじゃないと、
教科書通りの使い方しかできません。
(絶対にというわけでは勿論ありません)
日本の指導(教育)の仕方は、両極端だと思っています。
世界から見てもそういえるのです。
(これも全てではないですよ)
詳しく述べるのはここではしませんが
世界一般から見たら
日本人の大人は
理科は好きではありません
関心もあまりありません
しかし、
子どものころは世界トップクラスの成績(理科)なんです。
理科が得意な子、好きな子でも
高校と
社会へと進むにしたがって
理科嫌いが増え、ほとんどの人が理科を苦手とします。
これは世界的にも不思議がられています。
では、
どうしてそういう事が起こるのか。
それは、
中学と高校の理科教育に問題があるのが一因だと
個人的には思っています。
小学校の理科は
生活に密着した傾向の
実験や観察などがあり楽しいのですが
中学校や高校になっていくにしたがって
いきなり
理論的になっていき
訳が分からなくなるんです。
(これも詳細を書きたいところですが割愛します)